表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Infinite Abilities Online   作者: 星長晶人
流れる冷水編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

60/165

シルヴァの成長

昨日久し振りに日間ファンタジーランキング百位以内に入りました。


 皆さんのおかげです。ありがとうございます!

「……ふぅ」


 俺は無限迷宮五十二階にて、シルヴァが戦う様を見ていた。


 無限迷宮の敵のレベルは、十階毎に五レベだ。つまり、今は26~30のモンスターが出てくる。


「シルヴァ、順調そうだな」


「ガウ」


 シルヴァにも他のヤツらと同じように『捕食』があるので、一人でやらせて、どんどん成長してもらってる。


 シルヴァ達テイムバハムートは100000000の成長値で一日の上限がない。そして、どんどん大きくなっていく。満タンになると大人ってことだな。


「いい子だ。さっきのボス戦も良かったぞ」


 ボス戦も一人でやらせたが、結構余裕そうだった。


「グウ」


 頭を撫でてやると、気持ち良さそうに目を細めていた。


 まだまだちっちゃい。アルティより大きいくらいだから、カイと同じくらいか。


「【シルバーブレード】」


 シルヴァが襲いかかってきた黒い狼、ブラックウルフを銀製の剣で串刺しにする。……後にシルヴァが美味しくいただきました。


「……道理でモンスターが見当たらないと思ったら、誰かが入ってきたのか」


 ソロかパーティーかギルドかはわからないが、誰かが入ってきたら内部が変わる。出現するモンスターと道が、な。


「今回は狼系らしい。シルヴァ、素早いから気を付けろよ」


「ガウ」


 シルヴァは頷いて、銀を周りに展開した。


 銀を自在に操るシルヴァには攻撃方法がいくつかある。バハムート基本の尻尾や爪などとブレスの攻撃に加え、銀を武器の形にして傷付けたり、盾や壁のようにして防御したり、銀の弾を撃つことだって出来る。ちなみに銀の弾丸のように銀は悪魔とかには効果的だ。


 他にも、銀でゴーレムを精製したり出来るようになった。バハムートの鋼の巨人のようにな。


 『剣魔法』のようなモノが使えるシルヴァは、大体全属性を使えるということになる。


 【ファイアソード】は火だし、【アイスソード】は氷という風に、剣だけなら全属性が使える。


 俺はまだ『剣魔法』を持ってないので、教えて欲しいくらいだ。


「ウォオオオオオォォォォォォン……」


 一匹の白い狼、ホワイトウルフが遠吠えをした。


 こんな草原のように広くない空間で仲間を呼ばれたら、それこそ逃げ場がない。


「グルルル……」


 次々と狼達が集まってきて、俺達を囲む。


「……シルヴァ、殺れ」


「ガアアアァァァァ!」


 展開していた銀を周囲に撒き散らす。


「【シルバーニードル】」


 銀がトゲを生み出す。撒き散らかった銀は狼達に付いていたので、銀のトゲに串刺しにされた。


「数がいたな。狼を一匹残して仲間を呼ばさせて倒すのもいいかもな」


 俺が独り言を呟いてる間、シルヴァは狼を平らげていた。


「んじゃ、行くか」


「ガウ」


 並んで、ゆっくり歩いて進んでいった。


 ▼△▼△▼△▼△


「……ボスはエンチャントウルフか。魔法を付与してくるから気を付けろよ」


「ガウ」


 シルヴァは頷いて銀を周囲に展開する。


 ……戦い方はナ〇トの我愛羅みたいなんだよな。砂か銀かって言う違いはあるが。規模も全然違うし。


「ウオオオォォォォォォン……」


 灰色の巨大な狼、エンチャントウルフが遠吠えをすると、影を操るシャドウウルフが現れた。……影に擬態出来るから、不意打ちが得意なんだよな。


「シャドウウルフは俺がやる。シルヴァはエンチャントウルフと一騎討ちな」


「ガウ」


「よしっ。いくぜ!」


 俺は聖竜剣・ホーリードラゴンを構えてシャドウウルフの群れに突っ込む。数はおよそ二十体。


「【ドラゴンダイブ】!」


 聖なる竜のオーラを全身に纏い、シャドウウルフの群れに突っ込んで一振り。


「ウォン!」


「キャン!」


 五体のシャドウウルフを消し飛ばした。


「はっ!」


 さらに次々とシャドウウルフを斬っていく。レベル差のおかげで余裕だ。


「武器のおかげもあるか!」


 聖竜剣・ホーリードラゴンは俺が持つ武器の中で二番目・・・に強い。


「はぁ!」


 やがて、二十体のシャドウウルフを全滅させた。


「……あとはシルヴァか」


 シャドウウルフ達が消えゆく中、武器を下げてシルヴァの戦いを見る。


 簡潔に言えば、シルヴァは善戦していた。


「グルルル……」


 エンチャントウルフは魔法を付与していたが、シルヴァを捕らえきれていない。


 シルヴァのHPはほぼ満タンで、エンチャントウルフは傷だらけでHPも残り少ない。


「ガアアアァァァァ!」


 シルヴァが吼え、様々な種類の剣をいくつも出現させる。銀、火、氷、雷、水などの数々の剣だ。


「グルルル……!」


 唸って、そのレベルにしてはかなり速い動きでシルヴァに突っ込む。


 だがエンチャントウルフの牙がシルヴァに届くことはない。無数の剣と大量の銀で、ズタズタに引き裂かれたからだ。


「よくやった。これで六十階突破だな」


 エンチャントウルフの死骸を食べているシルヴァを褒める。


 まだシルヴァのレベルは低い。だが、これくらい出来ればまだまだ大丈夫そうだ。


「じゃあ、まだまだ行くぞ。目標は八十階だ」


「ガウ」


 適当に目標を立てて、階を上がっていった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ