表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/53

《18話》

久しぶりの投稿…

誤字脱字があると思いますが、よろしくお願いしますm(_ _)m

「そうか、それじゃあ…殺ろうか!」


「あぁ、殺ろうか……トルースさんの仇と、王国の民の為にも……貴様を殺す!」


「ハッハッハ!!いいねぇいいねぇ!!そゆいうの俺好きだぜぇ!!」


「黙れ!『フリージングドラゴン』」


手のひらをグレムに向け、魔法名を唱えると手のひらから魔法陣が現れ、魔法陣から1匹の氷竜が現れ、グレムに襲いかかる。


「消えろカス『炎龍滅(エンリュウメツ)』」


グレムが魔法名を唱えると、魔法陣が現れ魔法陣から、炎で出来た龍が現れ、現れた炎龍は氷竜を叩き潰す。


「まだだ!『氷虎(ヒョウドラ)』」


地面に魔法陣が現れ、魔法陣から氷で出来た虎が現れる。現れた氷虎は、グレムに襲いかかる。


「無駄だカス『灼炎の鎖』(シャクエンノクサリ)


グレムがそう唱えると、氷虎の足元に魔法陣が展開され、炎を纏った鎖が現れ氷虎を拘束していく。


「氷虎!」


「塵になれ…カス『緋天槍(ヒテンヤリ)』」


空に巨大な魔法陣が展開され、炎の槍が氷虎へと降る。


《ドドドドドドドドドドン!!》


炎の槍が降った場合は、無数の穴が空いていた。


「クソっ!これでも駄目なら、近距離戦だ!『オープン』」


零は、走りながら”神刀=黒白”を取り出す。


「ほぉ、妙な剣だな。それじゃあ俺も武器を使おうか。来い『神魔銃=ヘルムドール』『神魔銃=ガルドヘルムート』」


現われたのは、右に手に赤い銃、左に手に黒い銃が現われる。


「喰らい尽くせ、ヘルム、ガルド。」


《ドォン!》《ドォン!》


ヘルム、ガルドから放たれた銃弾がぶつかり合った瞬間、膨大な魔力で出来た巨大な竜の口が現れる。


「ッ! 『純白ノ銀氷刀化ジュンパクノギンヒョウトウカ』神滅抜刀術=五ノ型『神速一閃』」


鞘から抜かれた黒白は、神速如き速さで、竜の口を斬り裂く。


「ほぉ、『魔龍ノ牙』を斬り裂いたか。面白い!もっと俺を楽しませてくれ!『ブリットメテオ』」


2丁の神銃の銃口を天高く向け、銃口に溜まった魔力の弾を放つ。


放たれた弾は、高く上がって行ったが少しすると減速し、魔力の弾は分離し、分離した数、約5000物の弾が出来た。そして、その弾は石へと変化し地上に落下してくる。


「さぁ、どうする?カス。」


不敵な笑みを浮かべ、零に問う、


「ッ……!」


どうする、あの石〔隕石〕を砕いてもいい。だが、砕いた後ナザリスさんの方へと破片が行くかもしれない。どうすればいいんだ…………そうだ、粉々に破壊すれば!…でも、何で粉砕すれば……破壊…魔法…。破壊魔法なら!?


「どうした?どうした?諦めちゃったかなぁ?」


うぜぇ…まぁ今はいい。あの隕石を破壊しないと。


「ふぅ……」


黒白を鞘に収め、隕石を粉々に破壊するイメージをする。


「……破壊魔法…『破爆拳(ハバクケン)』」


手に炎を纏い、次々に降ってくる隕石目掛け『神速空』で移動して破壊して行く。『破爆拳』を当てた隕石は、木っ端微塵となって行く。


「ほぉ……」


これで最後!


「ハァァッ!!ハァッ!」


《バゴーン!》


隕石破壊は、終わったけど……まだ、グレムが残ってる。彼奴を討伐しない限り、この戦は終わらない……。


ゆっくりと、地面へと降り、着地する。


「隕石は全て、木っ端微塵にした。そして、次に……グレム!貴様を殺す!」


「いいぜぇ……来いよ…カスッ!」


黒白を構え、零は一直線に走り出す。


「『神速空』」


空中を蹴り上げ、真っ直ぐ突出する。


「ヘルムドール・ガルドヘルムート”固有スキル”発動」


固有スキル……?何だ、固有スキルって?でも、今はどうでもいい!彼奴を討伐する!


「『魔神龍化』」


グレムが手に持っていた、ヘルムドール、ガルドヘルムートが光を放ち、余りにも眩しい為目を隠す。ヘルムドール、ガルドヘルムートは、形が徐々に変化して行く。そして、放たれた光が収まり、グレムの方を見ると……グレムを守る様に2匹の龍がこちらを見ていた。


「ヘルムドール、ガルドヘルムートの固有スキル!”魔神龍化”。魔神龍化を発動する事で、ヘルムドール ガルドヘルムートの本来の姿へと変化する。……さぁ、どうする?カス」


明らかにさっき討伐した、魔物とは格が違うぞ!


《人間………では無いようだな。》


《そうだな、こ奴の神気の質は最高神の奴らと同等もしくは更に上位の神気だ》


《うむ。》


あれ?俺が神族だってバレてね


「ほぉ、テメェ神族だったのか」


「そうだが、それがどうした」


「何、相手が神なら断然この戦!燃えて来る!!殺れ!ヘルム!ガルド!」


《承知》


《良かろう》



2匹の龍は地面を蹴り上げ、物凄いスピードで此方に突進してくる。


アレ使ってみるか……


魔力から”神力”へと変換……


「『神力装』…発動」


《ん!?何だ!この尋常ではない神力わ!?》


《ガルド!気を付けよ!彼奴、先程とは何か違う…》


《うむ》


「…………これが、神力装…」


”神刀=黒白が固有スキルを習得しました”


固有スキル……グレムが使ってたやつか

でも、固有スキル習得するのに何か条件みたいのとかあるのか?

まぁ今いいか、アイツらを討伐するのに集中しよ。


《何だ彼奴、姿もそうだが彼奴から感じていた”魔力”が無くなり、今は逆に膨大な”神力”を感じる。》


《ヘルム、こ奴、魔力を神力へと変換したのではないか》


《成程、ならば油断は禁物だぞガルド》


《うむ》


何時もとは何か違う、今は身体が軽いし、何でも出来るかもしれない。


ナザリスは今、信じられぬ光景を目の当たりにしている。零がグレムと戦い続け、信じられない戦いが目の前で起きていたが、そんな事よりも、もっと信じられない事が起きた。グレムが所持していた、銃、2丁が変化して2匹の龍へとなった。そして、零は何かのスキルを発動したのであろう、零の姿が変わったのである。髪は灰色へと変わり、眼の色は赤へと変化していた。


《来るぞ!》


「神刀=黒白”固有スキル”発動」


「ッ!?貴様!固有スキルを所持していたのか!?」


「フンッ、たった今習得したんだよ!」


「何!?」


「«漆黒の焔なりて 純白の銀氷の刃となる 故に我は望む 何物も貫く千の刃となれ »『無千斬(ムゼンザン)』」


零の周りに千本の黒白が、宙に浮いて出現する。


「行くぞ…」


零が走り出した瞬間、固有スキルにて出現した黒白が一斉に刃先をグレムらへと向け、零に着いて行く。


《ガルド!先程出現したあの、剱、気お付けよ……》


《分かっている》


《魔神龍魔法『天魔業拳(テンマギョウケン)』》


ガルドの拳に、渦巻く炎が纏っていく。


《フッン!!》


炎を纏った拳は零へと、振り下ろされる。


「遅い…神滅抜刀術=弍ノ型『絕斬(ゼツザン)』」


鞘から抜かれた黒白の刃には、黒い靄が掛かっていた。


《クッ!!避けられん!》


《ガルド!》


「ハッ!」


《グッ!!》


ガルドが振り下ろした拳をスレッスレの所で躱し、弍ノ型=『絕斬』で腕を斬り落とす。


《『氷結』……これで腕は大丈夫だ》


《済まない、ヘルム》


《よい…それよりも…》


《あぁ、やはり油断ならんな》


《だが……》


《我々もこのままではおれん!》






ありがとうございました。

感想お待ちしておりますm(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ