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よろず屋 -無い物は-  作者: 幹藤 あさ
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10話

祐斗からの電話に出た時、意地悪するかのように女が、曲がったバットを振り上げてきた。それを日本刀で受け止め、むつは携帯を颯介に投げた。颯介と祐斗がどんな会話したのかはよく分からなかったが、祐斗が頑張ると言ったならそうなのだろう。だが、通話を終えてからも祐斗はなかなか、こちらには来ない。


連日の疲れと体調不良。それに、女に対しての恐怖心からか、むつの身体は思ったほどには動けてはいない。それが気が気ではない、他の3人はむつから目を離さないようにしているし、側を離れないようにしている。特に冬四郎と西原は、むつの側に居て危なくなったら襟を掴んで引っ張り後ろに放り投げるようにしている。


「危ないんだけど…」


「お前がな」


冬四郎に無理矢理下がらされ、西原に受け止められたむつが文句を言うと、西原は困ったように溜め息を洩らした

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