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小1の記憶6
「本当にありがとうございました」僕らは圭の家を後にして、おじいちゃんの家に向かった。
公園で、僕と同じ位の男の子たちが野球をしていた。
僕も野球をしたいなって思ったこともあったけど、やっぱりお父さんたちに、
「ふざけるな。お前に使うお金なんかねぇ!!」って言われて、叩かれた。
「ごめんなさい…」僕はそう言って、それからは誰にも言ってない。
「ん?ひな君?野球したいの?」あーくんが僕に聞いていた。
「ううん。大丈夫」
「ひな君は我慢しなくていいんだよ。もちろん友ちゃんもな」そう言って僕の頭をなでた。
「野球していいの?」あっ言ってしまった。
「当たり前だろ?好きなことならしていいよ。お兄ちゃんが頑張るから」あーくんは当たり前のように言って笑った。
「あーくん?」
「そんな心配しなくていいって。ひな君頑張れよ!」そう言ってくれた。
「ありがとう!えへへ」僕は野球出来る喜びと、あーくんへの感謝で、笑みがこぼれた。
「ひな君は僕の天使だよ」あーくんはそう呟いた。
「えっなんて?」
「ううん。何でもないよ」
「えーー」
僕らは幸せだった。




