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エカリス巫女団 ①

「オース様とエナ様のデート、うまくいってるのかな……」


 部屋の隅に置かれた小さな木の椅子に一人で座りながら、アンリリズは窓際に顔を寄せ、遠くの城外にある丘の上に次々と打ち上がる花火を見つめていた。


 無数の美しい花が夜空に咲き誇るかのように、かすかな火の粉は瞬く間に闇に消えていく。


 次に続く花火が、前の花火の儚さをかき消すように。


 無限の喜びで時間が満たされていくように感じ、彼女の内心の寂しさも次第に薄れていった。


「エナ様はアンダール公爵のご息女だし、オース様とお似合いですよね。」


 まるで自分が呟いていることに気づかないかのように、彼女の瞳には明るい花火の光が映っていた。


「エナ様と結婚すれば、オース様もきっと幸せになれるでしょう。」

「二人で世界中の素敵な場所を巡って、数え切れないほどの貴重な思い出を作るんでしょうね。」

「明るい教会で、一緒に赤い絨毯を踏みしめ、神父様の祝福を受けて、互いにキスを交わす。」


 なぜだか分からないけれど、寂しさは消えたものの、理由のない焦燥感が心を掻き乱した。


 耳に響く花火の音すら、今や耳障りで騒々しく感じられる。


 アンリリズは突然恐怖を感じ、立ち上がり部屋の中を行ったり来たりし始めた。


「私、何を考えてるんだ……オース様はエナ様と一緒にいるべきなんだ。」


 何度も同じ言葉を繰り返してみても、自分を説得することはできず、抑えきれない不安が心の中に膨らんでいくばかりだった。


 コンコンコン。


 扉が軽く叩かれた。


「アンリリズ様……私です、リンです。」

「リン様?どうしてこちらに?」


 アンリリズの考えでは、リンも自分と同じように部屋で主人を待っているはずだった。


 しかし、今、扉の外に立っているリンは、不安そうな表情を浮かべていた——


 それは彼女自身が今感じている不安以上に強い感情で、まるで何かを恐れているようだった。


 まるで死を目の当たりにすることを恐れているかのように。


「オース様とエナ様のデートの邪魔になるかもしれませんが……やはり、私も向かうべきだと思うんです。」


 リンの言葉は少し謎めいていたが、アンリリズはあまり深く追及しなかった。


 彼女自身も、心のどこかでオースに会いに行きたいという、わがままな気持ちがあったからだ。


 目的は違っても、行動は一致していた。


「ただ、アンメンの町は広すぎますから……エナ様たちを見つけるのは本当に難しいでしょうね。」

「リン様、信じていただけないかもしれませんが……実は、オース様たちが今どこにいるかを見つける方法があるんです。」


 しょんぼりと頭を下げていたリンは、その言葉に驚き、目の前のアンリリズを見つめた。


「すぐに出発しましょう……もしリン様の心配していることが本当に起こるのだとしたら、そのような事態をオース様一人で対処するのは難しいですから。」


【大事なおはなし!】



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初めての小説創作なんですけど、何卒よろしくお願いいたします!

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