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甲子園~幕開け~

「陽斗!朝。起きろ」そう言われて目を開けたけど、結構気持ち悪かった。

「ん?圭?無理…気持ち悪い」

「吐きそう?」

「いや、そこまでは…」

「大丈夫か?俺ら朝ご飯食べに行くから、先生に言っておこうか?」

「あぁ」そう言って僕は目を閉じて眠りについた。


「陽斗~ただいま」

「ん?あっおかえり~」

「陽斗熱あるだろ?ゆっくり休みな、試合午後からだから…」

「あぁ、ありがとう」僕がそう言うと、圭はもらってきたらしい冷えピタを僕に貼って、

「おやすみ」って言った。


「神谷。体調どうだ」

「先生!だいぶいいです」

「今日はどうする?」

「試合ですか?行きます!」ここまで来て、ホテルで休むなんて選択したくなかった。

「分かった。行く時起こしに来るだろうから、しっかり寝とけよ」

「はい…」


「ひ~なと、おはよー」

「おはよーもう行く?」

「あぁ、でも大丈夫か?」

「うん!もう大丈夫。でもバスか…」酔いそうだな…

「乗った瞬間から寝とけばいいだろ?」それもそうか…

「おっけー」


そして甲子園に着いた。

「先輩頑張ってくださいね。応援してます!」そう言って僕らはスタンドに向かった。

ベンチには、18人しか入れない。だから、僕らはスタンドに行って応援する事になっている。



『おねがいします!!』

こうして先輩達の夏は幕を上げた。

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