第5画.人物キャラの全身を描こう
体、描くの苦手なひと多いですね。
好きなマンガやアニメのキャラを模写するのはいいですが。
顔だけばかり、描いていませんか? しかも、特定の向きの顔ばかり。
右利きにとって、右向きの顔(むかって左)は描きやすいみたいで。
私も、はじめは左向きの顔はもちろん、正面を向いた顔も描きにくかったものです。
そして、体。
腕よりも、脚のほうが難しいと思います。手・指は簡単ではありませんが、意外と足首から下も難しいのですよ。
で、同じ角度でばかり描いていても、描けるものは増えないので。いろんな角度の顔を。そして、いろんな表情の顔を描くといいですね。
ん? いいですね、じゃねえだろって?
いや、そこはもう、まずは描いてみましょうとしか言えません(笑)
描くコツはあとまわし。とりあえず、挑戦してみてください。
で、内容のある(?)ことを言うのは、ここから。
顔を、描いたら。
つづいて、体も描いてみませんか?
全体のバランスとかは、いきなり気にしなくてもいいです。顔の延長で、首、肩、腕、と上半身が描けたら。模写する絵が全身絵かにもよりますが、できれば脚まで描いてみましょう。
え? 失敗するからやだ?
そこです!
せっかく、顔はうまくかけたのだから、体を失敗してだいなしにしたくない。その気持ちは、よくわかります。
だから。
顔をうまくかけて、体にチャレンジする気がおきないとき。そんなときは、無理に描かなくてもいいのです。
逆に、顔を描くのに失敗したり、いまいちだと感じたとき。
いまこそ、体まで描くのにチャレンジしてみませんか?
どうせ、もう失敗作なんですから。
体を描くのにも失敗して、とても見られたもんじゃなくなっても、ダメージはありません(おい!)
どうせ、体を最初からうまく描けるわけないんですよ。だって、私たちは「へたっぴ」なのですから。
だったら、失敗していいときにちゃんと失敗しときましょう。それが経験値になって、いつかはちゃんと体が描けるようになる——と、いいなあ。
失敗してもいいときに、失敗するつもりで全身を描いてみる。
これが、人物キャラの全身を描けるようになるために、大事なことだと思います。
ほら、描いてみましょうよ。
私は、脚(とくに足首から下)を描くのが苦手!