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よろず屋 -無い物は-  作者: 幹藤 あさ
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6話

それなら家で、ゆっくりしたら良かったとむつが言うと冬四郎と西原は顔を見合わせた。


「まぁ…そう言うなよ。むつ、全然飯食ってないだろ?神社でほらお前が肩に乗った時も宮前さんの上に乗った時も軽いなって話になったんだよ。だから、食わせようと思ってさ」


「…太らせたくて呼び出した?」


「そういう事だから食べなさい」


「菜々とこさめがご飯作って待ってる」


「え、まだ居るのかよ」


「あら、先輩は菜々に会いたかった?一緒に来たら良かったね」


「いや、いい。うるさいから」


西原はそう言ったものの、にこにこと笑みを浮かべている。顔を合わすたびに口喧嘩をしているが、むつはそれが仲の良い証拠だと思っていたし、何でも言い合えるののが羨ましい事だと思っていた。

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