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オレだけが此処にいる。  作者: MRS
第一章
6/65

第五話 逸らした顔をもう一度前へ。

 ───中世時代の様な酒場の中を、二人の男が歩いている。




 俺は相棒に話があると言われ。人も増えて来た酒場の二階で

 立ち話も難しいと思い、自分の部屋へと相棒を誘う事に。

 別にこの場でボイスチャットを内緒やパーティー限定にしても

 良かったんだが。多くのヒトが楽しむ酒場で口パクを晒すのは

 酒場の風情を損ねる。と言う俺ルールがあるので、自由に話せる

 ゲーム内の自室に誘った訳だ。ふと後ろをチラリ。


「……。」


 相棒は俺の後ろを黙って歩いている。一体何の話があるんだ?

 そう考えながら俺はヒトの増えた二階を進み、酒場の三階へと

 続く階段を上る───


 ───三階。其処はホテルの宿泊施設の様な作り。

 それもそのはず。この酒場の三階は宿として使われており、

 細々と設置された扉の先には、個室や大勢で眠る為の雑魚寝部屋等に

 繋がっている訳だ。

 この施設を利用するのは自室を持てない初心者プレイヤーや。

 自室を持っているのに宿を利用したがる物好きな中堅と。

 戦いに少々疲れた上級プレイヤー達だ。曰く、利用者は部屋の

 消音機能を敢えて使わずに。誰かの物音や声が程よく聞こえる様にしては、

 それが『良い』とか『魅力』なのだと。前に聞いた事がある。

 中にはゲームへログインしては一日中宿で過ごす。何てのも居て、

 これだけ作り込まれた仮想世界。楽しみは冒険だけでは無いのだなーと。

 初めてその話を聞いた時には思った物だ。

 少しの感慨を胸に、通り過ぎるを扉を横目で見ては。


「(この扉の奥では今も誰かが休んでるのかな?)」


 何て事を微かに思う。俺も最初は宿にお世話になったもんだ。

 懐かしいなぁ。今度泊まってみようかな……。ハッ!これか!

 皆コレを思うのか! 成る程ー。等と一人心で燥ぎながら、歩みを

 止めずに三階奥へと進む。すると三階の一番奥。

 其処には豪奢な二枚扉が姿を現す。俺はその扉の前で立ち止まり、

 神々しい彫刻の刻まれた二枚扉の、ドアノブへと手を掛け。暫く待つ。

 ほんの少し待てば“カチリッ”っと、鍵の解錠音の様な物が響く。

 音を確認した俺は扉を開き中へと進む───


 ───扉の先は白く。何処までも続いていそうな通路。

 通路は近代的で。その両端には等間隔で自動ドアの様な物が

 連なっている。

 背後では扉の閉まる音が聞こえ。


「あの酒場から此処に来ると、相変わらず世界観が狂うな。」

「まあまあ。世界観も大事だけど、こう言うのも楽しいだろ?

 それにこれにもちゃんと設定あるんだって。」


 等と、遊んでいるゲームの世界観に付いて相棒と話しながら。長い通路を進む。

 此処は各プレイヤー達が持っている自室に繋がる通路で。先程酒場にあった扉は

 この世界(ゲーム)の様々な施設に置かれ。それは自室のこのエリアまで自動で

 繋げてくれる便利な扉。なんだけどー……。実はこの通路もさっきの

 扉も殆ど利用されない。何故なら自室を手にしたプレイヤーは、何処に居ても

 直接跳べるからだ。じゃあ何で酒場で跳ばなかったか?

 それは簡単。あの酒場の中では飛べないからだ。これは俺ルール

 何かじゃなく、抗いようも無いゲーム(世界)の仕様。

 つってもまあ店毎に跳べるかどうかとか、オープンチャット限定だとか。

 そんな設定が細かく存在したりする。どう言った訳で設定が

 決まってるのかは分からないけど、俺のお気に入り『昼行灯』は、

 貸し切り以外では店内で長距離瞬間移動(ポータル)スキルは使えない設定だ。

 なので、こうして歩いて自室に向かっていると言う訳。

 面白いのが、服装まで決められた施設があるのが───とと。此処だ此処。

 俺は自室の扉の前で端末を操作し、ロックを解錠して入室。

 相棒も後に続く。

 部屋の中には丁度入口近くにノギが居り。ノギは此方に気が付くと。


「お帰りなさいませ。ルプス様。」


 挨拶を送って来た。勿論俺だけの時のメッセージは再生しない。

 何時もの挨拶をフレンドや誰かと一緒の時にも再生設定出来るほど、

 俺は振り切っていない。


「ただいまただいま。」


 そう返すとノギは一礼を見せ、部屋の隅に下がっては待機している。

 今はやる事が無いのか。後で何か指示を出して置こう。

 そう思いながら俺は部屋の中央のソファへ向い、腰を下ろす。

 対面には相棒が座り。


「それで? 話って何よ?」


 どんな話にせよそう長くは無いだろう。と言うかそうであって欲しい。

 じゃないとどんどん俺は助けを求めるのが辛くなる。

 いやもう今ですら辛いけどね……。考えると恐ろしい。


「……。」

「?」


 相棒は俺の言葉を聞いても“ジッ”と此方を見るばかり。

 話があると言ったのは相棒でー。“頼む”とまで言ったのも相棒だ。

 なのに、まさか話が無い。なーんて事は無いだろう。

 余程話辛い事なのだろうか? だとすれば俺が出来るのは、

 相棒が話してくれるまでゆっくり待つだけ。

 時間が立てば立つほど俺は辛くなるが、他の誰あろう相棒の悩みだ。

 優先せずには居られない。ああ居られないとも。

 安心してくれ相棒。どんな悩みも俺なら解決出来るとは言えないが、

 一緒に悩み、解決の手助けくらいは俺にでも出来るはずさ。

 今までだってそうだった。だから相棒。

 一緒に今回も解決しようじゃ───


「気の所為じゃなければ……。ルプス、何かあったか?」

「んひ?! ……何って? 何が?」


 ───相棒の不意打ちに思わず真顔で鳴いてしまった。

 俺の恥ずかしい鳴き声を聞いた相棒は一瞬訝しみ。

 直ぐに確信に満ちた表情に変え。


「どうやら気の所為じゃないらしいな。」

「いやいや。今ちょっと嫌な事を思い出して

 叫んだだけだから。何も無いよなーんもない。」


 取り繕う俺。そんな俺を相棒は一度鋭く睨み。ゆっくり瞳を閉じては。


「酒場でお前に会った時だ。部屋に入ると

 お前は叫んでいた。他人が一人の時にどう

 してるか何て、自分には分からないが。

 お前がああして切迫した叫びを上げるのを、自分は初めて見た。」

「た、偶々だってそれは。一人の時は皆あんなもんだよ。

 皆奇声あげたりしてるって。」

「そうかもな。偶々お前が初めて寝落ちする所を見て、

 次の日にも偶々お前が叫んでいるの初めて見た訳だ。

 この短くない付き合いの中で、な。」


 相棒は一度話を区切り。そして再び。


「それだけじゃない。お前には祝賀会の時から違和感があった。

 何時もならああいった集まりの時は、心から楽しそうに燥ぐお前が。

 何かをずっと気にしている様子で。心から楽しめてない、無理を

 してでも楽しんでいる様に。自分には見えたよ。

 どうにもそれが気になって仕方が無い。」


 其処まで話すと相棒はゆっくりと瞼を開け、俺を真っ直ぐに見詰めては。


「ルプス。何かあったんじゃないか?」

「……ッ。」


 俺は何も言葉が出てこない。そんな俺に相棒は冷静で、静かな声で。


「お前が何を気にしているのかは分からない。でも、それでお前が

 困っているなら、思い悩んでいるなら。自分は手を貸してやりたいんだ。

 それでこそ“お前の相棒。”だろ?」


 優しさの籠もった言葉と仕草。それが無精髭を生やして、

 鋭すぎる眼光を持つ伯父様から出て来た。

 凄まじいギャップに心打たれた俺の心は限界を迎え。


「ぁぁぁあ゛あ゛い゛ぼぉぉおおうううううう゛!」


 思わず叫んでしまう。相棒は俺の奇声に引くどころか、

 困った様に笑いながら。


「話してくれるか?」

「……ああ。ああ!話すよ相棒!」


 責めるばかりの取り調べでは無く、暖かな言葉で諭されたような。

 そんな情にほだされた犯人が如く。俺は、オレの身に起きた

 らしい出来事を相棒に相談した。してしまった───


 ───心細さや不安からだろうか。それはゆっくりと

 蓄積していたらしく。相棒の優しげな声と瞳と気遣いと渋さと髭に刺激を受け。

 感情の大爆発を誘発。あれよあれよと俺は、今現在ゲームから

 ログアウト出来ない事を相棒に説明してしまった。その有り得ない

 説明を聞き終えた相棒は。片手で口を隠すように手を当てては。


「それは、本当か……?」

「本当も本当でマジもマジ。」


 相棒は驚愕の表情を浮かべ。


「……その、なんだ。てっきりまたレアが出なくて

 落ち込んでいるのかと思っていたんだが。それが……。そうか。」


 相棒は此方を信じられないと言った様子で見ている。ん?


「え? 相棒はそんな程度だと思って俺にあんな台詞言ったの?」

「ん? あ、ああそうだ。」


 あれあれ? 俺の気の所為じゃなければ相棒、ちょっと引いてない?

 話の内容にちょっと引いてない? え? こんな大事な話したのに?

 もしかして俺、相棒の懐を勘違いして馬鹿デカイ物を投げ込んじゃった?

 そう考えた俺は途端に申し訳無さを感じ。


「何か、ごめん。重い話しちゃって……。」


 彼女に別れ話を“された時”ばりにテンションを下げ。謝る。

 そりゃそうだよね。俺達そもそもネット上だけの付き合いだし。

 相棒が悪い訳じゃない。世界初の事故かも知れない大事の話を、

 たかだかネット上のだけの、ゲーム仲間ってだけで話されたら。

 困るに決まってるよ。

 俺は、友達のただの風邪に千羽鶴を折って持っていった時の。

 ドン引きされた思い出を心と頭に浮かべ、心底気不味思いを感じて居た。

 これ以上無く肩を縮こませている俺へ、相棒が静かに口を開き。


「いや。謝る必要は無い。予想とは違ったが、

 そんな重大な事を自分何かに話してくれて。

 その、なんだ。お前が大変な時だって事は分かってるが、

 お前からの確かな信頼を感じられて、自分は嬉しかったよ。」


 激渋な顔で照れてみせる相棒。

 相棒ー! 流石相棒! やっぱり彼の懐は大きかった!

 すると照れていた、素敵なミスターダンディーが。

 不意に小首を傾げ。


「今の話を聞いていて疑問なんだが。何時からなんだ?」

「へ?」

「話を聞いてログアウトが出来なくなったのは分かった。

 だけどルプス、それは何時なんだ? さっきの酒場でじゃ無いんだろ?」


 俺は相棒に『ゲームからログアウト出来なくなった。

 リアルに戻れないソレを、俺は気にしていたんだ。』そう話しただけだ。

 それだけでも大変な事態と分かるし伝わる。のだが


「そそそ。それはー良いんじゃない?」

「いや駄目だ。こんな事はVR史上初めての事だぞ。

 何が重要か分からない以上時間や時期も欠かせない情報だ。

 だから運営や消防に連絡を入れるなら、そう言った事は正確に

 知らせる必要がある。」


 ご尤も。だけど俺は話すのを躊躇う。


「ん。まあーそうなんだけどー……。」

「ルプス。」

「はい。」

「まだ何かを隠しているのか?」


 頼れる相棒には簡単に見抜かれたしまった。そして見抜いた相棒は

 先程まで優しさの籠もった瞳から、見た通りの鋭すぎる眼光で。

 更には無言の圧をセットで俺へデリバリー。

 一度優しさにほだされてしまった俺には、その冷たい

 アンハッピーセットがクリティカルヒットを連発。

 早々に白旗を上げた俺の心に従い、相棒へと

 ログアウトが出来なくなった時間“正確に”話した。


「何? お前それは未来の時間だぞ?

 今が二十二時半だから二十三時は───」


 相棒は小首を傾げ、次に俯向き。暫くしてわなわなと震えだし。


「(あ、察したっぽい。)」


 察したらしい相棒はソファから勢い良く立ち上がり。


「お、おま、お前!お前!」

「分かってる。」

「お前!」

「うん。分かってるから。」

「お前はぁー!!!」


 叫ぶ相棒。今日はこの部屋に叫び声がよく響くもんだ。

 一頻り叫ぶと。相棒はソファへ静かに腰を下ろし。

 俺を見詰め。


「何で直ぐ何処かに連絡しなかったんだ?」

「そうしようとしたら、その。ボーナス効果がね。」

「……。」


 真っ直ぐと俺を見詰める相棒の視線。視線は耐え難く。


「何だよ! 俺が悪いってのかよ!

 しょしょしょーがねーだろう! こちとら辛い現実から

 一時でも目を逸らすために、現実と言う悪夢の太陽から逃避する

 ために、乾いた心をネトゲで潤してるんだ! 蜃気楼のオアシスに

 逃げ込んだ哀れな砂漠の民なの!」

「お、おい。」


 オロオロしだす相棒。だが俺は構わない。

 フルスロットルの俺は止まらない。


「そんな理由で遊ぶオレだぞ?! ログアウト出来ないとかって言う

 人生の緊急事態に直面したらなぁ。ああ目を逸らすさ!

 そして逸らし過ぎてもう一度見るのが大変だよ。もう見れないよ。

 なんだ、謝れば良いのか? 辛い事から逃げてばっかりで

 ごめんなさい! 生まれて来てごめんなさい! でも世界を愛してます!

 ネットゲームも最高! 仲間も入ればもっとサイコー! フウーフウー!」

「分かった。分かったから一旦落ち着け!」

「はぁ! はぁ! はぁ!」


 思わず色々と大変な事を叫んでしまった気がする。

 まあ相手は相棒だ。これぐらいの発作は長い付き合いで

 何度もあったし、大丈夫。なはず。多分。

 相棒は俺が落ち着くのを待ち。


「落ち着いたか?」

「……大分。」

「そうか。なら話を戻すが、

 自分が直接お前のVR機器を外しに行ってやろうか?」

「え?」

「良くは分からんが、大事に成るのが怖かったんだろ?

 だったら直接現実のお前の家に行って、そのVR機器が外せないか

 確かめて見ようかって話だ。前にチラッと話した限り、お互い結構

 な近場に住んで居るらしいしな。勿論取り外すのが無理なら消防に

 通報するしか手は無いが……。まあそもそもネット上だけの

 付き合いの自分に、住所を教えるのが嫌なら───」

「是非お願いします相棒!」

「お? おお。」


 願ってもない提案に、俺は瞬時に土下座をしては相棒に頼み込む。

 まだ大事にならない可能性があるのなら、それに縋り付かずには居られない。

 俺は大喜びで相棒に住んでいるマンションの住所を教え。


「ああ。この距離なら一時間も無いな。」

「そんな近くだったん?」

「らしいな。じゃあ言ってくる。」

「お願いします。」


 きっちりと頭を下げて、相棒を見送った。その後俺はソファに

 “ドカリ”と座り込み。天井を仰ぎ。


「ふぅー……。あれ? もしかして自分の大惨事を

 相棒に見られる方が、今後大変なのでは?」


 しかも結局外せないってなると、相棒は消防に連絡して。

 気不味い中二人で事情を聞かれたり? 俺一人で知らない消防の

 おっさん達に恥ずかしい思いをするだけの方が、遥かに良かったのでは?


「しまったぁー! 思わず縋り付いたが此方の方が

 辛い選択だったじゃねーか! いや待てよ。

 もしかしたら奇跡的に大惨事も無く、普通にVR機器が外れる

 可能性も……?」


 等と。羞恥心溢れる想像をしてはのた打ち回り。

 次の瞬間には希望に満ちた想像で冷静になる。

 そんな事を繰り返しては、相棒をひたすら待った───


 ───自室で一人藻掻(もが)き苦しんで一時間以上経った頃。


「ルプス。」

「んひひ!?」


 俺のキャラクター名を呼んだのは相棒。

 相棒は部屋の出入り口に立って居た。何故こっちに?

 疑問に思う俺へ相棒が言う。


「家に行って見たら、部屋の前に規制線が貼られてたんだ。」


 “ゴクリ”と俺は息を呑む。相棒が話を続ける。


「何があったのか、隣の部屋の人に聞いてみた。

 そうしたら昨日救急車や警察車両が来て、部屋から人を

 運び出してたそうだ。」

「ま、まじ? ウソ。オレ良くある未帰還者に?

 昏睡患者的な?」

「……。」


 俺の言葉に相棒は黙り。インターフェースを開いては

 画面を俺へと向ける。画面を覗き込めば、

 其処にはネットニュースの記事。内容はと言うと。


『速報“VR機器は安全?”について。

 昨夜、午後二十三時頃。VR機器からの緊急通報を受け、

 警察と消防が出動。

 現地へ到着した警察と消防が通報のあった家の中へ入ると、

 VR機器を装着したままの男性が心肺停止状態で倒れており。

 直ぐに救急隊員が蘇生を試みるも。午前零時五十分。

 男性の『死亡が確認された。』警察は事件と事故。

 そして自然死を視野に捜査を開始すると発表。

 だが何れにしても、VRとVR機器の安全性には何の問題も無く。

 男性死亡は長時間の疲労と興奮状態の継続に依る、事故死の

 可能性が強いて見られている。今回の事を受け。警察と消防、並びに

 各社VR機器メイカーは共同で声明を出し。

 不眠不休でのVR機器の使用には十分注意を───』


 俺は其処まで読んでは。記事から視線を上げ。

 そして、ソファに崩れるように座り込んだ。


「───え?」


 出て来た言葉はそれだけ。漫画やら映画の創作物でなら、モブでも

 主人公でもこう言った時は未帰還者や昏睡患者として、生きている者だ。

 しかし創作とは違う現実では。主人公でもモブですら無いらしいオレは。




 無慈悲にも死んでしまったらしい───

最後までお読みいただきありがとうございます。

この物語を楽しんでいただけたのであれば、幸いでございます。

読んでくれた貴方様に、心からの感謝とお礼を此処に。

誠にありがとうございました。

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