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油断2
起きると、やっぱり病院だった。
「ひな君!!」あーくんは僕が起きたことにすぐに気づいてくれて、僕の手を握り締めてくれた。
「あーくん…」
「もう本当に心配したんだよ?3日も眠ったままだったんだから…」そんなに!?
「ごめんなさい。心配かけて…」
「ううん。でも…」
でも…?入院って言われるのかな…?
僕の気持ちに気付いたのか、あーくんから、
「ひ~な君、入院してほしいんだけど…」そう言われた。
「拒否していいの?」
「本当はだめ」本当は…?
「でも、ひな君甲子園行きたいんだろ?」
「うん!」
「入院だったら、最低でも1ヶ月。それに退院してすぐに野球するのは不可能だから…」
「体力の問題で?」
「うん…でも主治医としては、入院させたい」
「えっ…」
「ひな君はどうしたいの?」
どうしたい…ってやっぱり野球がしたい!!
「入院したくない…野球する!!」
「そう言うと思った」そう言いながら、あーくんは笑って、僕の頭をなでた。
「ありがとう…」
「でも知ってて欲しい。検査の結果はかなり悪かった。本当は野球はさせたくないから…」
「分かった。もう無理しない」
「約束して」
「うん…」
僕はあーくんと約束を交わした。




