第11画.骨格・筋肉にこだわらなくていい
骨や筋肉の名前わかりません。
洋画のDVD特典でみたのですが。
CGで、犬だか猫だかを描くのに、まず骨格からつくって、正しい動きを再現するって言ってました。四足のガイコツの生き物を、動かして。そこに、あとから筋肉と皮膚をのっけるのです。
また、絵の描きかたの本でも。骨格や筋肉のつきかたを、理解して 描くとありましたし。顔でも、筋肉が表情を作るんだから、それを理解して描くようにって。
でも。
われわれへたっぴには、なかなかハードルの高い話で。
顔の表情はともかく、体を描くのにはあるていど、筋肉の描きかたは学ばねばなりませんが。
ですけど。
私、鎖骨以外(!)の骨って、あんまり意識して描くことないんですよね(ガイコツキャラは別、笑)。
理由はふたつ。
ひとつめ。
単純に難しいから。
きちんとした骨格や筋肉を理解するのは、へたっぴな絵を描くより、よっぽど勉強が必要です。
そもそも、理科室(か準備室)にある、ガイコツや筋肉模型みたいなやつを描けなきゃいけないようなもんでしょう?
そんなのを、「へたっぴ」に要求されても、困ります。
そこまで描けなくても。鎖骨と、マッチョに見せる部分の筋肉を描ければ、なんとかなるはずです(たぶん)。
ふたつめ。
らくがき、あるいはイラスト・マンガ風にデフォルメされたものを描くには。デザイン上、必ずしも、骨格や筋肉のつきかたを考慮して描かなくてもいいから。
だって、リアルなものを描きたいなら、ともかく。
マンガっぽい、可愛いキャラ描きたいのに、関節がどうとか、気にしますか?
むしろ、骨格・筋肉にこだわることなく、わかりやすい表情や、ポーズを描いたほうが。「へたっぴのお絵描き」としては、楽しいものが描けます。
だから。
骨格や筋肉から、描く必要はないのです。
もちろん、できればできるにこしたことはありませんけどね。
われわれ「へたっぴ」が、そんな描きかたを耳にして。自分には無理だと筆を折ってしまうことが、ないように。
あえて、言います。
骨格や筋肉にこだわりすぎる必要はありません!
むしろ、上達したら。オプションとして、いつか学んでおきたいな、くらいでいいんですってば。
「へたっぴ」の絵は。
リアルさよりも、「なんとなく成立している」ことを目指せばいいのです(暴言)!!
鎖骨は描きます(笑)