表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋 -無い物は-  作者: 幹藤 あさ
200/753

4話

駅前の喫茶店にやってきた2人は注文を済ませると、交代でトイレに行った。店内は、サラリーマンや仕事帰りのOLのような人たちで、少しずつ混んでいて話し声、笑い声が響いていた。うるさいくらいではあるが、つい先程まで生きた人が居ない場所に居た2人にとっては、ほっとする空間となっていた。


「…眠ったぁ」


テーブルで頬杖をついているむつは、ふぁふぁと大きな欠伸を連発している。むつが欠伸をすると移ったのか、祐斗も同じ様に大きな欠伸をした。2人して眠そうにしながら、目尻に浮かんだ泪を拭った。


「今日はちゃんと寝てくださいよ?」


「分かってる。それより、社長にこれから帰るって連絡入れといて。あと、明日は何時にしよ…昼過ぎ、15時とか?に出社するって伝えて。夜の監察したいからって」


祐斗は頷いて、メール画面を開いて文章を打っていたが途中から分からなくなってきたのか、むつに携帯を渡した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ