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大衝突10

浮遊していた人たちはそれぞれの国や故郷にゆっくりと

下降し戻っていった。非常にゆっくりと着地し。何事も

なかったかのように青空を見上げ両手を広げて大きな欠伸をした。


不思議なメロディーが聞こえてくる。天使の歌声だ。人々は

やさしい母のまなざしを天空に感じた。それは銀河系ほど

もある大きな瞳がじっと地球を見つめていたからのようだった。


オーロラに輝く不気味な黒雲層は、さらに密度を高めながら

地下へ地下へともぐりこんでいった。すべてのシェルターに、

地下壕に、地下の宮殿に。どんなに完璧に密封していても

黒雲は進入してきた。海にも。


北極海、潜水艦が浮上した。ハッチが開いて一人だけナムストーン

と言いながら這い出てきた。ほかは全員死んでいた。


地下宮殿も独裁者もみな眉間を撃ち抜かれ死んでしまった。エゴや

邪悪が眉間からアメーバ彗星SACに吸い取られたとしか思えない。

一様に皆同じ、そんな死に方だった。


東京霞ヶ関の地下官僚システムは崩壊した。悪意ある

官僚や政治家、極悪人はすべていなくなった。SACは

地球上の全ての邪悪を吸い取るクリーナーだった。


これは40億年に一度あるかないかの宇宙の大異変でも

あったようだ。


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