《13話》
誤字脱字があると思いますが、よろしくお願いします。m(_ _)m
零は今、冒険者ギルドにてクエストを選んでいた。
「どれにするかなぁ〜」
俺まだ最低ランクだしなぁ、受けれるクエストが少ないな。………これ受けるか
「すみません、これ受けます。」
「10体のゴブリン討伐ですね。承知しました。」
「ありがとうございます」
さて、行くか。
《ナガルの森》
《ギャキャギャ》
ゴブリン発見!
「『ファイアハンマー』はぁぁぁ!!」
手に持つ巨大な炎のハンマーを、ゴブリンめがけて振り下ろす。
《ドォォォッン》
5体討伐。うわぁ、クレーター出来てるよ。
「まぁいいや、あと、5体!頑張るか。『探索』」
……………………いた。
「『神速空』」
零は、目にもとまぬ速さで感知した5体のゴブリンの元へと逝く。
「…………黒白初陣だ『漆黒ノ焔刀化』はっ!」
ゴブリン1体に一太刀、ゴブリンが真二つになりゴブリンが斬られた個所は黒く焦げていた。そして、残りのゴブリンも次々と斬られて行く。
「これでクエスト完了だな………ん?あれ何だ?」
零の背後に一つの薄暗い洞窟があった。
こんなの探索に、感知しなかったけどな。………入ってみるか
黒白を手に、洞窟へと入って行く。
「………暗いな。『ライト』おぉ見える見える」
洞窟を進んで行くと……
「扉?開けてみるか…………っ!何だよこれ」
零が目にしたものは、人間の死体。特に若い女性の死体が、多かった。
「酷な………せめて、浄化させてあげよか。」
零が、死者を浄化していると……。
《いやぁ昨日ヤリまくった女よかったですねぇ》《そうだな!アハアハアッハッハ》《次も上玉だと良いですね!》
外からそう聞こえて来た。
そうか、此処は盗賊のアジトか………。気が変わった、このまま浄化して帰ろうかと思ったけど、あいつら殺して帰る……。
零は、あの聞こえてきた言葉によって怒りが爆発した。
「死よりもキツい事をしよう………」
盗賊がいる外へと向かう
「…………やぁクズ共」
零は、笑顔で盗賊達に話しかける。
「あぁぁ!何だてめぇ!」
「誰がクズだと!?舐めてんのか!」
「いやいや、舐めてませんよ。ただ………お前らクズを見ていると、無償にイライラするんだよ!。」
「何だてめぇ!ケンカ売ってんのか!?売ってんなら、死んでも文句ねぇよな!」
盗賊Aが剣で、斬りかかって来た。
遅いな。
「これからお前らクズ共には、死よりも苦しい事を受けてもらう。」
「その前におめぇを、殺すまでよ!。はぁっ!!」
だから遅いんだよ。
「『ウルツァイトバインド』創造魔法『超再生』『超再生』をクズ共に『付与』さて、始めようか。地獄の宴を!」
5人の盗賊達を拘束し、盗賊達に超再生を付与する。そして、零は拘束された盗賊達に魔法を使う。
「いでよ『ケロベロス』」
零の前に、魔法陣が現れる。現れた魔法陣から3つの頭、竜の尾、蛇のたてがみの獅子が現れた。
「ケロベロス、こいつらを半分喰え。直ぐに再生するから思う存分喰え。」
《ガウゥゥゥ》
「や、辞めてくれ!。何でも言う事聞く!だから助けてくれ!」
「ケロベロス、殺れ。」
ケロベロスは、5人の盗賊の上半身を喰った。
「お前らクズが犯した、者達の怨みを俺が晴らしてやる。」
ケロベロスが、上半身を喰い、上半身が再生して、またケロベロスに喰われるというのを1時間行われた。
「さてと、ケロベロスご苦労さま。」
《ガゥ》
ケロベロスの足元に魔法陣が現れて、消えていった。
「たす………け……て」
「おね………がい………し…ます………」
「やだね。もうこれで、怨みも晴れただろ。お前らクズ共はこれから、冥府に行って今よりも苦しい事を受けてもう。付与、解除。じゃあな、『冥府落とし』」
盗賊達の足元に巨大な口が現れて、盗賊達を飲み込む。
「………これで怨みも晴れたろ…」
帰るか……
《冒険者ギルド》
「クエスト報告に来ました。」
「分かりました。では、そちらの報告水晶にギルドリングを填めてください。」
言われたとうりに、ギルドリングを填める。すると、水晶に討伐したゴブリンの名前と数が現れた。
異世界すげぇ
「はい。確かに、ゴブリン10体討伐してますね。では、ほ……う……酬………。あの、シンズキさん。ゴブリン討伐でゴブリン以外を、討伐してますけど……。」
あぁあのクズ共か
「まぁ、ゴブリン討伐中に洞窟あったんで、入って見たらそこが盗賊団のアジトだったんで全員殺して来ました。クズだったんでね」
「そ、そうですか。では、盗賊討伐の報酬も出さないとですね。では、どこの盗賊団だったんでしょ。………!!ちょっと待ってて下さい。」
「わ、分かりました。」
暫くして
「シンズキさん、私に着いてきて下さい。」
「分かりました」
何だろ?ギルマスと会うのかな?ギルマスと会うのかな??
「ここです」
無駄に立派な扉だな
コンコン
「ギルドマスター、シンズキさんをお連れしました。」
ビンゴー!
《入れ》
「失礼します」
ギルドマスターか
「失礼します……」
「君が、レイ=シンズキ君だね。」
わぁイケメンだぁ……ちっ
「まぁ、はい。俺がレイ=シンズキですけど。俺に何か?」
「まぁな。君は下がってよい。」
「分かりました。失礼しました」
受付嬢が、部屋から出て行く。
「で、何で俺を呼んだんです?。」
「まぁまず、座れ。……でだ、君が盗賊した盗賊達だが、討伐ランク«SS»の盗賊団をたかが最低ランクの冒険者が討伐したんだ、そりゃあ呼ぶだろ。」
たかが最低ランク冒険者で、すみませんね!。
「なるほどね。で?それだけじゃあないだろ?」
「そうだ、本題はここからだ。レイ=シンズキ君、君を今から«A»ランクに昇格させる。俺の権限だとここまでが限界なんだ。すまんな。」
Aランクねぇ。まぁ受けれるクエストも、増えるから有難く受けておくか。
「分かった。それだけか?」
「いや、シンズキ君にまだ報酬を渡してないからね。これが、ゴブリン討伐の報酬銀貨1枚、盗賊団、紅月の討伐報酬の金貨10枚だ。」
金貨10枚か、すげぇな。
「高いな……まぁ受け取っておくけど」
「それと、これを。」
「ギルドリングか」
「そうだ、金で出来てる。」
「Aランクになったからか」
「そうだ。で、そのFランクのギルドリングを俺に。」
「ほい。で、これを付けると。……前よりカッコイイな。それじゃあ俺、そろそろ行くわ。」
何かクエスト受けてみたいしな
「そうか、気おつけろよ。」
「おう」
「あ、シンズキさんどうしで……した。その、ギルドリング……金ですよね………まさか、シンズキさん……«A»ランクに昇格したんですか!?。」
「昇格しました。クエストみてきますね」
「あ、はい。分かりました。」
かなり、受けれるクエスト増えたな。ん〜………………これ受けてみるか。
「すみません、これ受けます。」
「シンズキさん、早かったですね。」
「まぁね。」
「ふふっ。あ、クエストでしたね。すみません」
「いいよ。気にしてないから」
可愛いなぁー
そんな事を思っていたら
ドバァン!!
突然、ギルドの扉がいきよいよく開く。
「大変だ!大量の魔物が王国に侵攻して来てる!」
入って来た男が、息を荒くし言った
この王国に、大量の魔物が侵攻中ね。
「緊急クエスト発令する!」
「「「ギルドマスター!!」」」
俺以外の冒険者、受付嬢が言った。
「報酬は大金貨10枚だ!受けたい者は受けろ!」
「シンズキ君、緊急クエストを受けてくれないか?。」
「良いぞ」
「そうか、ありがとう。」
「よし!お前ら!行くぞ!」
「「「おぉぉぉぉぉ!!」」」
ギルド連中が暑苦しい
「あ、俺遅れるから。準備で」
「わ、分かった。」
「さて、あの空間を創るか。」
……………………出来た
「こい『神槌=モーメント』で、素材は【天空竜の牙】【黒龍の牙】だな。そんじゃあやるか」
素材を重ね、モーメントを振り下ろす。
「出来た」
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【神剣=黒天】《神級》
『魔力吸収』
『刃毀れなし』
『神剣融合』«神剣=白天呑み可能»
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はやりチートか、まぁいいや。もう1本っと
「【天空竜の牙】【白竜竜の牙】でもう1本っと。」
素材を重ね、モーメントを振り下ろす。
「うっし。出来たな」
ーーーーーーーーーーーー
【神剣=白天】《神級》
『体力吸収』
『刃毀れなし』
『神剣融合』«神剣=黒天呑み可能»
ーーーーーーーーーーーー
やはりチート!2本とも神剣融合ってのがあるけど何だ?
[剣神融合]
『決められた神剣どうしでしか、融合が出来ない。融合すると、神剣を超えた神剣が生まれる。絶大な力を持つ』
……………鞘創るか
素材は、【森神ゴルドの角】使うか。
「連続創るか」
素材を並べ、連続で振り下ろす。
「出来たな」
ーーーーーーーーーーーー
【森神の鞘】《神級》
『体力/魔力全回復』«所有者呑み»
ーーーーーーーーーー
よし、行くかね。
「お前ら!王国を守るぞ!」
「「「「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」」」」
「やっぱ暑苦しい」
「お、シンズキ君来たね。」
「えぇまぁ」
「君がいたら、王国も安泰だろ。」
安泰って………まぁいいや
「魔物が間もなく、スガザミ平原を通過します!。」
「もう来たか。お前ら!魔物が間もなくこの王国に、やってくる!。お前ら!絶対死ぬなよ」
「「「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」」」
さて、行くか。
《スガザミ平原》
「来たぞ!」
《ドドドドドドドドドドッ》
すげぇ数だな
「約3000って所か」
「おめぇら行くぞ!」
「「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」」
一人の冒険者に、大勢の冒険者が続いて行く。
「何やってんだあいつら!」
ギルマス、大変だな。
「はぁっ!」
「ファイアボール!」「サンダーランス!」
「アイスブロック!」
突っ込んでいった冒険者達が、魔物と戦闘していた。
「正直言って、弱いな。」
「シンズキ君も、そう思うか。」
ギルマスか
「まぁな。」
「Aランクのシンズキ君以外は、Cランクから下の者が多い。」
「なるほどな。」
あ、あの冒険者共全滅した。
「全滅したな」
「したな……」
仕方ない、俺も出るか。
「俺も出るわ」
「そうか、俺も出た方がいいな。」
「『神速空』」
空中を蹴り上げ、上と上がって行く。
「ここまで来れば、いいか。」
さて、やろうか。
「初めに『獄炎玉ノ雨』」
真っ赤な無数の炎の玉が、空から降って行く。
《ヒュュュ》《ドォォォッン》
「少しは片付いたな、後はさっき造ったこの、双剣でやるか。よっ」
ただ今、落下中。楽しい
《ドォォン》
「ふぅ。さて、殺りますか。行くぞ、黒天、白天。はぁぁ」
魔物群れへと突っ込んで行く。
「やっぱり弱いな。ふん!はっ!はぁぁ!」
零は、無双して行く。右手の黒天で、右側の魔物を斬り、左手の白天で前にいる魔物を斬る。
《1時間後》
「はぁ疲れた!」
こりゃあ報酬を、増やしてもらんとな。ふふふふ
「お疲れだな、シンズキ君。」
「本当に疲れた」
《冒険者ギルド》
「皆、見事!魔物の大軍勢から王国を守った。これも皆とレイ=シンズキ君のおかげだ!そして、今宵は宴だ!皆おもん存分飲んでくれ。それでは、乾杯!」
「「「「乾杯!!!」」」」
たまには、こんなのもいいかもな………。
頑張りました!
感想お待ちしておりますm(_ _)m
ありがとうございましたm(_ _)m