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 はるちゃんは璃子さんと葉那と別れ、スーパーに寄った。俺はなんとなくはるちゃんについていく。


「お祝いですから、今日はお赤飯と鯛でしょうか……」


魚売り場ではるちゃんは考え込む。さすがに、尾頭付きの鯛はいなくて、よかったと思う。はるちゃんなら、普通に料理しそうだ。散々迷った挙句、はるちゃんは鯛の切り身を籠に入れる。それから、海老も。そして、野菜もポイポイ籠に入れていく。もう、頭の中には何を作るか決まっているようだ。はるちゃんの手に迷いはない。そして、お金を払い、家へ帰る。家にたどり着くと、はるちゃんはそのまま台所で料理を始めた。




 バイトから帰ってきた皐月と涼は、テーブルに並ぶ夕食を見て目を丸くした。


「一体、何があったんだよ」


今日の献立は鯛の餡かけに肉じゃが、ほうれん草のお浸し、海老のお吸い物。それから、赤飯。


「それは、璃子さんが説明してくれます」


やっぱり、璃子さん自身に言ってもたった方がいいと思うのだろう。はるちゃんは理由を話さなかった。




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