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第4話 山

テントに戻った久世に無線の音が響く

「私だ」

「よう篠宮、どうした?」

「ああ、ブリーフィングの内容、私も聞かせてもらった。これは随分厄介だな」

篠宮の声にはいつもより緊張感があった

「ああ色んな国が関わってそうだな。まさか菊東からPMCを送ってねぇよな」

久世は冗談交じりに話す

「そんなことをするほど上層部は狂ってないよ。気を使わせて済まないな」

「明日からの行動について上からの指令を伝える」

篠宮の空気が変わった

「明日から玲司くんにはリディヌイル南東に位置するヴェルホ山に向かってもらう。」

「山!?まさか例のSOKRに会いに行くってわけじゃねぇよな?」

「室長風に行ってあげよう そのまさかだ」

「おい、まじかよなんの目的で行くってんだ?」

「君はもともとルドエゴ地域の戦火の原因となぜ多くの勢力が介入しているのか探りに来ている。その中で、おそらく君を見て即排除行動を取らない勢力はSOKRだけだ、こちらのデータベースで調べたところ、SPEKは即時発見、即時排除を重きにしているため危険だ。赤マスクの集団はこちらにも情報がなかった。よって君には山岳地帯に潜入してもらう。」

久世は、篠宮が自分を使い潰すための駒と思っていないことはわかっている。だがこんなのあまりに自殺行為だ。だが、この戦争を早く終わらせるにはやるしかない。

「わかった。」

久世は覚悟を決めた。

「そう言ってくれてありがたい。そして君にとっては朗報だ。明日、君の助手が配属される。自衛軍出身のエリートだ、君と仲良くやれるかはわからんが君と似たような性格を持ってる。彼と合流した後、ヴェルホ山に向かえ。いいな」

「ああ」

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