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《27話》

誤字脱字があると思いますが、よろしくお願いしま

「シャルティア、聞きたい事があるのだけれど」


「ん?何?」


「先程ここに来る時、中庭に知らない殿方が倒れ込んでいたのだけれど…あの方は誰かしら?」


「私も気になる〜」


中庭てことは、レイさんのことよね。


「今この屋敷に住んでいる、レイさんよ。」


「レイ…さん…ね。」


「レイ……どこかで…聞いたことがあるような〜」


「ティティあなたも、そう思う?」


「うん。」


「二人とも何を言ってるの?レイさんは」


零が英雄である事を、言いかけた瞬間…部屋の扉がノックされる。


「誰かしら」


「ちょっと出てくるわね」


「えぇ」


「う〜ん」


座っていた席から、離れ、扉を開ける。


「どちらさ…て、レイさん。丁度、レイさんのことを話していたんですよ。」


「俺の?何故また?」


「さぁ…とりあえず、ここで話すのもなんですしどうぞ、中に。」


「そうさせていただくよ」


中へ入ると、二人の少女が紅茶を飲みながら座っていた。零は、少女達に近ずいていき空いている席に座る。

1人の少女が、飲んでいた紅茶をソーサーに置き一言、零に問う。


「………貴方は、何者ですか?」


そう問いられた。こんな時、どう答えればいいのだろうか。

転生者?神様の子?ゴッドホムンクルス?

しかし、その答えはシャルティアが答えた。


「レイさんは、この国の、英雄よ。」


英雄か……俺英雄て呼ばれるような事したか?


「英…雄……!まさか、あの…大侵攻を阻止した…英雄 レイ。」


「!………!」


どうしたんだ?二人とも何か、固まったぞ。


「さ、先程までの無礼お許しください。まさか、あの英雄 レイ様とはつい知らず申し訳ございませんでした。」


「でした」


な、何故か美少女と言っても過言ではないだろ二人に、跪かれてた。


「ちょ、ちょっと二人とも!やめなよ。レイさん、困ってるよ。」


「!…そ、そうね。」


「うん」


跪いていた、少女二人は立ち上がり「申し訳ない」とブロンドヘアの少女が言ってきた。そして、ブロンドヘア少女の隣にいるもう1人の少女は「ごめんなさ〜い」と言った。零は、二人に「気にしてないから、気楽にね」と声をかけた。

その言葉に少し解されたのか、この後二人は零に気軽に接しることが出来たという。

そして、零と少女二人は少し遅めの自己紹介を始める。


「遅くなったけど、初めまして。

レイ=シンヅキです。これからよろしく。」


「よろしくお願いします」


「よろしく〜」


3人は、力強く握手する。


「では、私から。初めまして、英雄 レイ様。私はセトルド公爵家の一人娘、セナ=セトルドです。これからよろしくお願いします。」


シャルティアと同じ、公爵家の公女だっか。

どうりで、身なりに品があるわけだ。で、セナちゃんの隣の癒し系少女は?まさか、この子も公爵家の公女てなわけないよな。


「初めまして〜。私はセナと同じく、公爵家の長女。ティティ=ブラティウスです。これからよろしく〜。」


「うん。二人ともよろしく」


まさかの、ダブル公爵!。つか、公爵家幾つあるんだよ。


「あ、そうだ。3人の関係って……」


そう零が3人に、問いかけると…。


「私達は同じクラスの、クラスメイトなんです」


同じクラス…てことは、学園とかかな。


「私達が、在籍する魔法学園は実力主義の学園なんです。権力も学園では、振るってはなりません。それに、実力によってクラスもわけられているんです。」


「へぇ、実力によってクラスが。」


「はい。クラスは、FクラスからSクラスまであります。Fクラスの生徒は、魔法の素質がない者が殆どです。そして、Sクラスは学園の最強生徒達のクラスです。まぁSクラスに、入れるのはほんのひと握りの天才です。私達は、Sクラスの一個下のAクラスです。Aクラスは、一言で言うと魔法の才がある者達です。」


「へぇ、シャルティア達は優秀なんだな。」


「そんな事ないですよ///」


「う〜ん///」


「そうですよ////」


「そんな、照れなくても…。でも、Sクラスの子達に会ってみたいな。」


「Sクラスの天才達にですか?」


「うん」


「では、明日学園に来てみませんか?。」


「いいのか?シャルティア」


「はい。大丈夫です」


「そうか、シャルティアがそう言うなら」


楽しみだな、天才と呼ばれる生徒達がどこまで天狗になっているのか。


「じゃあ俺はこの辺で、御遑するよ。」


「もうですか?」


「3人の女子会に、これ以上いるのも結構来るものがあってね…」


「そ、そうですか。」


「うん。それじゃ、二人ともゆっくりしていってね。」


そう言って、零はシャルティアの部屋から出るのだった。


なんだかんだで、目的が果たせたな。さぁ、天才達の天狗の鼻を折るの楽しみだ。



ありがとうございましたm(_ _)m

感想お待ちしておりますm(_ _)m

よかったら、『転移者の異世界ホテル経営』

『転生者は”禁呪”使い』などもご覧になって下さい。m(_ _)m

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