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よろず屋 -無い物は-  作者: 幹藤 あさ
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5話

「飛び降りた…って事ですか?」


「たぶん。急に足音がしなくなったからな…けど、ここから飛び降りて無事でいれるか?」


「ひゃくぱー普通なら助からない気がします。暗くて分かりませんが、結構な高さがある気がしますよ」


「だな。捜索は明るくなってからだ…戻ろう」


悔しそうな顔をしている冬四郎だが、むつも心配なようできびすを返して、さっさと来た道を戻っていく。


「女の顔、見たか?」


「はっきりとは…前髪が邪魔で」


「俺もだ。犯人は男だと思ってたけど…違うのかもしれないな。それに、殺人とは関係ないのかもしれない」


「別々に考えて…地蔵の方は完全に、よろず屋に任せても良いんじゃないですか?」


「でも、むつは…関係ないなら、連絡させないと思うけどな。あぁ考えても思いつかねぇ」


ずんずんと戻っていく冬四郎は、やはりむつとよく似ていて考えるより行動派のようだった。


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