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よろず屋 -無い物は-  作者: 幹藤 あさ
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11話

颯介が落ち着いた声で言うと、冬四郎と西原は頷いた。片膝を立てていた3人は、すぐに移動が出来そうであったが、完全に座り込んでいるむつは立てないでいる。


「立てそう?」


「…ん、何とか」


地面に手をついて、膝立ちの状態になると、颯介に手を借りてよろよろっと立ち上がった。まだ揺れは収まってはいないが、突き上げられるような感覚はなく、少しずつ収まってきているようだった。


4人は地震のあった場所から離れ、ブロック塀に手をついて揺れに耐えていた。


「ようやくだな」


収まりそうだなと冬四郎が言うと、むつは頷いた。だんだんと揺れが収まってくると、むつはほっとしたように息をついた。

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