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よろず屋 -無い物は-  作者: 幹藤 あさ
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3話

颯介と祐斗がロッカーに荷物を置きに行っている間に、むつはコーヒーをいれて机に置いた。遅刻ぎりぎりになって、ようやく山上がやってきた。眠そうな顔をしている。


「おはよーさん、むつ俺にも」


「はいはい」


むつはコーヒーをいれて戻ってくると、山上に手渡して自分の席についた。山上はコーヒーをすすり、同じ様に席に座って、コーヒーをすする3人を見回した。


「…揃いも揃って、酷い顔してんな」


「3人は何?何時まで呑んでたのよ」


「確か、4時くらいまで…」


颯介は欠伸をしながら言うと、祐斗はうんうんと頷いた。


「俺は…途中から記憶ないっす。西原さんと口喧嘩したのは覚えてるんすけど…内容までは」


西原の名前が出ると、むつはぴくっと頬を痙攣させた。颯介も祐斗も気付かなかったようだが、山上は見逃さなかった。


「宮前さんは2時頃には帰ったんでしたっけ?俺は、どうやって帰ったんですか?」


「祐斗君は、社長が送ってくれたんだよ。起きたと思ったら、また寝ちゃって、起きなかったからね」


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