6日目 その2
説明分かりにく!!
頑張って理解してくださいね♪
うおっほんと、所長は咳払いしつつやっと口を開いた。
「この世界には、ごく玉に創造力という力をもつ者がいる。その力は何かを創造する力
そのなにかとは自分が望んだ物、または世界だ。創造力が大きい者ほど、大きな世界を
創造できる。しかしその創造した世界は、現実の世界の形をゆがめた物だ。だから、
それは世界のバランスを崩す。だからその創造した世界を壊すもの。それが
我々破壊者だ。ちなみに破壊者のメンバーは全員創造力をもっている。もちろん
君ももっているんだよ、ツクル君。創造力をもっている者にぴったりの名前だな」
なんか良く分からないが、俺の頭の中でまとめてみると世界を歪められる力が創造力で、
その歪んで余分な部分を削る役目が破壊者だということだろう。
俺は図に書いて説明してほしかったな。。。。
この旨を所長に言ってみたら
「うむ。いいまとめっぷりだ。その解釈でいいだろう。図なら今度用意しておこう」
と言ってくれた。照れるぜ
「だけど、創造力は危険な力だ。世界を歪めてしまうのだから。その自覚を持てよ、新人」
美人が久しぶりに口を開いた。そして今度は饒舌になったようだ
「ちなみに私の名前は御門だ。御門先輩と呼べよ?せいぜいパシられろよ、新人」
美人だけれど、軽く後輩いじりを始めたようだ。美人と後輩いじりの関連性は全くない。
「よろしくお願いします。御門先輩♥ところで下の名前はなんと言うんですか?」
やはりフルネームは聞いておかないと。なぜなら俺は携帯のアドレス帳にはフルネームで登録する派だからだ。
「新人、お前私を舐めているのか?私は下の名前が嫌いだ。だから聞くんじゃない。次聞いたら落とすぞ、11階からな」
なんか軽く俺とかぶっている気がする。キャラかぶりの所為で俺は美人を敵に回さないといけないのか!!
でも、俺と逆というところがなんかアレだな、運命だな。
「12階でもいいぞ?それともあえて7階という手もあるがどれがいい?」
なんで落とされる階を俺は決めなきゃいけないんだ。まったくなぜだろう
「もう名前は聞かないので心配なく。でも一応答えておきますが2階がいいですね」
美人が軽くむっとした表情をした。可愛い、、、可愛すぎる♥、、かわうぃい〜♪
所長がまた口を開いた
「ちなみに今破壊者は人手不足だ。いや、ここは人手不足と言うべきかな」
完璧にコレはいきなりパシられる事確定だな。あーやだやだ。
「だからキリキリ君ら二人で働いてもらうよ?今他の人員は出払っていてね」
まあ美人と二人だから許す。いびられるけど。いびられるけど。許すかどうか迷ってきた
「ちなみに私は世界の歪みを見つけられる。情報収集係ってとこだな。だから私は基本この建物にいるぞ
実動部隊は君たち若い世代にまかせる。腰が痛いのでねー」
それは便利な限りなんだろうが、美人と新人にそんなにまかせていいのだろうか?
実質、御門先輩1人で活動になる気がするんだが、、、、
「大丈夫だ。明日で徹底的にしごいてやる。覚悟してるんだな」
完璧に御門先輩は後輩をいびる先輩という事で決定!!
所長が軽く顔を歪める。歪みは削ると言う言葉を思い出した俺は、所長の顔を殴ろうとしたが、
所長が言った言葉に拳を降ろした。所長はこう言った。
「そんな時間はなさそうだ。歪みを発見した。ここから北に15キロ地点だ。
ツクル君には実践で覚えてもらうしかなさそうだ。頑張ってくれ」
やっぱ殴ろうかな!?
「すぐ出発するぞ。焼きそばパン買ってこい、今すぐに」
結局はパシリな俺だけど、すぐにパシリどころじゃすまなくなりそうだ、、、、、
次の回で図を出来れば載せたいですね〜
そしたらもっと分かりやすくなるんじゃないでしょうか?