表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/95

カシミール7

まだ勢力は微々たるものだが必ずその日は来る。

今は意見の分かれている両派を団結させることが第一だ。


この時パキスタン領内に強力なイスラム戦士育成機関を

創設することと武器弾薬等全面支援が確約された。


初めての過激派との会談終了後みんながイスラム商人の

館をそっと忍び出たところで砲撃が始まった。


インド軍からの砲撃だ。東パキスタンにインド軍が侵攻すると

同時にパキスタン軍が停戦ラインを越えて南下してきたのだ。


町から国境南の峡谷付近までは10数キロ離れてはいるが

空気を切り裂く砲撃の音はよく聞こえる。


ラジオはがなり立てている。町の周囲には強力なインド軍が

守備を固めていて北方の大峡谷を挟んで両軍は

対峙したまま動きが取れなくなるはずだ。


この峡谷を超えることは両軍にとって至難の業なので

町の人々は少しも慌てはしない。停戦ラインはその峡谷の

さらに北部の稜線に沿って地図上に規定されている。


砲撃は数日続き時折偵察機が来るくらいでそのうち

停戦になるはずだ、人々は皆そう思っている。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ