表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋 -無い物は-  作者: 幹藤 あさ
274/753

6話

一眠りしたが、服はぼろぼろ傷だからのむつは明日、通常に出社するようにして今日は帰るように山上と颯介から言われた。確かに、あちこち傷だらけで服もやぶけている。素直に頷いたむつは、バイクの鍵を持った。


「バイクで帰るの?大丈夫?」


「大丈夫だよ。ここまで車運転してきてるんだよ?それに、ちょっと寝たし大丈夫」


颯介が心配そうな顔をしていたが、むつは大丈夫だと言い、マフラーを少し下で巻いて胸元を隠した。駐輪場に置いてあるバイクにまたがり、ヘルメットをかぶった。スリップして転んでから乗ってなかったからか、少し緊張はした。だが、エンジンをかけて走り出してしまえばどうって事はなかった。


平日の昼間の道は空いていて、走っていても気持ちがいい。電車のように時間通りにとはいかないし、冷たい風で頬は痛いくらいだが、そんな事は気になりはしなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ