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MY song

ささくれ。

作者: caem


 「気にしないでね」って 君が言うからーー



 僕はそうするしかなかったんだ 見なかったフリで


 耳を塞いで



 振り向かなかった 眼差しの その向こう側まで


 「何なのよ?」って 聴いてくる



 訝しげに 片眉をひそめた彼女の


 見たくもなかった 険悪な形相



 立ち止まった電柱に寄り添って 項垂れたように佇む


 僕が僕である前に 君はキミ 主張は止まらないんだね



 妙に刺々しい 薔薇色の季節



 花弁と 雫に準えた指先と掌に 揺れた他愛ない日常


 薄紅色の頬っぺたに 触れた唇




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