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よろず屋 -無い物は-  作者: 幹藤 あさ
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4話

何処に行こうかという話をしながら、ぶらぶらと歩いていた4人は、颯介の提案で新しく出来た飲茶の店に行く事にした。まだランチには早い時間だからか、店内に客は少ない。飲茶と言っても、点心ばかりではなく色々なメニューがあった。颯介曰く、女性客が多いらしく、コラーゲンなんちゃらとやたらと、美容を意識したネーミングのメニューが目立っていた。


「今のむつさんに必要な物ばかりですね。ほら、顔色悪いですからビタミンとらないと」


ちゃかすように祐斗が言うと、むつは祐斗の足をぱちんっと叩いた。むつも少しは、コラーゲンやらビタミンやらの言葉に惹かれていたようだったのか、1つだけコラーゲンたっぷり小籠包をと言った。


美味しく食事を済ませ、ジャスミン茶のゼリーで口の中をさっぱりさせると、4人は混んできた店から出た。


「まだ…少し、あれだな」


「足りないですね」


祐斗と山上も物足りなかったのか、軽くと言って、事務所近くの喫茶店にむつと颯介を連れて入った。祐斗はカレーライス、山上は海老ピラフを食べている。むつと颯介はコーヒーを飲みながら、それを眺めている。

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