表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
銀河コンビニぎゃらくしぃ  作者: てらだ
66/186

火星のお姫様(『新生する世界』編、始)

地球、旧英国領であった都市、ノッティンガムにある大手放送局バートランド社の前には人集りが出来ていた。


 老若男女多種多様な野次馬達とニュース屋、そしてそれを威嚇するテランガードの軍人達の集団。


 スパイ・ドローンと駆逐用のドローンハンターがそこら中を飛び回り、這い回りながら人間達の代わりに戦っていた。


 注目の的になっているのは今、生放送番組に出演中のある一人の人物だった。




 太陽系に爽やかな春風を吹かせた一人の女性──




「みなさんこんにちは! 『連邦経済NOW!』司会のハリマで~す。なんとこの番組、もうすぐ10周年を迎えるんですよ!」


「アシスタント生活6年目に突入! 早く寿卒業したい! 異星人でもトカゲでも何でも構いません、新たな出逢いに餓えてるミレイで~す!」


「トカゲ? ミレイちゃん非人間型の旦那様でもオーケー?」


「連邦通貨に交換可能な資産を持ってれば昆虫でも触手でも大丈夫!」


「はい、結局は金! 相変わらずゲスだねぇ! だから付き合ってもすぐに逃げられると思うのよボクは」


「人間の男には絶望してます……」


 司会者は苦笑いしながら肩をすくめた。


「ええとね、そんなゲスいミレイちゃんは今日のゲストさんから男性にモテモテになる秘訣でも学ぶと良いと思うよ」


 連邦経済NOWは一言でいうと個人投資家向けの情報番組だ。


 少し詳しく言うと毎回、大企業のCEOから個人店主、オモシロ露天商まで多種多様なゲストを招いて一時間、経済関連のトークを中心に、火星のお笑い芸人出身のベテラン司会者ハリマが切り盛りする堅苦しくない経済バラエティー番組である。


 それまで流れていた軽妙な音楽から一転、荘厳な雰囲気のオルガンと管楽器の演奏が始まる。キラキラと光る電飾で埋め尽くされた門から淑女が姿を現した。


 白い肩、胸元が緩やかなV字にカットされた深青のドレスの上から薄い素材の透明度の高い桃色のヴェールを羽織っている。腰から下はゆったりとした作りで身体のラインを出さないようにしている。爪先部分が軍艦の衝角のように尖った靴──軍艦を模した少し奇妙なデザインの大きめの靴だった。


「今日のゲストは皆様ご存知、政党・木星帝国皇女にしてコンビニエンスストアぎゃらくしぃグループ代表取締役ユイ・ファルシナ社長でございます~!!」


 ユイ・ファルシナ皇女の頭の上には婚約者から贈られた銀細工のティアラが乗っており、ユイの黒髪の輝きをより一層光り輝かせていた。カメラ・ドローンは上から下までなめるようにユイを撮影する。


「おはようございますハリマさん、ミレイさん! はじめまして、私ユイ・ファルシナと申します、このたびはこのような席にお招きいただきまして──」


 ユイは事前打ち合わせで正面に立つように言われていたメインカメラを無視して司会とアシスタントの女の子に向かって膝を軽く折りゆっくりと頭を下げて挨拶をした。


(お姫様! カメラ、赤のメインカメラ見て!)


 びっくりした司会者が小声でカメラ目線を促す。


「え? あ、はい。申し訳ございません、少々舞い上がっておりまして段取りを間違えてしまいました……」


 ユイは少しはにかんだように首を赤のカメラ・ドローンに向けると華がゆっくりと開花するように微笑んだ。左手で髪をかきあげ、前屈みになった事で強調された胸の谷間を右手で隠す。


 収録中のスタジオから男性スタッフの熱い歓声があがる。


「うなじ見せからの振り向きざまのカメラ目線コンボ、超あざといィィ!」


「でもかわいい!」


「もしかしてわざと間違えたのこの人!?」


「天然なのかあざといのかわかんねェけど取り敢えずサイコー!」


 既婚女性スタッフ達は眉間にシワを寄せて舌打ちするが若い娘はその仕草をお手本にしようと必死で角度を研究していた。




 スタジオ内が落ち着くまでぎゃらくしぃ号の紹介と利用者インタビューなどが流される。ユイを紹介する軽いトークから始まってハリマの話は早速店舗の話に突入する。


「いやー、コンビニエンスストアって想像していたより娯楽関係のサービスや嗜好品関係も充実してるんですね。確かにこれは人気出ると思います」


「そうですね、お安い物や必需品、日用品ももちろん扱ってるんですが船旅を楽しまれる方々向けの一風変わったサービスや高額な商品も取り扱っておりまして。この価格帯の商品は飛ぶように売れております! あとは書籍。元々は若い男性軍人さん向けの娯楽でしたが品揃えを充実させたら幅広い年代の方々や女性の皆様方にも広まりました」


「ここポイント、他の商船や公社の客船が見落としてた部分『船旅の充実』ですね~」


 アシスタントのミレイが要約したキーワードの文字列をホログラム・ボードに貼り付ける。


「大手の銀河公社さんが必需品をしっかり取り扱ってくれているからこそ、私共のような一介の小売りが冒険出来るのです」


「軍人さんの愛好者が多い感じですけど」


「はい、辺境パトロール艦隊の皆様方は今でもお得意様です。アラミスでは海賊さん達の標的になるだけでなくお客様がそのまま強盗に変化する事も多いので軍艦と懇意にしておく事も重要でした。地表での取引と異なり電信による銀行口座振込での詐欺や未払い案件も多くて。軍人さん以外の初対面のお客様からは通貨や貴金属、各種希少資源などで支払って貰ったり、必ずしも順風満帆ではなかったです」


「そ、そーなんですか。海賊に代金踏み倒し──リスクと隣り合わせなんですね~、大変だ」


「軍艦並の戦闘力を保持しているだけでなく、船内の警備にも細心の注意を払ってきたからこそ、何とか成立した業態だと思います。そうこうやっていると2ヶ月ほどで海賊さん達は居なくなりました」


「そう言えばぎゃらくしぃ号が営業を始めてから治安が良くなった、みたいな意見もありました」もしかしたら海賊の方々にとっては私達のぎゃらくしぃ号の方がパトロール艦よりも怖く見えたのかも知れませんね」


 ユイは苦笑いする。


「なるほど『安心、安全』これも躍進のポイントですね。ぎゃらくしぃ号、確かにかなりの大型船ですし、ウェポンベイから砲塔を露出させたとこなんかかなりコワモテです」


「宇宙軍さんの方も思想犯の私を監視する任務があったようなので双方にとって良い関係だったようです」


「窮状を逆手に取ってチャンスに変えたわけですね!」


「はい、ふりかかる災厄も、悲嘆せずにポジティブに捉えれば天の恵みに変換出来るかも知れません。制限された環境下の方がビジネスチャンスに出逢い易いと私は感じています」


「素晴らしいお言葉です」


 ハリマは感心して思わず手を叩いた。


 ユイはその賞賛に頭を下げて恐縮すると、出された紅茶で喉を潤した。


「まあ、美味しい紅茶ですね!」


 紅茶は割と普通の物で特に美味しくもない、皇女が嫌みを言ってるのか本気で褒めてるのかわからずミレイもハリマも返答に困って愛想笑いを返す。


 どうもハリマはユイのキャラクターを掴みかねていた。


(え? 不思議ちゃん系?)


「ハリマさんは紅茶お好きですか?」


「え? あー、そ、そうですね。ボクはコーヒー党でして」


 話が脱線しそうになったのでミレイが慌てて軌道修正を始めた


「あー、ユイ様、これから支店を増やされる予定があるとか?」


「はい、お客様からの問い合わせが殺到しておりまして。三号店、四号店が既に準備中でクルーの募集も始まってます」


「その新しい三号店なんかも軍艦をベースにした武装商船になるのでしょうか」


(お、おいミレイちゃん──)


「はい、その辺りは既に宇宙軍の元帥閣下から許諾を貰っておりますので──ぎゃらくしぃ号と同等のハイドラ級巡洋艦から武装を大幅に削減した物を三隻ほど貸与させていただいています、現在は土星で改装作業をしていますよ」


「ひえっ」


「こ、これは一大戦力ですねえ、ワープドライブコアを載せた最新鋭艦が四隻、って半個艦隊に匹敵するというか」


 司会の2人だけでなくスタジオ内のスタッフの顔まで青ざめる、ユイの方は特に何も感じていないようだったがミレイは少し物騒な方向に話を膨らませ過ぎたと後悔していた。スタジオ内の空気が若干トゲトゲしい雰囲気に包まれる。


 ただでさえ旧英国領はクーデター騒動の際にテロの標的となった場所、些細な言葉にも人々は神経質に反応してしまう。


「──先日の宇宙軍内紛ではかなりの軍艦が破壊され軍人の皆様方に多くの犠牲者が出ております。そんな中で私共が航路をせわしなく移動する事が宇宙軍の治安維持活動の一助になる、という幕僚会議の判断で特別に貸与を許された形です。その責任は重大だと思いますね。今はリース契約という形ですが、ゆくゆくはちゃんと買い取りするか、軍艦として返却する予定です」


 ミレイの質問に真摯に応えるユイ。経済バラエティーというよりは生々しくも堅苦しい政治討論番組のようになってきた。


「こ、これは航路が益々安全になっちゃいますね!」


「いやー、ユイ殿下のお店、正に航路の守護天使みたいな感じになりそうな気配です。いやー、宇宙軍も従えちゃって、お姫様は小売り業界においても『お姫様』待遇で羨ましい限りですね、ねえミレイちゃん?」


 司会者がアシスタントのミレイの肘を小突いて目配せする。トーク内容を明るい物に切り替える合図だ。


(さおりんの話題ですね?)


(そうそう、オチ担当のあの娘ね)


「あ、そうですねえ。でも元祖『小売りのお姫様』って言えばさおりんじゃないですか」


「あ、いたねえ! さおりん! 懐かしい~」


「サオリンさん?」


「『いたねえ!』って既に過去の人扱いは酷いですよハリさん」


「なんつうかね、さおりんは可愛いけどやっぱり月って感じにちっこいじゃないですか。でもユイ様は木星ェェ! って感じで、スケールが違いますよね」


 こういう時は下ネタでゲストの素の反応を引き出しつつ前のトーク内容をリセットするべし、とはハリマの持論、彼はそれを実行した。


 司会者は自分の胸の辺りをぐいぐい持ち上げるようなジェスチャーをしながら下卑た笑いを浮かべる。ユイは司会者のセクハラ紛いの発言をニコニコと笑ってスルーした。


「私、浅学にして『サオリン』さんについてあまり知らないのですが……私のような女性の経営者さんなのでしょうか?」


 ユイはハリマの狙い通り、謎の女性さおりんに食いついた。


(さおりんの話しときゃだいたいバカみたいな話になるからなー、良かった良かった……)


「さおりんは通天閣グループのディスカウントストア部門の社長ですね。火星圏を中心に三年前ぐらいにブレイクした激安量販店チェーンですよ。月や地球圏に店舗を展開されてる若い女社長『通天閣沙織つうてんかくさおり』さんです、ああ……さおりんは三年前で16歳だったからユイ様と同年代ぐらいじゃないですかねえ」


「まあ! そんなにお若い女の子の社長さんですか。私、何十年もひきこもってまして外の世界にお友達とか居ないので是非ともお知り合いになりたいです!」


「いいですね、お二方をお呼びして対談してもらうのも楽しそうです」


「火星のさおりんと木星のユイ殿下、お互いのお店でコラボレーション企画とかやるといい感じですよね~」


「わあ、楽しみです! あの、ミレイさんはサオリンさんの御連絡先とかわかりますか? メモしておきます」


「えっ? あ、ちょっとそーいう個人的な感じのアレは番組の後で」


 それまで割と理知的に話をしていたユイだったが、突然立ち上がってミレイの席の隣にしゃがみ込んでメインカメラに背を向けた。


 カメラ・ドローンがユイを正面から撮影しようとしてセットの裏側まで映してしまう。安っぽいスタジオを大道具とホログラムで華美な雰囲気にごまかしてるのがバッチリ暴露されてしまった。番組を忘れてはしゃぐゲストの扱いに困ったミレイはオロオロしてハリマに助けを求めるが司会者もこれには驚いて固まってしまっていた。


(打ち合わせガン無視かこの娘──や、やりにくいわー……)


 スタッフが気を利かせてぎゃらくしぃグループの業績の推移を示したグラフを映し出す。


 終始ユイのペースで進んでいく生放送はなかなかの評判だったがスタッフはここ数年で一番疲れた収録になってまったようだ。







「かーっ! なんやあのかわいこぶりっこ、気持ち悪うてさぶいぼでるっちゅーねん。友達おらんのはそのぶりっこが原因なんとちゃうんか?」


 ソースの掛かった丸いホットスナックにかぶりつきなから、赤毛の少女が連邦経済NOWの生放送をチェックしている。


 少女はホログラム映像のユイの顔目掛けて紙包みを丸めた物を投げつけた、紙屑は映像をすり抜けて部屋の奥の屑籠の縁に当たり弾かれた。少女はスナックを咀嚼しながら立ち上がるとポニーテールをふるふると揺らしながら屑籠まで駆け寄り紙屑を投げ入れる。


「……ほいで誰が『月』って感じやねん失礼な! ハリマ、火星出身のタレントのクセして裏切りもん! 昔ウチの事『小売りの姫』『美少女社長』ゆうて持ち上げとったんに。あんなガスが詰まった風船チチ、どこがええんや。オバハンなったらソッコーで萎んでタレるし肩凝って困るだけや、服着とる時は目立たんぐらいでええねん。露出狂かっちゅーねんホンマ」


「ほほーん──じゃせめて『火星』ぐらいはあるんか?」


 屑籠の反対側で伝票とにらめっこしていた五十代半ばほどの男性『通天閣雅春つうてんかくまさはる』は少女にぶっきらぼうなツッコミを入れた。


「──ノーコメントや。それよりこのタコ焼きさんな、紅生姜入れ過ぎやないの、味変わり過ぎやん? マサハルのオッチャンから直々に月支部長のハゲとエリアマネージャー全員にタコ焼きの味に気ィ付けるようゆうといてな。月の客はスマシ顔して反応悪いよって、味が落ちたと思ても文句言わんと急に買わんようになるから」


「ほーか、言うとくわ。でも月の商売は思てたよりキツいみたいやからな。上手くいかなんでもあんまし怒らんといてくれ」


「ふ~ん、まあ楽勝過ぎてもおもろないからええけど」


 しばらく少女はタコ焼きをつついていたが、録画した先程の連邦経済NOWをもう一度見始めた。


「しっかしこの女! 宇宙船で移動販売やて、そないなちんまい商売なんぞよーやらんわ。なんちゅうても小売りの王様は量販店やで。船みたいな床面積のせーまいウナギの寝床みたいなとこでせこせこやっとられるかいな。木星はデカいのに姫さんは商売せせこましいとかお笑いや」


「せやけどなーお嬢、ええ機会やから今回のコンビニの話、真面目ェに考えたらどや」


「マジメ? なんやねん考える~て」


「このお姉ちゃん、おっぱいだけとちゃうよ、相当なやり手じゃね。だからこの広域放送でも取り上げられとるて思わん? ハリマはワシから見ても芸能人にしとくには惜しいぐらいの目利きやぞ」


「ふーん? 近い内にウチとこの商売敵になるかもしれん、ちゅうことか? でもこの女、木星以外の地上には手ェ回らんやろ。棲み分けは出来とる」


「ワシがゆうとるんは宇宙の話やがな。通天閣も参入しといたがええんとちがうか? この木星姉ちゃん、このままほっとくとおしまいには公社も食うてまうで」


「ホンマかいなオッチャン。ウチの事を弄っとるだけやったら後で酷いで?」


「ウソゆうて何の得になるんじゃ──このお姉ちゃんほんわかした顔しとるけどかなりの大物と見た。金の使い方は豪快やし軍艦乗っとるだけあって度胸は満点、何より姫さんなのに人懐っこい、こりゃウケるわ」


「ね、猫被っとるだけやん?」


「何にせよ、宇宙空間にも地上に負けんぐらいの市場がある事がわかったんや。公社と木星だけに独占させとくの勿体無いやろ? それにいくら航路が広大やゆうても参入遅れたらシェア取り返すの難儀やで?」月市街地での激安量販店の業績はいまいち伸び悩んでいた。月での商売、これで頭打ちかも知れない。


(ふーん……そう言われると確かにな~『宇宙コンビニ』か。まー最悪、あの勢いあるぶりっことウチが絡んだらおとやんの通天閣グループ全体の宣伝にもなるし──乗っかって損は無いか)


 沙織は軽く唸ると、ポンと手を打った。


「ええでマサハルのオッチャン、この通天閣沙織(さ お り ん)その挑発乗った! おっぱいとウチ、どっちが『銀河の小売り姫』に相応しいか勝負したろーやないの。向こうがウチらの惑星地表面ホームグラウンドに攻めてくる前に火星のコンビニ艦隊で迎撃や!」


「せやせや、お嬢は敵がおった方が断然燃えるやろ、見えない敵と戦っとるような月の市場より、宇宙に出て派手に喧嘩ふっかけてきたらええ」


「ま、顔と知名度は一歩リードしとるからねえ、楽勝なんちゃうん? ふっふーん」


(──いや、顔は断然木星姉ちゃんのが上やろ……お嬢、オモシロ系やしな)


「何? なんか言いたい事あるん?」


「い、いや何でもない何でもない」


「まー、先ずはユイ・ハルシナのお手並み拝見といこやないか」


 沙織は口角を上げるとフヒヒと底意地の悪そうな笑い声を出した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ