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7日間−7days−  作者: ミノル虫
3/3

自己紹介

女子3人、男子2人、よくある普通のチームだと優は、思っていた。優はふと冬夜を見ると、冬夜はガッツポーズをとっている様に見えた。

持地は大きな声で言った。

「よーし、これが23チームだ‼︎これからやる事を教えるぞー‼︎まずは自己紹介だ‼︎もう一度言う、私の名は坂下持地だ。よろしくな。」

「自己紹介...」と優は言うと、一番近くの女子が

「当たり前ですね。」と言った。

どこかで見たことある子だ。

持地が問いかける。

「さて、誰から言う?」

1人の女子が手をあげる。

「はーいはいはい‼︎ウチが言うー‼︎」

運動系の女子だ。元気なのもよくわかる。

「ウチの名前は、成海柑菜でーす。運動大好き!よろしくね。」と言うと、優は思い出した。彼女は、中学の時に優、冬夜とよく遊んでいた仲だった。

「ウエーーーーー‼︎ミカンやん‼︎」と冬夜が言う。柑菜はそれに応える

「よっ!久しぶり」

「なんだ、知り合いか?」と持地は聞く。だが、優は久しぶりに会った友達のことでいっぱいで、持地の声が聞こえていない。

「中学ぶり?」優は聞く。

「そうだね」と柑菜は言う。

話が終わったと思い、持地喋りだす。

「じゃあ、次は男だ。」

冬夜が一歩前に出る。

「オレいくわー。...霧崎冬夜です。バスケ部、部長。運動はすき、勉強はこの世から、なくなればいいのにと思うわ。まぁ、よろしくー。」

すると、見たことある女子が言う。

「きりさき、とうや...」

「うん。何?」

......いや、ごめんなさい。なんでもない。」

「そう。」と冬夜は言いながら、一歩下がる。

持地は言う。

「よし。じゃあ次は...」

「私が行きます。」さっきの子が一歩前に出る。

「私は、菊地凛子。運動は...嫌いです。」と言い、すぐに下がる。

「おし、次は君だ。」と持地はゆうを指名する。

「はい!僕は、東山優です。サッカー部です。よろしくです。」と優は、元気に言った。

すると、さっきまで顔を下ろしていた女子が顔を上げる。

「あ!」と大きな声をだす。

優はその声の方に振り向く。

「ん?...あっ!君、さっきの...」

いじめられていた女子だった。

その女子は急いだのか、お礼を言おうとした。

「あ、ありごとぅ」女子は噛んだ。

「うん、大丈夫だった?別に、お礼はいらないよ。」と優は言うが、心の中では、

【ありがとうで噛むのか。なんか、かわいいな...】と思っていた。

女子は言う。

持地がその女子にむかって喋りだす。

「最後よろしく。」

「はい。わたの名前は、三島福です。運動らしいこと、したことありません。すいません。よろしくお願いします。」

持地がまた喋りだす。

「よし、これで自己紹介終わり‼︎次はは、ニックネームだ!キャンプなんだし、ニックネームで呼び合おう‼︎」

数分間みんなが考える。

優も、考えたがやっぱり一番言われ慣れているのがいいと思った。

持地は喋りだす。

「みんなできたかな?私から行くよ‼︎私はモッチーと呼んでねー‼︎」

「はーい!うちはミカンでいいよ」と柑菜が言う。続いて凛子、福の順に言いだす。

「リンコでいいです。」

「フクがいいです。」

続いて冬夜が言う。

「トーヤでいいぜ。」

優も言う。

「ユウって呼んでね。」

これが23チーム。優は楽しいことを考えていると、持地から大事な話があるみたいだ。

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