表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋 -無い物は-  作者: 幹藤 あさ
54/753

2話

暗くなり、何とか2件分の報告書と請求書を作り終えた祐斗は印刷して、チェックをして貰う為に山上に見せた。颯介はまだ戻ってきておらず、仕方なく山上に見せたのだが、チェックをして貰っている間、祐斗は立ったまま待っていた。


「うん、明日むつにも見せろ。で、むつがダメ出ししたら、ダメだし、良いって言ったら良いし」


山上の微妙な返事に祐斗は、喜ぶ事も出来ずに席に戻って片付けを始めた。


「湯野ちゃん戻ったら、行くか…むつは今戻ってきてる途中らしいからな。あと3時間もしたら着くってよ」


「そんなに遠くまで行ってるんですか?」


「あ、あぁ…そうだな」


「ってか、細かく連絡してきてるんですね」


「そりゃあな…あいつが話たいって言ってて戻って来ないじゃ、湯野ちゃんと祐斗を引き止めておけないだろ?」


「まぁそうですね…みなみに、社長は話の内容知ってるんですよね?」


「昨日、むつから聞かされたからな。せど、詳しくは知らないんだ。むつが、湯野ちゃんと祐斗にも話たいって言ってたからな。その時に一緒に聞けばいいと思ってな」


「西原さんの事ですか?」


「ばか、ちげぇよ。まぁ西原ともまぁ…何かあったみたいだな。でも、それは聞かないで居てやれよ。今日はな」


「はぁ…気になりますけど」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ