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Case 02:きみを知りたい

 水泳の特訓を名目として、市民プールへやってきた優香と隆太。






 優香は、隆太の手を引いてプールへ一直線…かと思いきや、向かったのは、町へ行くバスである。





 「…優香さん?…これってどういう…??」








 「ウフフッ…。水泳の練習なんて堅苦しいこと言わないで、今日はあなたとパァーっと遊びたいなぁ。だって、あなたと出会ってまだ何日かでしょう。私も、かわいい後輩とお友達になって、高校生活を楽しみたいからね。」








 …隆太は、何だか気持ちにモヤモヤを抱いたが、優香に従って動いた。





 何せ、高校入学後、初めて話が出来た相手は優香。これから先は友達もできるだろうが、今は彼女以外、まともな話し相手はいない。








 バスは、市民プールを発車して市街地へと走り出した。その車中にて、隆太はこんな質問を投げかけた。





 「あ、あの…優香さん。そう言えば、この間の泳力テストって、やっぱり僕は…不合格なのでしょうか…?」








 深刻な表情で問いかける隆太だったが、優香はあっけらかんとして…








 「ああ、あれ? あんなテスト、あるわけないじゃん…。」





 「は、はぁっ!?」





 「冷静に考えなよ。私が部員の適正をテストしたり、入部の可否を扱ったりできる身分なわけないじゃんさ。あれはね、小野隆太という、中学時代のいち選手の実力を、私、小砂川優香が個人的に知っておきたかっただけ。」








 「…そ、そんなぁ。僕、すっごく心配したんですよ!!水泳部に入れなかったら、、、僕は、、、行くところなんて…」





 少し泣きそうな表情の隆太。だが優香は、そっと彼の手を握ってこう話した。








 「でもね、ウチの部が、やる気も根性もない人お断りなのは、すでに承知だよね。これから先、きみは中学時代からは想像もつかないような、ハードで辛い練習も戦いも待っているよ。だからこそ、中学で一時代築いた逸材が、芯も魂もないような人間だったら私は失望してた。小野君には、水泳の強さと同時に、人間の強さもまた、身につけてほしいんだよ。」








 「…そ、それって…?」











 「小野君は、人当たりがよくて、大人しい男子だってこと、第一印象ですぐにわかったわ。だけど、あまりお人よしすぎて、自分の信念も自由も貫けないようだと、折角のきみの優しさも、意に介されないで終わっちゃうわ。私は、小野君のそんな性格が好きだけど、やっぱり先輩としては、きみに変わってもらいたいんだよ。」








 …まるで優香は、自分の生い立ちを見て来たかのような口調で話した。確かにごもっともな言い分だが、突然、自らの性格を変貌させるようなことなど、色々な意味で無理だ。








 そう思っていた隆太だったが、優香は訥々と自身の想いを話し始めた。








 「私も隆太と同じで、身体があまり丈夫じゃないから、水泳やってた。でも、私は"水泳をやりたくて"始めたんだよ。泳ぐことへの楽しさも知ったし、ライバルに勝つ優越感も知った。そんで、友達を持つ喜びも…ね。」





 小さく頷く隆太。バスは淡々と走り続ける。優香は、どこで降りるつもりなのだろうか…と、考える隙すら許されない空気だった。











 「私の夢は、ズバリ!水泳の全国大会で優勝すること! 水泳しか取り柄のない自分だから、人生を全部水泳に捧げる覚悟はしていたの。高校生活も、あと2年を切ったわ。チャンスも残りわずか。…だけど、そんな辛い思いをしている時に、小野君みたいな友達が、優しく声をかけてくれるなら、私、幸せだろうなぁ…って。。。」








 …隆太には、それが遠回しな愛の告白にも聞こえたが、まさか出会って間もない自分達が、恋仲になれているわけもない…と思っていたが、胸の鼓動は高まった。








 「優香さん、彼氏って、いない…の…?」








 「んー? カレシ? …さーね。 当ててごらんよ。」








 「そ、その返事は…、いるってことでいいんですね。」











 …少々の沈黙の後、優香は指で隆太のおでこをツン!と突いて…











 「は・ず・れ♪」











 隆太のウブな心が、何だか弄ばれているような気もしたが、優香の純真な気持ちを、とりあえず信じておくしかなかった。








 (友加里といい優香さんといい、、、どうして僕の周りの女子って、こんな人ばっかりなんだろ…?素直じゃないっていうか、僕をからかっているっていうか…)








 隆太の思う所は様々だったが、気が付けばバスを降りていて、水族館へと入ろうとしていた。








 「ゆ、、、優香さん…!?僕、入場料持ってないですよ!?」








 「安心しなよ♪今日は私、ペアチケット持ってるんだよ。もらったんだけどね。」








 「優香さん?…もしかして、初めからここへ来ることが目的だったのですか?」








 「まぁね。…でも、どうかなぁ? いきなり小野君を、水族館に誘ったりしたら、きみは素直に受け入れたかな…? 突然の女子からのデートの依頼、最初は断っちゃうよね。でも私は、一度はこうして男子と歩いてみたかった。だから逃がしたくなくて、こうしちゃったけどね。」



 美しい水槽を眺めながら、二人の時間が過ぎて行った。









 とはいえ、話すことなどすぐに着きてしまう隆太だったので、仕方なく、中学で仲良しだった友達のことや、その時「3年間限定の恋愛」をした、友加里のことも打ち明けた。














 「そうだったんだ。隆太には、元カノいたんだ。」





 「はい。…でも、友加里は、作曲家になることを目指していて、お互い、離れ離れになる運命は、避けられなかったのかと…」








 「いいじゃん!夢のためにアツい恋さえも犠牲にするとか、何だかドラマチックだなぁ~!私もそんな恋愛してみたいなぁ…。」





 「優香さんなら、美人さんだし、僕じゃなくったって、彼氏作り放題じゃ…」





 「フフッ…。そうだといいけど、現実は意外に厳しいのだー!」





 (隆太の頬を平手打ちする仕草をして…) 「なかなかね。お互いに気持ちを交わし合える相手なんて、出会えるもんじゃないよ。いっつも、ケンカして別れちゃう。どっちがいいとか悪いとか、結論も出ないでね。腐れ縁になるのも嫌だから、終わった仲ならバッサリ切り捨てる。小野君はどうなの? その、友加里ちゃんって娘、今でも好きなの? それとも…」








 「…い、、、今は、、、ただの顔なじみですよ…。多分、友加里もそう思ってるはずです。」








 …涼子との恋仲意識は、あえて伝えなかった。下手に話そうものなら、色々と気まずいことになりそうだ。話さないでおく方がいまは無難だろう…。そう思ったが、やはり話題に詰まる。











 やがて、無人の水槽の前で立ち止まった二人。優香は隆太の手をそっと握って、少しため息を交えて話した。








 「はぁ…。まぁその辺は個人の勝手でしょうけれど、仮にも愛し合って、それなりの仲を作ったのでしょう…? 恋仲を戻せないまでも、何か彼女を、応援してあげるくらい、できないのですか…?」








 「…だ、、、だって友加里は、、、もう、終わった恋だから放っておけって…」











 「…放っておいてほしいなら、今でも繋がりを持っていることなんて、ないのでは…? きっと、今でもあなたを恋しく思っていることですよ。言葉にこそ出さないでしょうが…。」








 時折、水槽の魚が目の前を横切った。会話を聞いているはずもない魚にさえ、隆太は何か、恥ずかしさを覚えていた。








 「で…でも今は、、、友加里も大事な時だから…、声をかけないのも愛情のうちなんですよ…。そりゃ…、僕だって辛いですよ…。友加里のこと…本当は今でも…」








 …隆太の言葉から何かを察した優香は、彼の台詞をあえて途中で切ってしまうかのように話した。








 「…ま、友加里ちゃんが出世したら、盛大に祝ってあげるべきだわね。」








 「は、はい…」











 「それはそうと、私にはひとつだけ、小野君にお願いしたいことがあります。」





 「は、はい…??」








 「あなたには、私になってほしいということです。」











 「…!? …それってどういう…??」











 「ですよね…。つまり、私が水泳の全国大会で優勝したら、必ず私の後を追ってほしいということですよ。あなたには、私の想像を超えた、自分でも気づいていない何かを、持っているような気がするんですよ。」








 「…で、でも、、、僕には全国制覇とか…」








 …すると、優香は軽く隆太の背中を叩いて…








 「なぁに夢のないことを言っているんですか!?そんな弱気なことでは、わざわざこの学校の水泳部に入った甲斐がありませんよ!あなたがさっき話した、あきら君とか、愛莉ちゃんっていう友達もまた、同じ世界で活躍しようと頑張っているのでしょう? もしかしたら、いずれお互いがライバル同士になって、トップを競うようなことがあるかもしれませんよ。少しくらいあなたも、野心というものを持ちなさいな!!」





 「…。。。」








 「あなたも長い事水泳に人生捧げてきたのなら、オリンピック目指すとか、大きな目標を成し遂げようとする、野望も必要ですよ。ええ。あえて言わせて頂きます。あなたはもっと、草食から肉食になっていく気構えも大事なのですよ。」














 隆太は、自分が水泳に賭けている思いが中途半端であることを思い知った。








 優香は、全国でトップに立つことを夢見ている。一方で自分は、どこか目的意識も不明瞭で、水泳部入部を志願したのも、単に、ずっと続けているからだ…という、単純な衝動であったことを、少し恥ずかしく思った。











 (優香さんも相当な実力者だ。彼女に並ぶような力をつけるなんて…僕にできるのかなぁ…?)











 やがて、水族館を出て、家路につくことにした。





 すると、思いがけず優香は、自分の家に寄って行かないかと、声をかけて来た。








 「あはは♪ 今日はうちに、誰もいないよ。一度、男子を自分の部屋に入れてみたいんだよなぁ~」








 隆太は、きっと断れない頼み事だと思ったので、だまって首をタテに振った。








 (…な、なにを言いたいんだか…。それで部屋入ったら、学校で噂されたりすると最悪なんだけどな…。)

















 女子の部屋に入るなんて、自分の姉の部屋に入ったことを除けば、多分、人生初だ。








 あらゆる想像が脳裏を駆け巡ったが、優香の性格を考えると、もう、なるようになれ…!と腹をくくる他ない気もした。











 案内されて入った優香の私室には、女の子の部屋らしい、ぬいぐるみやアニメのポスターなどが飾られている一方で、部屋の3分の1を占めているであろう、膨大な数の「盾」「トロフィー」「賞状」に、思わず驚愕した。








 「あ、いまお茶入れて来るから、適当にその辺見てて~」








 隆太は、優香の賞状やトロフィーを観察した。すると、古いものでは彼女が4歳ぐらいの時にもらったであろう物をはじめとして、16歳である現在に至るまでに手にしてきた数々の勝利の証が、無言の威厳を誇っていた。








 隆太もそれなりに賞状やトロフィーは持っているが、大会自体あまり参加したことがなく、その数や戦歴は彼女の足元にも及ばないだろう。





 改めて優香を尊敬すると同時に、彼女のような選手になれということなど、到底自分に果たせるはずなどない…と、呆然としてしまった。











 「すごいですね優香さん。こんなに、賞状とか、いっぱいで…」








 「そうかなー? 私は私で、それなりの努力してきたから、このくらいなくっちゃ合わないって気はしてるのですよ…?」








 今でも誇る強い自信。更なる高みを目指そうとする彼女。





 強いプライド、自分を水泳部員としては敵視する様子が、これでわかった。











 「ごめんなさいねー、お茶お待たせ…、、、うわあっ…!!」











 何と、優香はドアの段差に足を引っかけて、お茶をすっ飛ばして隆太に倒れ掛かった…











 「…!! こ、、、これって、、、ど、、、どう、、、すれ、、、ば、、、いい…の…?」











 隆太に覆いかぶさるように倒れ込んだ優香。隆太にとっては感じたことのない、異性との「接触(物理)」がそこにあり、全身が硬直した。











 「いたたたっ…。っ…!!お、、、小野君…!?」











 お互い、あと数センチ顔を突き出せばキスできてしまう。そればかりか、隆太は全くの未経験である、女子の体の感触…。ここで理性を失おうものなら、優香との仲どころか、学校生活そのものが破綻するだろう…。








 心臓の動悸と生理的欲求を力いっぱい抑えつつ…








 「ゆ、、、優香さん、、、だ、、、大丈夫…ですか…??」








 「お、小野君…。近い…。」








 ふと、隆太は意識したわけでもなく、彼女の胸に目線を合わせてしまった。すると、優香は突然、赤面して胸元を抑えながらこう言った。








 「あー、どーするのかなーーー? こーいう時、男子は襲っちゃうんだろうなーーー。まー、そういうのも経験だからいいけどなーーー。小野君はどーするのかなーーー?」








 隆太を態々挑発している優香であったが、本心を言えば、優香だってこんな状況にうろたえているのだ。だがあえてそんなセリフを放ったのは、そこは先輩としての威厳を保つために見せた、彼女なりのアピールでもあった。








 「…ゆ、優香さん、、、ど、どいてくださいよ…重いです…」








 「…ふ、ふぅーん…。いいんだ。どいちゃっても…。手を伸ばせば届くところに、魅惑の世界があるっていうのに、きみもなかなか、意地っ張りだねぇ…」








 「んなっ…!!…じゃ、、、じゃ、、、じゃあ、、、優香さんのことを、色々と知っておいてあげようじゃないですか!! そこまで言われて…!!僕にだってプライドってものが…!!」











 隆太は優香の手を握った。その瞬間、優香の表情が崩れた。











 「あ、、、いやっ…!やだ…やめて!! やめて!! 怖い!!怖い!!怖い!!」











 「何言ってるんですか。僕だっていつまでも女子にからかわれてばっかりじゃいられませんからね!!」








 「ちょ…!!ごめん!!謝るよ!!ごめんってばぁ!! だから、、、やめて!!お願い!!いやぁーーーっ!!」











 優香に金切り声を上げられ、流石に良心が咎めた隆太は、優香の手を放して、彼女から離れた。自分では強がりだったつもりだが、もしも優香に手を出したら、その先の、人生の保証はないだろう…。














 暫く沈黙の時間が続いたが、優香はやがて、クスクス…と笑い出した。











 「あっははははは…www 思った通りですねぇ…!!小野君は、例えこんなシチュになっても、一線を越えることなんて絶対にできないって…。でも安心しましたよ。こういう時に豹変しちゃうような男子じゃないってことと、一応、あなたなりの強い心は持っているということ、知ることができて良かったですよ。」








 「…。。。そ、そんなんじゃ、ないと思うけど…。。。」








 「でも、別にこれは強がりとかじゃなく、言っておきたいことですが、さっきあなたは、自分からそれなりの態度を取ろうと私に食って掛かりましたね。私としては、あなたにもちゃんと、強い自尊心をこれからも示してほしいのです。ま、流石に女子を襲っちゃうとかはナシですけどね…」








 「…あ、あの…。こ、、、このことは、、、どうか、内緒に…」








 「内緒も何も、誰にどう知られるっていうのですか…? 二人きりの秘密なら、人に話さない限りそれは永遠に口外されないでしょう…?」








 隆太は、汗を流し、肩で息をしていた…。








 「あ、伺いそびれましたが、もしかすると、中学の頃は、カノジョであった友加里ちゃんとこんなことがあったとか…??」








 「…!!!!」








 





 …気まずくなった隆太は、手提げバッグをおもむろに手に取って…











 「ぼ、、、僕、今日はこれで失礼します!!また明日から、部活の練習あるでしょうけれど、優香さん、よ、、、よろしくお願いします!!」








 「あー、はいはい。こんな私でよければ、みっちりコーチしてあげますわよ。」








 優香の優しさが逆に心に堪えたか、隆太はその直後、脱兎のごとく家を飛び出してしまった。




















 …隆太は、その晩、眠れずにいた…。














 今日一日の出来事を振り返ると、あまりにも多くの衝撃と刺激があった。





 優香が水泳の全国制覇を狙っていることや、自分に対してほとんど警戒心を抱いていないことへの違和感、そして、何だかすでにお互い恋仲であるかのような、異様なまでの心の浸透力を覚えたこと…。








 「優香さんって…本当はどんな人なんだろう…? 色々と知れたようで、わからなかったなぁ…。」








 優香に対する謎めいたことを解き明かしたい隆太であったが、まだそこまで踏み込めそうにない。





 今後、部活や学校生活を通じて、徐々にお互いを知っていく他、ないだろう。

















 そして春の大型連休が訪れた。





 水泳部もさすがにこの時期は、休みが与えられた。








 隆太は休みの初日、新青森駅にて、岩手県の高校に進学したかつてのクラスメイト、織畑愛莉が帰って来るのを出迎えるため、新幹線の到着を待っていた。





 列車が到着し、眼鏡をかけて、少し身長が伸びて大人びた愛莉が降りて来た。











 「隆太…。久しぶりだね…。元気にしてた…?」








 「あ、愛莉…。もちろんだよ。愛莉も今は、水泳やってるんだろ?あきらも僕も、高校では水泳部に入ったんだ。ま、ちょっと変な部員がいるんだけどね…(笑)」

















 すると、愛莉は俯いた。








 「…そっか…。二人とも、良かったね…。クスン…。」











 隆太は、咄嗟に愛莉に何かあったことを悟ったが、それを聞き出すべきか否か、激しく迷った。





 だが、先日の優香との一件の時に学んだ「強い心」を発揮して、彼女の胸の内を知ることも親友として大事だと判断し、あえて、悩みを話すよう促した。














 「ありがと隆太…。実は私…」














 そう言えば愛莉は、列車から降りて来た時、ある大きなケースを持っていた。











 その中身を知らされた隆太は、愛莉が消沈していた理由を把握した。











 「私は…、夢を…!!うわぁぁぁん…」











 泣きじゃくる愛莉を宥めながらの、かつての通学電車での帰り道は、妙に長い道中に感じられてしまったのであった。












-つづく-


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