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桜のトンネル

作者:斑鳩あおい
最終エピソード掲載日:2026/03/20
春——
桜が舞うその道で、二人は再会した。

「また桜が咲いたら、ここで会おう」

三年前の約束。
それは、ただの思い出のはずだった——



だが、その再会は
“止まっていた時間”を動かす。



彼女は言う。
「事故のとき、誰かに押されたの」

彼は言う。
「同じ頃、俺も意識を失っていた」



二人が手にした、一台のカメラ。

それは——
過去と未来を写すカメラだった。



写真に映るのは、近づいてくる影。

一枚、また一枚——
距離を詰める“存在”。



そしてついに、その正体が明らかになる。

「……父さん?」

それは、もうこの世にいないはずの人。



なぜ現れたのか。
何を伝えようとしているのか。



やがて明かされる、三年前の真実。

あの日——
守られたのは、命だけじゃなかった。



最後にカメラが写したのは、
まだ訪れていない未来。

手をつなぐ、三人の影。



「この未来、一緒に作らない?」



春が終わる前に、きっと涙する。



『桜のトンネルの先』

——あの日、君を守ったのは、
過去と、未来だった。
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