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よろず屋 -無い物は-  作者: 幹藤 あさ
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11話

「わたし以外の3名も役目に戻れば…わたしが今、3人を連れ帰る為に役目を離れたので死鬼が出現してしまいましたが…」


「居場所は分かってらっしゃるんですね?」


むつが確認をすると、地蔵は頷いた。


「なら、お任せするしかありませんね…鬼は何とか引き受けます」


仕方ないかと、溜め息をつきながらむつが言うと、地蔵はゆっくりと目を開けた。


「出来ますか?」


「ここの、この結界から出さないようにするくらいなら、出来るかと…」


「ゆっくりはしてられませんね」


地蔵が顔を上げると、むつもつられたように顔を上げた。大きな手が頭上にあり、むつは息を飲んだ。


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