表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋 -無い物は-  作者: 幹藤 あさ
204/753

4話

「分かった。その辺は西原君に任せたら大丈夫だろうし…連絡はむつの携帯で良いのか?」


「今日、明日中には調べてメールする」


「うん、お願いしまーす」


「で、谷代君の言ってた防犯カメラな…あるにはあるけど…何にも映ってないんだよな。いや、移ってるけど天気の関係なのか分かりにくくてな」


「あたしらでも見れる?」


「それは流石に無理だな。警察からの依頼なら見せても問題ないけどな…」


「だよね。ありがと」


ぽすっと背もたれにもたれたむつは、うーんと首を傾げていた。


「ま、いっか。明日だね、明日」


「そうですね。明日は防寒しっかりして来ないと…むつさん、今日は早く寝て風邪も引かないようにしてくださいよ」


「はいはい。それさっきも聞いたよ」


今日の仕事は終わりと言いたげに、むつはこつんっと窓に顔をつけると目を閉じた。かなり眠かったのか、すぐにくぅくぅと寝息をたて始めた。


「先に谷代君を送るか…」


むつが眠った事に気付いたのか、先に祐斗を送り少しむつを寝かせといてやろうと呟いた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ