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カシミール5

1971年12月、東パキスタンで暴動が起こった。

インドが以前から独立派を支援しているという情報が入っていて、

パキスタン軍部は秘密裏に独立派幹部の動きを探索していた矢先だった。


すぐにパキスタン軍が暴動の鎮圧祈りだしたが動乱は市民を巻き込んで

独立運動へと拡大しついにインド正規軍が独立運動支援を掲げて

東パキスタンに侵攻し第三次印パ戦争が始まった。


このときガウリは24才の精悍な情報将校に成長していた。

『カルギルに入りインド内部より敵をかく乱せよ』

雌伏24年、故郷奪還の特命を秘めてついにガウリは故郷カルギルに潜入した。


旧市街のほぼ中央、イスラム商館の一室、10畳ほどの部屋に

大きな絨毯が敷いてあって壁下に沿って長い枕のようなソファー。

暗がりの中で4人の男がアラーに祈りを捧げている。


祈り終えると4人は横長に寝そべって頭を中央に寄せて話し始めた。

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