表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/53

《39話》

更新遅くなりました

すみませんでしたm(_ _)m


誤字脱字があると思いますが、よろしくお願いしますm(_ _)m

―零vsハイラルト―


「それでも、ありがたい。それでは、ウィルデット....ソナタの力、借りるぞ!『召魔装』」


そうハイラルトが叫ぶと、召喚された龍が突如光り出す。光放つ龍はクネクネと動き出し、光は天高く飛び上がる。一定の高さまで来た光は、次にハイラルトの真上を降下し始める。光は凄まじい速さでハイラルトに向かって来て、ハイラルトは右手の手の平を光に向ける。ハイラルトに光が振り下ろされた時間は、一瞬だった。光に衝突したハイラルトは、数秒の間光に包まれる。


「久しく召魔装を使ってなかったが....やはりよいな。この力が溢れてくるこの感覚....!」


包んでいた光が薄れていき、徐々に召魔装を使用したハイラルトの姿が露となる。


露わとなったハイラルトの姿は...........


白銀の鎧を纏い、頭部全体顔すべてを覆う程の兜を被っていて、その兜は先程の龍に似た形であった。そして、背中には二翼の翼があった。


「これが...........召魔装」


「そう....この力こそ、へルグラン様から授かった力!この力をもってすれば、貴様ごとき容易に殺せるわ。」


ハイラルトは手の平を零に向け、こう唱える。


「『龍撃』」


そう唱えると魔法陣が展開される。

展開された魔法陣から、一疋の赤龍が荒々しい咆哮をあげながら零に進行する。


「『純白ノ銀氷刀化』 」


純白ノ銀氷刀化させ、黒白を大きく振りかぶり

赤龍を迎え打つ。

零は赤龍との距離が後約2メートルの所で、黒白を振り下ろす。


「『氷斬』!」


黒白に斬られた赤龍は、けたたましい咆哮をあげながら氷漬けになりて砕け散る。


「まだです『無限音速弾=雷』」


ハイラルトは続けて魔法を放つ


その魔法はハイラルトが展開する陣から

”7.62×39mm”と思われる弾丸が無限に零に襲いかかる。


ヤバい!弾が速すぎる!攻撃する暇がない

躱すだけで精一杯だ


「どうしました!どうしました!避けるだけで何もして来ませんが!ハッハッハッ!!」


クソっ!このまま躱すだけじゃ駄目だ

この状況からどうにかして、断ち切らないと。


この状況を打破する方法...........


どうするどうするどうするどうする


「楽しですねぇ....先程までいきがっていた者の顔が、絶望に満ちていく様を見るのわ!」


「...........こんなの、絶望の内に入らないさ」


「なんだと....?」


「もし、仮に、俺が絶望する時が来たならば

それは....大事な人が死ぬ時だ。」


もうあんな事は起こさせない!トルースさんの時みたいに、俺の目の前で殺させはしない!


「戯れ事を!」


「戯れ事でも何でもいい、只、言っておく事がある。」


「....?」


「....この程度じゃあ....絶望何てしないよ」


「グッ!....ならば、これ以上の絶望を与えて上げましょ....! 『極毒の弾丸』」


今まで音速の速さで放たれていた雷を纏いし彈丸は、雷ではなく毒を纏っていた。しかも、その彈丸は先程の速さとは比べものにならない程の速さへと加速していた。


「ハッハッハッ!!どうですか!!?その弾は、少しでも体の何処かに掠った瞬間!その僅かな傷の隙間から即死する程の毒が体の中に侵入し、殺す。」


ハイラルトは高笑いしながら、ゴミを見る様な眼で零を見る。


「今更纏わせている属性を変えようが、もうこの魔法の攻略は見つけてんだよ。」


それを聞いた瞬間、ハイラルトは驚きを隠せなかった。


「なん....だと.....!?そんな筈はない!ある筈がない!」


やっぱり気づいてないな…


「音速だぞ!いくら加速強力魔法を使っても躱すだけで精一杯の筈だ!!彈丸は溶かされず 全てを貫く!躱すのが精一杯だった状態の貴s....何だ!その足わ!」


「やっと気づいたか....」


ハイラルトが目にしたのは、薄紫色の雷を纏う足であった。


「答えろ!何だその足わ!」


「俺が授かった最強魔法が一つ”神魔法”だよ」


「神....魔法だと!?」


「そう神魔法『瞬刻』」


弾の速度が音速ならば、その上へと行くまで。


「一方からの『極毒の弾丸』ではその魔法ならば用意に躱せるであろう。だが!四方八方ならばどうだ!」


なら....


それは一瞬の出来事であった。四方八方に魔法陣を展開しようとした矢先、視界に映っていた真月零が

消えたのだ。


「っ!」


だが、直ぐに零の居場所はわかった。

それは、ハイラルトの背後であった。

零は自分の拳に魔法を付与させ

ハイラルトを殴れる体勢をとっていた

そしてそれに気づいたハイラルトは、防御璧を

展開しようとするが、放たれた零の拳が防御璧を

破壊し、見事ハイラルトの右頬に重たい右ストレートが入る。


「グァッ!!」


ハイラルトはいきよいよく吹っ飛ばされ

数回の回転を経て、うつ伏せ状態のまま

倒れ込む。


倒せたか.....?


そう思った瞬間だった

ハイラルトは、フラ付きながらも

立ち上がり、こちらを睨みつける。

そして、震えた声でこう言った。


「まだ、終わってない。貴様に、見せて、あげましょう。召魔装の真の力を....!!」


真の力....


ハイラルトは不気味な笑い方をしながら

こう叫ぶ


「召魔装....『能力極限解放』」


ハイラルトがそう叫び終わった瞬間

ハイラルトは獣のような叫び声とともに

体に変化が起きてゆく。


これは........ドラゴン

てか、このドラゴンはホントに

あのハイラルトなのか!?


零が目にしていた姿

それは、先程のハイラルトの姿よりも

一層ドラゴンと呼べるような姿へと変化していた。


「グルルルルルルッ!!」


威嚇をしてくるハイラルト

その行動は、最早先程までのハイラルトではない

未知の何かへと変わっていた。


「『ギァッ!』」


レーザービームのような攻撃を仕掛けてきたハイラルト

その攻撃をスっと、躱す零。

だが、零が躱し、地面に当たったレーザービームの

破壊力は恐らくフェンリルが放ったあの球体の魔法よりも桁違いにあった。


マジかよ....アンナの当たったら一発でアウトだぞ

あんまり好き勝手にあのビームを撃たれちゃ、周りの被害もデカくなる。

一撃で終わらせるか。


「グルルルルルル」


「いでよ『神槍=グングニル』」


零の目の前に神々しい程の紅

全てを包み込み、無へと還してしまいそうな漆黒

この二色で彩られている、槍が顕現する。


「『瞬刻』を『神槍=グングニル』に付与」


薄紫色の雷を纏いし神の槍は、ハイラルトの方に槍先を向け

零はいきよいよく、グングニルをハイラルトに撃ち放つ。

放たれたグングニルは、一瞬で軌道線上から消えたのだ。

だが、ハイラルトは何故か顔の中心を軸に風穴が空いていた。


「はは....ヤバいな」


光の速度で動ける『瞬刻』と絶対に貫く槍『神槍=グングニル』


最強の組み合わせだな。


風穴が空いたハイラルトは、バタと倒れ

そのまま絶命する。

纏っていた龍共々


ありがとうございましたm(_ _)m

これからも、よろしくお願いしますm(_ _)m




新作も只今絶賛設定中ですので、投稿した時には応援よろしくお願いしますm(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ