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探偵クラブ  作者: MARIA
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学園事件捜査部(1)

俺が入学した高校には非常にはた迷惑は校則がある。部活の強制参加だ。その校則のせいで俺はこの1週間部活を探し続けている。しかし、気になる部活はあらかた見たがイマイチパッとするものが見つからなかった。

今日はどの部を見学しようかと校内を歩いていると、廊下の突き当たりの教室に、ダンボールで作られた看板のようなものがぶら下がっている。近づいてみると看板には「学園事件捜査部」と書かれている。事件捜査ということは探偵の真似事でもするのだろうか。今日の部活見学はここにしよう、そう決めて俺はガラリと扉を開けた。

「こんにちは、事件ですか?事件ですよね!どういった事件でしょうか、誘拐?殺人?それとも不可能犯罪ですか?」

凄い勢いで部員の方が飛び出してきた。

「え、えっと、部活の見学に来たんですけど」

「部活見学でしたか!どうぞどうぞ、そこの椅子に座ってください。いやーこんなマイナーな部活に興味持ってくれるなんて、私とっても嬉しいです」

「ここってどんな部活なんですか?」

「よくぞ聞いてくれました!学園とは勉学を学び集団生活の中でコミュニケーション能力を養う場所、しかし人の集まる場所ではどうしても事件が発生してしまいます、そのような事件を解決して生徒達が安全で安心な学園生活を遅れるようにするのが我が学園事件捜査部、通称探偵クラブという訳です。あっ、自己紹介がまだでしたね、私はこの部活の部長をしている緑川杏奈です」

「俺は清原実です」

案外きちんとした部活みたいだな、部長もいい人そうだ。そんなことを考えていると扉をノックする音が聞こえた。

「丁度いいですね、では活動内容は実際に見てもらいましょうか」



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