《33話》
誤字脱字があると思いますが、よろしくお願いします。
次の生徒を、倒せば....聖剣使いと戦闘出来るのか。
まさか、修行の息抜きにやってたこの模擬戦闘に少しだが熱くなる相手がいるとは思わなかった。
おっと、次の相手が来たか。
えっと、確か子爵の一人息子だっけか。
武器を持っていないということは、素手か。
この生徒の戦闘スタイルは、どんななのか楽しみだ。
「よろしくな、英雄レイさん。」
「あぁ、よろしく。」
「それでは、模擬戦闘を始める。両者、準備は良いな?。」
「「えぇ(うっす)」」
「うむ。では、始め!。」
「ふっ!」
開始そうそう、攻めにきやがった。
しかも、スピードが速い。
「はァァァっ!」
「『天壁』」
零の懐に入り込み、みぞおちにストレートを決めようとしたが零が展開した魔法壁に放ったストレートは阻止されブルトの策はダメとなった。
そして、ブルトは一旦零との距離を置く。
「中々のパンチだな。まともに喰らってたら、ヤバかったろうな。」
「冗談はキツイぜ、英雄さん。あんた、ギリギリまでさっきの魔法壁展開しなかっただろ。これで、ハッキリ分かった。あんた、俺達の何十倍、何百倍は強いってことが。なら、防御を捨てて真正面から攻めに行く!。俺の、全力を持って!!。」
魔法壁のこと、気づかれてたか。
でも、彼は成長すれば化けるかもな。
「はァァァ!」
俺も、彼に応えよう。
「はァァァ!ブルト拳術、究極奥義!。『無拳』」
ブルトの右手に、黒いが少し白が混ざった感じの球体を纏わせる。
雷属性魔法『神雷』を両足に『付与』
零は足下に力を入れ、向かってくるブルトの隙を狙いをすまして...。
ブルトは、付与した魔力を零の顔面を狙い強烈そうな右ストレートを放つ。
今だ....!
「フッん!」
ブルトの隙を狙っていた、零はブルトが腕を伸ばした瞬間、地面を強く蹴りブルトの右脇腹の所へと移動する。
「『ストームブロー』」
右拳に、ストームブローを付与する。
付与した拳で、思いっきり腹へと右ストレートを決める。
ブルトは、この攻撃で吹っ飛びその後立ち上がることはなく零が勝利を収めた。
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