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よろず屋 -無い物は-  作者: 幹藤 あさ
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6話

ぼんやりと電車に揺られていたむつは最寄り駅で降りて、改札を出てから携帯を取り出した。冬四郎と西原、どちらにかけるかで悩んだ。かけてきたのが西原だったから西原なのかもしれないが、冬四郎に駅に着いたら連絡すると言っていた。少し悩んだが、着信履歴の1番上にある西原にかけた。


『はい、西原…って知ってるよな』


「知ってます。駅着いたよ」


『分かった。迎えに行くよ。寒いかもしれないけどちょっと待っててくれるか?』


「うん。駅の入り口の所に居るね」


『分かった、じゃあちょっと待ってろな』


「はーい」


冬四郎も近くに居るようで、西原は迎えに行ってきますと聞こえた。そして電話は切れた。西原が迎えに来るのか、と思うと少し緊張もした。余計な事は考えないようにしようと、むつは空を見上げた。

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