表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋 -無い物は-  作者: 幹藤 あさ
626/753

11話

むつの声に気付き、颯介も同じように大通りの方に視線を向けた。むつが何を不思議に思ったのか分かった颯介は、目を細めた。


「変だね」


「やっぱり?」


2人が真剣な眼差しで大通りを見ていると、冬四郎と西原もつられたように見た。最初は2人が何を変に思っていたのか分からなかったようだが、冬四郎はあっと声をあげた。むつと颯介の視線が冬四郎に向くと、冬四郎は目を細めて2人を見返した。


「…向こうは揺れてないみたいだな」


西原も気付いたのか、呟くように言うと、むつが頷いた。4人が居る所は、だんだんと揺れが落ち着いてきていたが、まだ上にある電線は波打つように揺れている。だが、大通りの方は何1つ揺れてはいない。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ