《35話》
誤字脱字があると思いますが、よろしくお願いします
「何だ!?」
「えっ?何何?」
「何これ!?」
「凄い、砂埃。」
「レイさん、これは....。」
何だろな、この威圧感....。どこかで、感じたことのある威圧感。
「レイさん!」
「えっ....す、すまん。ちょっと、物思いにふけってしまった。」
「そうでしたか。ですが、そんな物思いにふけっている場合ではなくなりそうですよ!。」
「みたいだな」
このまま戦うと、周りの生徒に被害が出る。一先ず、生徒達を安全な場所に....。
「グリス、サティ、マルティス、ブルト。生徒達を安全な場所に誘導してくれ!。」
「俺達も戦うぜ!」
「大丈夫だ。ここは、僕とレイさんだけで十分だ。」
4人は、唇を少し強く噛み締め....生徒達の誘導へと向かう。
「これで、あの砂埃の中にいる奴と本気で戦えますね。」
こいつ....何カッコつけてんだか....。足がガクブル状態のくせに....。
自分の力とあの中の奴の実力差が、分かってもなを
戦うか....。
「行くぞ。ゼノンバルド....ここで、あいつを倒すぞ!。」
「今....名前で....分かりました!若輩者ではありますが、レイさんと一緒に戦わせてもらいます!。」
「気おつけろよ....」
やっと、分かったぜ。この威圧感を、どこかで味わったことがあると思ったら........そうだよ、八天魔王のグレム。
ってことは....この中にいる奴は、八天魔王ってことか。
「戦闘準備をしとおけ、ゼノンバルド。」
「了解です。『聖剣解放』」
魔力から”神力”へと変換……
「『神力装』....ふぅ....『オープン』」
神力装発動した後、アイテムボックスから『神剣=白天』『神剣=黒天』を取り出す。
砂埃が薄くなってきた。来るか....!?
「ここに、聖剣使いがいると....。」
聖剣使いだと....?狙いは、ゼノンバルドなのか。
「あれ?何か近くから、感じたことのない波動を感じよ。....もしかて、お二人さん達が未知の波動を放つ方?。」
未知?....そうか、こいつまだ神気や神力を感じたことないのか。
「だとしたら?」
「僕ね、未知的なのが好きなの。だから、僕、お二人と戦いたいな。いや、戦う!。」
来た!しかも、真正面から。武器は持ってない。なら、魔法か
「ヒッヒッヒッヒ。」
零とゼノンバルドとの距離が、数センチの所まで来ると両手を後ろに動かし、こう呟く。
「顕現せよ『魔双剣=ハイラルト』」
両手に現れた二本の短剣。両剣とも、漆黒の刃をもつ短剣。
ヤバい!
「『神速空』」
「『光速』」
何か、八天魔王であろう奴の攻撃は2人共避け。
次の攻撃に、備える。
「ハハハハハハ。まさか、今のを避けたかぁ。」
そして、再び攻めに来る。来た攻撃を、零が受け止め
後ろに出来た隙をゼノンバルドが攻めるが
「全部、見えてるよ。『雷爆』」
ヤバい!
「『神結界』」
咄嗟に零は、相手を神結界で囲い攻撃を自分自身へと返す。
激しい爆発音と共に、結界内は黒煙で何も見えない状態であった。
「自爆....ですか」
「凄い威力だったな....」
でも、まだ
「ハハ....ハハハッハハハ!!面白い、面白いですね!。....何ですか、五月蝿いですね。今いい所何ですから、邪魔しないでください!。」
誰と、話して....まさか....!七天魔神と....
「はぁ、仕方ないですね。ハイラルト”固有スキル”発動」
これは...........
突然吹き出した、黒い風と共に1人の影が現れる。
「ふぅ....久しぶりの、外の空気はいいですね。....おや、あの御方が復活されておりましたか。これはこれは...........。」
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