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《46話》

誤字や脱字があると思いますが、よろしくお願いしますm(_ _)m

シュトラとの戦いが終わり、天を仰いでいると....。


「見事な戦いだったよ!」


そう観客席から、聞こえてくる。


「ありがと。....それで、あと何体討伐すればいいんだ?」


「後2体だ!」


「分かった!じゃ、次の奴を創ってくれ!」


「了解した!........来たれ『吸血の始s』....」


ん?どうしたんだ?急に魔法陣を消して



面白い。零君の次の相手は....



何だ?何か近ずいて来てるような....


背後から感じる、何か。何なのかと、背後を振り向く。


近くなって来てる...........来る!


そう思ったと同時に、闘技場の外壁が破壊される。

砂埃と風が襲いかかる。そして、風に乗って砂埃とは全く違う物が目の前を通る。それは....


黒い....羽....?


そして、不意打ちで先程の風とは比べものにならない程の風が襲いかかる。宙を舞っていた砂埃は、何処かへと消え

視界が元に戻る。


何だたんだ?今の

砂埃が起きる前、外壁が破壊される音したけど

大丈夫だったか....な.....?


外壁の一番上に視線を向けると、一人の男が立っていた。


六翼の黒い....翼


そう、男は背に六枚の翼が生えており

紅の双眸に褐色の肌。そして、鋭く研ぎ澄まされた殺気。

この殺気を受けた零は、無意識に一歩後ろに下がっていた。

褐色の男は、上から当たりを見回す。誰かを探すかのように


「居た....」


男はクロノスと目が合い、ニヤリと口角を上げる。


「久しぶりだな!神王 クロノス様!」


クロノス彼奴と面識でもあるのか?


「誰かと思えば、僕から神王の座を奪おうとしたものの失敗して大天使から堕ちた”ルーシル”じゃないか。それで、何の用だい?」


大天使から堕ちた?って事は、彼奴は堕天使って事か!?

初めて見たぞ…


「そんなもん一つに決まってる!!クロノス!お前から神王の座を奪おう為だ!あの時は、不覚を取ったが今回こそお前から神王の座を奪う!」


「やれやれ。懲りないねぇ。あの時、他の大天使と僕で君をコテンパンにして力の差を見せつけてやったというのに。」


「フッン、俺をあの時の俺だと思うなよ!俺は、お前を倒す為に過酷な修行を行い突破してきたんだ」


「そうかい。でも、僕と戦いっていうならまず、彼を倒さないとね。」


クロノスはそう言って、零を指差す。


「フッン、誰が人族の小僧とやるか....!」


「誰も人族とは言ってないぞ、ルーシル」


「...........まさか!?こいつ神族なのか!?」


「ご名答。彼は真月 零君。最高神10柱の血を引き継ぐ神族だ」


「彼奴らの血をだと!?」


「僕と戦いたかったら、まずは零君を倒すことだね」


そう言われたルーシルは、零をその紅の双眸で凝視する。

ルーシルと目が合った零は、恐怖と同時にシュトラの言葉を思い出していた....。


「いいだろう。待っていろ、クロノス。直ぐに終わらせて、お前を殺しに行く」


「首を長くして待っているよ....零君に勝てるならね」




「真月 零と言ったな」


「あぁ」


「俺はクロノスを殺したくて、うずうずしてんだ。

だからよ、最初から....本気で行かせてもらうぜ」


こりゃあ完全に舐められてますなぁ....

確かに、あの堕天使は強い。

目が合った時の殺気は、背筋が凍るようなものだった。

だけど、今の俺でも十分対応できる相手だ。

”クロノス様が創り出した魔物を殺して、高みに至らないといけない”って、シュトラも言ってたけど....。彼奴はクロノスが創った魔物じゃない、けど彼奴を倒したら俺にとってかなりの糧となるかもな。

いや、確実になるな。てか、彼奴に勝てないようじゃあ、俺はまた魔龍神王に殺される。やるしかないんだ。強さの高みへと至る為、魔龍神王を倒す為!

堕天使ルーシルを、倒す!




ありがとうございましたm(_ _)m

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