第4画.好きなキャラを描こう
いろいろ描きました。
楽しくお絵描きするには、何を描くか?
風景や、無機物を描くのが好きなかたもいらっしゃるでしょうが、私はあんまり(苦笑)
むしろ、人物や動物描くほうが楽しいタイプです。
写真から絵にするより、すでに絵になっているものを模写したほうが難易度はさがるはずですので。
われわれ「へたっぴ」としては、まず好きなキャラを模写してみましょう。
人物キャラでも、動物キャラでもいいですよ。
好きな——とは言いましたが、「気の向く」という意味で、愛情が向けてられていないキャラでも問題はありません(笑)
もちろん、好きなキャラのほうが楽しいでしょうが。
とにかく、描きたいもの描いてみましょ。
でもあまりに「へたっぴ」だと、出来の悪さに楽しくない。
だったら、お絵描きを楽しむためにも、少しでも上達に繋がるものを描きたい。
それならば、描くものを選ぶポイントがふたつ。
① 描きやすいキャラ
② じぶんのめざしたい絵柄に近いキャラ
① 描きやすいキャラ
シンプルな絵柄だったり、なんとなくうまくかけそうなキャラを選びます。
難しいキャラや、苦手なキャラを描けるようになるためにも、まずはとっつきやすいところから始めましょう。
チャレンジもいいことですので、やる気があるなら難しいキャラ、苦手なキャラにもどんどん挑戦して欲しいとは思いますが。
そこに至るまでは、ある程度いろんな絵を、ある程度の量、描いておきたいです。
楽しく、すらすら描くためにも、最初はやっぱり描きやすいキャラからかと。
② じぶんのめざしたい絵柄に近いキャラ
「へたっぴ」は、まずじぶんの絵柄を、より好みなものにつくりあげることが重要(と思う)ですので。じぶんのめざしたい絵柄に近いものを、たくさん描いて。
じぶんの絵柄をつくりあげる糧としましょう。
ですが、絵柄をつくる過程では、あまりいろいろ描きすぎると迷走してしまうおそれもあるとはいえ。いろいろ描くことによって、自分にあった絵柄をみつけることもできます。
好みの絵柄を広く描いて、だんだんじぶんの絵柄の方向性にあったものをしぼって、それを描く量を増やしていければいいかと思います。
模写の目的は、お絵描きを楽しむことももちろんですが。
じぶんの絵柄をつくるための「学習」でもあります。
スポーツで、好きな選手のフォームを真似して、じぶんのスタイルをつくっていくのと似ていますね。
スポーツ同様、そのスタイルが好き/嫌いだけでなく、向き/不向きもありますので。のぞむような絵柄をつくりあげるのはむずかしいかと思いますが、とりくんでみてください。
じぶんの絵柄ができて、それを好きになれたら。お絵描きがもっと楽しくなりますよ。
昔、描いてたマンガやアニメのキャラの話をすると、絵柄に出てるねって言われるのは嬉しいものです。