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Infinite Abilities Online   作者: 星長晶人
最終章

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158/165

最強の魔法使い

 IAO内最強の魔法使いが決定する――。


 そんな謳い文句を提示されれば、気になってしまうのも仕方がないだろう。IAOという時代を一変させるゲームを真っ先に始めた、ゲーマーの性と言うべきか。


 片や、『暗黒魔術師団』という魔法使いのみを集め、魔法のみで戦うギルドを束ねる生粋の魔術師。妖艶な美女という風貌も相俟って魔女と称されるに相応しい。彼女が扱う魔法は主に攻撃、それも大規模殲滅魔法に該当する。当然の如く最大の魔法だが、得意とするのは一対一の戦いではなく一対多の戦いである。戦いとは言っても大規模殲滅魔法による蹂躙になってしまうので、それを“戦い”と表現するかどうかは微妙なところだが。性格は魔法最強物理軽視。魔法こそ最強と言ってやまない性分であり、好戦的な戦闘狂。


 『暗黒魔術師団』ギルドマスター、ツァーリ。


 片や、『戦乙女』という現実の友人関係を中心にメンバーを集めたギルドにおいて、最高最大の火力を誇っている名実共にエースの称号が相応しい魔術師。『戦乙女』は同じスタイルのプレイヤーが集うギルドとは打って変わって、全く違うスタイルのプレイヤーが集まっている。故にある程度バランスを整えないと総合力がイマイチになってしまうことも多いのだが、そんな彼女達の中でも一際特化に特化を重ねた、魔法一筋のツァーリに引けを取らない魔法使い。愛らしい見た目は“魔女”に対して“魔法少女”と呼んでも差し支えないのだが、彼女が主に扱う古代魔法はツァーリの使う大規模殲滅魔法と同格の魔法であり、攻撃特化の彼女とは違って満遍なく鍛え上げた戦術の幅の広さが強みとなっている。一対一であれば、広範囲殲滅を得意とするツァーリよりも彼女に軍配が上がるだろうか。


 『戦乙女』のエース、リィナ。


 ……余談ではあるが、見た目こそ大人びているのと幼く見えるのとで対照的ではあるのだが、同い年ということがわかっている。


「……」


 闘技場で先にバトルフィールドへと入場していたツァーリは、瞑目してリィナを待っていた。


 この話が上がった時、正直なところリィナは相手にならないと思っていた。見所はあるし、自分と同格でありながら自分と戦い方の違う相手というのは、ツァーリほど極めに入るプレイヤーにとって数が少ない。

 誰かが追いついてきたとしても、そのプレイヤーの戦術は一度は自分も通った道であることも多いからだ。


 だが、リィナだけは違った。自分と同じ高みにいながら、全く違う魔法の使い方をする。

 ツァーリが敵を殺すための魔法なら、リィナは味方を生かすための魔法。それは回復であり、支援であり、尚且つより早く敵を倒すための攻撃である。

 思考が違う別人なのだから、思いつく戦術も違って当然だ。


 そんなリィナがリューヤの死後落ちぶれてしまったのはショックだった。それでも自分がやることに変わりはなかったが、残念という気持ちはある。

 そこへ偶然にも齎された、魔法系最強スキル『MMM』の情報。これはチャンスだと直感した。だが今のリィナでは相手にならない。最強を競い合うに相応しくない。だからこそ、リューヤに頼んでリィナを焚きつけるようにした。


 それからリィナが本気で目指したのかは、定かではない。だがツァーリは確信を持って今日ここで最強を競うと予感していた。

 この期間でただの一度もリィナの姿を見かけなかったのも理由の一つだ。それだけ時間を惜しんで取り組んでいる証拠だろう。代わりに見かけた『戦乙女』のメンバーやリューヤ、フィオナの表情からも勝負から逃げたいと言っているような様子、つまりは陰りが見えなかった。


 だからきっと、今日ここに来る。ここに来て自分と魔法の覇を競い合う。


 興奮して笑みを浮かべてしまいそうになるのを、無理矢理抑え込む。期待して万が一にも覆されたら事だ。本当に彼女が来た時のために取っておこう。


「――来たわね」


 向かい側から微かに足音が聞こえてきて、目を開き笑みを浮かべた。


 やがて、彼女の待ち人がフィールドに姿を現す。最強を争う二人が揃ったことで観客席からも歓声が上がるが、ツァーリの興奮はその比ではなかった。


「……ふふっ! 堪らないわ!」


 リィナの表情は本気だった。その真っ直ぐで強い意志の込められた瞳に射貫かれた直後、ツァーリの背筋をぞくぞくとした快感が這う。口元は歪み、頬は紅潮し、瞳が潤む恍惚とした表情へと変化していった。


「待っていたわ、リィナ。もちろん、ヤるわよね?」

「はい。そのために、私はここに来ましたから」


 ベルセルクと同類の戦闘狂の笑みを浮かべて尋ねるツァーリに、リィナは真剣な表情で応える。わかってはいたが明らかな答えとして返ってくると尚のこと実感が湧いてきた。


「あぁ、待ち切れない……! 早く、始めましょう!!」

「いいですよ。私も、準備は万端ですから!」


 早々に杖を構える両者に合わせて、試合開始の合図がされた。と同時に二人が魔法を展開する。


「「【アンチマジック・ウォール】!」」


 二人が選択したのは同じ魔法。反魔法障壁という、対魔法専用の防御障壁である。使用者の周囲に球体状の障壁を設置して魔法を防御するモノだ。魔法使い同士の戦いで最初に【アンチマジック・ウォール】を展開するのはよくあることだったが……それを攻撃重視のツァーリが初手で使ったとなると話は別である。彼女の戦い方は攻撃特化、言ってしまえば強い魔法でのごり押しである。だがそれをしなかったということは、ごり押しで勝てる相手ではないと思っているということ。

 彼女はそれだけリィナを買っているのだった。


「「【マルチプル・マジック】!!」」


 ツァーリがベルセルクに対して使った必殺のアビリティ。両者共に十個の魔法が設定されているため、一昔前のオンラインゲームであれば画面が荒れ狂い処理落ちしていたのではないかと思うほどの魔法の嵐が乱れ狂った。

 それら全てはほとんどが相殺され、僅かに障壁の耐久を削るのみに終わる。


「【メテオレイン】!!」


 奮わない結果に、しかしツァーリは笑みを深めた。続けて杖を掲げ魔法を唱える。傍らで魔力回復薬を使用して四分の三まで減ったMPを回復していく。

 頭上の空に高々と描かれた魔方陣から、巨大な隕石が複数落下してくる。普通のプレイヤーなら絶望的な光景だろう。


「今! 【グラウンド・ゼロ】!!」


 リィナはタイミングを見計らって魔法を発動する。無数の隕石の軌道上に魔方陣を描き、その中心から衝撃波を放った。【グラウンド・ゼロ】は直接衝撃波を当てるだけではMPに見合わぬ威力なのだが、付随している効果がメインとして扱われる。衝撃波の当たった土系統魔法による現象を破砕する、という効果である。これは魔法の上位下位に関わらず引き起こされるためとても使えるのだ。加えて魔法による現象を破砕した場合、破砕した礫などを相手へ返すことができる。更にその礫などは魔法攻撃に分類されず、物理現象となるため【アンチマジック・ウォール】では防ぐことができない。


「流石ね」


 ツァーリは笑みを湛えて呟きながら、自分に向かってくる礫を全て無視した。


「【インフェルノ】」

「ッ……! 【ブリザード】」


 当たってHPを削ってくる礫は無視して、リィナへの攻撃を継続した。地面を舐める焔を身も凍る吹雪で相殺するが、やや発動が遅れたために障壁の耐久が削られる。


「相殺してばかりじゃ、私には勝てないわよ」


 一方のツァーリは涼しい顔で高威力の魔法を連発、相殺ばかりのリィナの障壁を徐々に削っていく。ツァーリ自身もこのまま終わるとは思っていなかったが、なにをしてくるかは予想がしづらい。同じだけ魔法を扱えるはずだが、自分が魅力的に感じる魔法とリィナが使う魔法は違うのだ。


 そして遂に、リィナの障壁が破壊された。


「【マルチプル・マジック】!」


 すかさず最大火力を叩き込む。リィナの対応が間に合っていない。直撃した、と確信できる手応えがあった。

 だからこそ、ツァーリはリィナがどう対処したか(・・・・・・・)が気になって仕方がない。


「……ふふっ」


 人によっては勝利を確信した笑みと取る者もいるだろうか。


「【マルチプル・マジック】!」


 魔法の嵐に巻き込まれたはずのリィナの声が響き、十個の魔法がツァーリを襲う。


「【テレポート】!」


 リィナがどうやって【マルチプル・マジック】をやり過ごしたのかはわからなかったが、ツァーリも対処法はいくつか考えていた。その一つが、今使った転移の魔法。指定した座標に移動することができる。戦闘外で使用する時は街への移動にも使えるのだが、MP効率は良くないと評判である。


「【マルチプル・マジック】!!」


 リィナの背後へ転移したツァーリは、全力で倒しにかかる。回復したMPを使って再度十個の魔法を発動させた。


「【マナ・コンバージョン】!!」


 そこでリィナが先程なにをしたのかが判明する。

 【マナ・コンバージョン】は相手の魔法発動に対して発動することで、相手の魔法を無効化し、大気中のマナへと変換するアビリティである。マナというのはなにか、ゲーム内設定では魔力の基になっている不可視の元素のようなモノとされている。マナが満ちているからこそこの世界の生きとし生ける者全ては、魔力を持っているのだとか。そう言われてもマナを感じることができなければ意味のないモノだと思っていた。


「……やっぱり、私の予感は間違ってなかったわ」


 ツァーリは冷や汗を掻きながら、不敵に笑う。彼女も魔法を極める者としてマナに関するアビリティを習得しようとしたのだが、習得するためのクエストが抽象的すぎて感覚が掴めず諦めてしまったのだ。

 便宜上マナ使いと呼ぶが、マナ使いにはなれなかった。だがマナ使いの使用するアビリティは厳密に言えば魔法に分類されていない。なら構わないかと思い取得していないのだ。


 だがリィナはマナの感覚を掴めたらしい。現実にない感覚のため非常に習得が困難と言われているマナ関連のアビリティだが、【マナ・コンバージョン】はその中でも上位のはず。向き不向きの問題か、それとも努力の成果か。どちらも正しいだろう。


 【マナ・コンバージョン】は相手が使用した魔法の消費MPに応じてMPの消費量が変化する。ツァーリの【マルチプル・マジック】であれば相当なMP消費だが、リィナなら問題はない。


「――」


 ツァーリを振り返ったリィナが杖を掲げると、彼女の周囲が淡い緑色に輝き始めた。おそらくマナが可視化されている。


「まずっ……!」


 マナの扱いを会得すると、無詠唱で魔法のような現象を引き起こすことができる……らしい。使い手が数少ないため断言はされていないが、それ自体は凄く便利である。ただそれを成す苦労が多大すぎて、誰も到達していないのかもしれない。

 普段視えないマナが見えている――おそらくリィナがなんらかの魔法現象を引き起こそうとしているのだろう。攻撃が来ると直感したツァーリは慌ててリィナの正面から逃れようとする。【テレポート】からの【マルチプル・マジック】で残りMPが少なくなってしまっている今、対抗策は「自力で避ける」しかなかった。


 次の瞬間、リィナの眼前から極大の光線が放たれた。間に合わないと思って前方に跳んだのが良かったのだろう。それでも間に合わなかった分は障壁が時間を稼いでくれた。なんとかノーダメージでやり過ごすことはできたが、次はどうなるか。


「ホント、楽しませてくれるわ」


 先程からリィナがMPを回復するアイテムを使っていないことはわかっていた。最初はMP重視の装備構成なのかとも思っていたが、おそらくマナを直接取り込んでMPに変換している。マナの使用方法としても高等技術のはずだ。

 それを会得し実戦で使える段階まで引き上げてきた、ということはそれだけツァーリとの勝負に本気だということである。


 それが嬉しくて堪らない。


「ふふっ……! でもそれだけで勝てるほど私は甘くないわよ?」


 慣れない手だが、リィナに勝つための準備は怠っていない。あまり使わない手だからこそ、リィナの隙を突ける。

 ツァーリは両手で杖を振り被ると、


「【ブレイド・アウローラ】!!」


 そのまま剣のように振り下ろした。杖の先端から斬撃が迸り、一直線上を光の刃が切り裂く。


「ッ……!」


 隙が少なく近接戦のような動作をすることからあまり使われないアビリティ。杖を振ってから攻撃が当たるまでのタイムラグが限りなくゼロに近いため、不意を打つなら最適だ。だが、リィナは身を捻って負けを回避してみせた。代わりに杖を持っている右手を切り飛ばされてしまったが、まだHPは残っている。


 遠距離魔法職は総じて直接攻撃を受けた時の反応が遅い。攻撃を受けることがあまりなく、防御力の関係で受けたら即死であることも多いからだ。それも杖を持っている手が切り飛ばされたともなれば対応は難しくなって然るべき、なのだが。


「【ボルト・レーザー】!」


 リィナは怯んだ様子もなく左手で杖をキャッチすると先端をツァーリへ向けて雷のレーザーを発射する。迷いのなさと対応の速さに防御が遅れてしまい、逆にツァーリが直撃を受けてしまった。


「【アイシクル・エンド】!!!」


 ツァーリが体勢を立て直すよりも早く、リィナが杖を地面に突き立てる。魔方陣がフィールド全体に広がって瞬く間に極寒の地へと変貌させた。


「……ぁ」


 フィールドごと支配下に置く魔法には、同格の魔法で対抗しなければならない。だがツァーリには同格の魔法を発動できるだけのMPはなかった。回復途中だったために、対抗手段が潰れた状態だった。

 それを理解した途端、ツァーリは自身の敗北を確信する。


 半身が凍らされてもHPが消し飛ぶわけではないが、徐々に減っていっている。先程の直撃も相俟って、HPもほとんどないので、敗北は確定事項だった。


「……最後に聞いていいかしら?」

「?」


 ツァーリは身体を蝕む氷には構わず、リィナへと問いかける。


「私との勝負は、楽しかった?」


 リィナはそれを聞いて目をぱちくりとしていた。しかし質問には答えるべきとして、口を開く。


「……はい。私にはない戦い方をするプレイヤーとの勝負は、楽しかったです」

「そう」


 リィナから満足のいく答えが聞けて、ツァーリは戦闘狂の笑みではなく晴れやかな笑顔を浮かべた。

 やがてHPが全損し、ツァーリの身体が金の粒子へと変わっていく。フィールドの上空に勝者の名が高々と刻まれていた。


 消える直前、リィナが試合中とは打って変わって華やかな笑顔で観客席に向けてⅤサインを突き出しているのが見えた。その先には彼女の姉、兄がいる。


(……なるほど。最初から、私とリィナでは勝負にならなかったわけね)


 ツァーリは悟った。

 彼女はずっとリィナとの本気の勝負がしたかった。最強スキルにも興味はあったが、二の次だった。

 対してリィナは最強スキルを獲得するために、リューヤやフィオナに追いつくためにツァーリとの勝負に勝ちたかった。


 戦う前から勝利への拘りを捨てていた時点で、ツァーリの敗北は決まっていたのかもしれない。


 こうして、IAO最強の魔法プレイヤーが決定した。


 リィナは無事『MMM』を習得し、トッププレイヤー達の準備は整った。

 後はデルニエ・ラトゥールの階層を攻略していくだけだ。


 ……ツァーリとリィナの試合が終わった後。


「こんなとこに呼び出して、なんの用だ?」


 ツァーリはベルセルクを人気のない場所に呼び出していた。


「……私、もうあなたとの勝負に拘るのをやめるわ」


 待ち合わせていた彼女は、神妙な表情でベルセルクに告げる。


「どういう意味だ?」


 若干苛立った様子で聞き返すベルセルクに、彼女が自分が得た答えを突きつける。


「小さいことに拘っていたせいで、今日負けたわ。だからもうやめるのよ、あなただけに拘るのは。そもそも私もあなたも……互い以外に負けてるものね?」

「……」


 ベルセルクはなにも言わなかった。彼も近接戦闘のみでリューヤに正面から敗北している。メアやセンゾーと戦っても勝てると断言できる自信はなかった。


「それなのにこんな中途半端なところで争って、バカみたい。私の、私達の求める最強ってそういうモノじゃないでしょ?」


 ツァーリの手にあったと思っていた最強の名は、今日完全に失われた。ベルセルクと争っても彼女が最強であるという証明にはならないし、彼に勝っても魔法の方が強いとはならない。


「最強になるまで、あなたとの勝負は預けるわ。だから、あなたも私が戦うに相応しい最強になりなさい」

「はっ。てめえに言われるまでもねぇよ」

「……そのために、あなたと手を組む必要があるんだったらそうするわ」

「あん?」


 ライバル同士の宣言から一変、やや小さい声でつけ加える。ベルセルクが聞き返すと、少し頰を染めて言い直した。


「だから、あなたと同じギルドに入ってもいいって言ってるのよ!」

「それはあれか? 『暗黒魔術師団』を抜けて『狂戦騎士団』に入るってことか?」

「違うわよ。手を組んで、新しいギルドを作るって話よ。まずはギルドで最強を名乗れなきゃ始まらないわ」

「……チッ。まぁいい。俺の方針に水差すんじゃねぇぞ?」

「それは保証できないわね。それとも、最強を手にするための覚悟が足りないのかしら?」

「あ!? いい度胸だ、やってやるよ! てめえが意見出せねぇような完璧な提案してやらぁ!」

「あら、それは楽しみね。できればの話だけど」

「なんだと!?」


 言い合いをする二人の息はぴったりで、見様によっては仲がいいとも言えなくはないのだった。


 その後、『暗黒魔術師団』と『狂戦騎士団』が解散して新たな『混沌魔術狂戦団』が設立されたのはトッププレイヤー達を揺るがす大ニュースとなった。

 敵対していたギルド同士の合併だったが、離反する者はほとんどいなかったので如何に二人が慕われているかわかるというモノである。

次からはリューヤが死んでから戻ってくるまでのお話です。


それが終わったら本当に最終局面ですかね。

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