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Infinite Abilities Online   作者: 星長晶人
流れる冷水編

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闇竜の討伐

「リューヤさん、レベル上げと装備整えるのが完了したからクエストいこ」


「ん? ああ。『テイム』使えないと、アルティ達連れてけないから戦力減るけどな。俺も一応準備は整ってるぜ」


 エフィとナーシャはクエストの約束をしてから二ヶ月半が経って、ようやく準備が出来たようだ。


「アルティ達がいないのは仕方ないわ。それで、今の職業とレベルは?」


「レベルは確か、67だな。職業はまだ魔導剣士だが」


 魔導剣士はまだ中位職。メアやシンヤに比べればまだまだで、トッププレイヤーに比べてもまだまだだ。


「レベル高いのに職業が中位職なの。レベルはベルセルク、ツァーリさんが六十前半だから、相当ね」


 ナーシャが驚き半分、呆れ半分で言った。


「そうなのか? んで、二人はどうなんだ?」


 戦闘狂二人よりレベル高いのはどうだろうか。


「私はレベル46のテイモンマスターだよ。テイムモンスターは24かな」


「多いな。ただでさえテイムモンスター少ないのに。その大半がエフィ持ってるんじゃ?」


「そんなことないよ」


 そう言いながら、エフィは頬を赤くして照れていた。


「私はレベル47のサモモンマスターよ。種類は数えてないけど、結構あるわね」


「サモモン?」


「サモンモンスターのことよ」


 何だよサモモンマスターって。ポケ〇ンマスターみたいに略してんなよ。


「『召喚魔法』は倒してランダムで得るヤツだからな。『テイム』より運が必要だから、相当だろ」


 俺はイカルゴクラーケンをゲットした後、雑魚ばっかだったし。バハムート手に入れて、やっとレア二体目だ。


「レア何体いる? 俺は二体だけなんだが」


「私は七体ね。『召喚魔法』だけで戦えば、リューヤに勝てるわよ」


「……いつか抜きたいけどな」


 モンスターを倒してるしかないか。


 サモンモンスターを手に入れる方法は一つ。さっき言ったように、モンスターを倒した後にランダムで追加される。


 テイムモンスターを手に入れる方法は三つ。戦闘中、【リンク】というアビリティでゲットするか、戦闘後に卵を確率で落とすか、クエストで手に入れるかの三つだ。


 一般のテイマーは一つ目の方法で増やしていくんだが、俺はフレイがそれで、あとは三つ目に当たる。


「あとね、ベヒーちゃんが進化したの」


 エフィが嬉しそうに言う。


「マジか。あいつ、種族的にはリヴァイアサンと同等なんだろ?」


「うん。でも、こんな序盤でゲットした子だから、ベヒーモスでも弱い部類だったの。だから幻想魔石を使って進化させてあげたんだ」


「幻想魔石を持ってたのか? 激レアアイテムだろ、あれ」


 幻想魔石は各魔石の上位に当たる魔石だ。幻想世界、魔獣だけの世界にいた魔獣を進化させることが出来る。


 バハムート、ベヒーモスなどがそうだ。ちなみに、テイムバハムートは人間世界で生まれたのでダメ。リヴァイアサンも含まれるんだが、リヴァアも人間世界で生まれたから無理という、判断基準がある。


「ベヒーは幻想世界にいたのか」


「うん。天のジズ、海のリヴァイアサンに並ぶ地のベヒーモスだけど、ベヒーモスだけ名前で階級みたいなのが決まっちゃうんだって。ジズはジズ、リヴァイアサンはリヴァイアサンなのに。ベヒーモスだけ違うんだよ。それでベヒーちゃんはいじめられてて人間世界に逃げてきたから、強くなりたい意志が強かったんだね。ベヒーモスでも一番のベヒーモスになったんだよ!」


 本当にエフィは嬉しそうだ。


「良かったな。後で見せてくれよ」


「うん」


 満面の笑みで頷いた。


「早く行くわよ」


 ナーシャは少しご機嫌斜めだった。


 ▼△▼△▼△▼△


 というわけで、『闇竜の討伐』クエストのため、闇竜の祠に来た。


 ストーリーは大昔に封印された闇竜・ダークドラゴンが復活してしまった。直ちに討伐して欲しい。


 ……ありそうな話だけど、別に討伐しなくても封印させればいいんじゃ? と言う俺の考え。


「すまんね。ここからはあんた達だけで行ってきてくれ。封印の一族が丁度新婚旅行に行っててしまって……」


 ここまで案内してくれた、依頼主の長老が言う。……いや、肝心な時に新婚旅行行くなよ、封印の一族。


「ああ。俺は闇竜・ダークドラゴンが持ってる宝剣が欲しいだけだ。気にすんな」


「そう言っていただけると。ありがとうございます。ご武運を」


「じいさんも長生きしなよ」


 NPCと普通に会話し、闇竜の祠に足を踏み入れた。


「……ん?」


 大して中は広くない。すぐに奥に着いた。


「……」


 奥に着くと、何らかの魔法でもかかってるのか、かなり広い空間があった。大きさで言えば東京ドーム二個分だろうか。


「空間魔法だと思うけど。ダークドラゴンと戦えるように十分な広さを確保したかったんだと思うわ」


 ナーシャの推測になるほど、と思う。


 空間の真ん中に、邪悪竜より一回り大きい漆黒のドラゴンがいた。


「HPは二本か。長さ的にも、結構キツいな」


 バハムートと比べると、三分の一くらいだろうか。


「バハムートとあれだけ戦ったんだから、逆に小さく見えるわよ」


「うん。でも、ダークドラゴンは攻撃力が高いってアリシャちゃんが言ってたよ。気を付けないと」


 俺は最近無限迷宮のいたからな。大きく感じるよ。


「まあ、さっさとやるか」


 俺は聖竜剣・ホーリードラゴンを構え、こちらに気付き睨むダークドラゴンを見据えて言った。

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