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1-1

 意味が分からない。何だこれは。朝起きて、気が付いたら(?)記憶が無くなっていたのです。ふざけんな!!

 いや、これは夢かもしれない、見間違いの可能性もある。そう、まずは落ち着くことが大切だ。落ち着いて、深呼吸をして、手紙を――見る!!


 『(前略)グッドラック!! オレ!!』


 変わんねぇ!! これが落ち着いていられるかっ


 「何だこれホント何これ!! え? オレ!?」


 あまりの事態に半ばパニック状態の俺の耳にガチャッという扉か何かを開ける音が聞こえてくる。人の気配も感じるが、そんなものを気にしている場合ではない。そんな余裕もない。ないったらない。


 「あ、目が覚めましたか主様(マスター)

 (確かに何か頭がぼーっとして、起きる以前のことが何も思い出せないけど……!! いやでも……)

 「あの、主様――」

 「だぁぁぁああ!! どういう思考してんだよ!! 馬鹿じゃねぇの!?」

 「主様、あの――」

 「何だよ!! 暇だから記憶消すって!! ふざけんな!!」


 その時、余計な音を全て拒否していた俺の耳に ぶちっ という何かが切れるような音が聞こえた……気がした。気がしたというのは次の瞬間――


 「聞いてください。殴りますよ」


 ――頬に撃ちぬくような衝撃を感じて、俺の意識が薄れていった結果、記憶が曖昧になったからだ。

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