表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/53

《31話》

誤字脱字があると思いますが、よろしくお願いします

「では、模擬戦闘…………始め!」


「決めに行きます!。」


マルティスは、開始早々そう言いながら手に持つ弓を少し上に向け矢を引っ張る。そして、彼はこう唱え矢を放つ。


「『驟雨(しゅうう)』」


放たれた矢は、天高く昇っていく。矢が向かう先、それは、零の頭上の遥か先に展開された巨大な魔法陣である。矢が魔法陣に、触れた瞬間。矢は、幾千の矢が零に降りかかる。


ヤバいの使うな、コイツ。あの無数にある矢を避ける方法が、あるとするならば....落下圏外に移動することだが....あの魔法、ただ矢が落ちてくるわけがない。


「気が付きましたか?あの矢達は、レイさん。貴方をどこまでも追いかける。貴方を貫くまで....」


追尾型かよ....厄介だな....でも、所詮は木の矢。燃やしてやれば、追尾してこない。....いや、待てよ。燃やさなくても、いいかもしれない。矢を放っている、あの魔法陣を破壊すれば....。


時空魔法

「『時間停止』」


そう唱えた瞬間、世界の時が零によって止まる。


止まったな。うっし、あの魔法陣破壊しに行くか。


「『神速空』」


零は『神速空』を使い、巨大魔法陣がある場所まで駆け上がる。ものすごいスピードで、駆け上がったおかげで数秒で目的地に着く。


これか....早速、破壊するか。


「『破壊の鉄拳』」


そう唱えると、零の握られた拳には黒い何かが纏われていた。そして、その拳を魔法陣に振り下ろす。

すると、振り下ろした場所からヒビが入っていき

それにつられるように他の場所も亀裂が生まれる。

ものの20秒にて、魔法陣消滅。魔法陣から放たれていた矢もまた、消滅。


さて、戻るか。


零は、先程まで立っていた場所に戻りこう唱える。


「『解除』」


この瞬間、世界の時は再び動き出す。


「さぁ!追尾型の矢から、逃れら....れ..ます....な、何で魔法陣が....そんな、魔法陣が消えてるなて。」


零がニヤリと、笑うと。


「....!まさか、貴方が....やったのですか....?!」


「だとしたら?」


「そんな....僕の最強弓術が....破られた....」


マルティスは、地面に両膝を付けこう言う。


「僕の....負けです」



「勝者、レイ=シンヅキ。」





「まさか、マルティスの弓術の奥義が破られるとな。」


「あぁ」


ありがとうございましたm(_ _)m

感想お待ちしておりますm(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ