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 いつものブレイクタイムが終わって、璃子さんは部屋に戻る。


「唯、お前はそれでいいのか?」


ソファーに座る俺の横に皐月が座る。


「どうしようもないだろ。はるちゃんにはしっかり気持ちにケリをつけろって言われたよ」


俺には選択肢が二つしかないないんだ。潔く振られるか、何も言わずこの気持ちが消えるのを待つか。この二つ。


「そうだ、皐月。いいもの見せてやる」


俺はスマホを操作して、着せ替え人形になっていたはるちゃんの写真を見せた。俺が特に似合っていると思ったミニスカート姿。


「おまっ!!これっ!!」


皐月は言葉が出ないようだ。何とも言えない顔をする。


「今日、二人に着せ替え人形になってたはるちゃん。ほかにもいろいろあるぞ」


今度はショートパンツの写真を出す。痩せすぎてもいない、太りすぎてもいないはるちゃんは、こうやって太ももを出していても問題ない。むしろ、健康的で人目を引きそうだ。


「送ってやろうか?」

「いや、問題だろ、これ!!」


別にきわどい写真でもない。俺が撮っていたことにはるちゃんが気付いていないわけもない。それでも、意識し始めた人の写真だ。狼狽えないわけがない。


「ただの普通の写真じゃん。さすが、璃子さんと葉那だな。よく似合ってる」


俺の言葉に皐月は金魚の様に口をパクパクさせる。そんな皐月を見て、俺の溜飲は下がった。


「さてと、行ってきますか」


そして、潔く振られてこよう。それから、皐月には悪いけど、少しだけはるちゃんの胸を借りよう。



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