第一現場 古河桃まつり
おひさー。(・∀・)
花火好きになったら、小説ほっぽりだしてた。さらに文章力低下してるかも。
マップを頼りに、古河駅から徒歩30分くらい。古河市内あちこちに桃まつりの宣伝があちこちあるのを見つけ、わくわくしながら会場に到着。バルーンと咲き誇る桃の花々が目に入る。
古河桃まつり。
古河総合公園(古河公方公園)のハナモモ5品種(矢口・源平・寿星桃・寒白・菊桃)約1,500本を鑑賞する祭で、今日、3月22日は18:00から手筒花火、その後18:30からスカイランタンと打ち上げ花火の予定だ。
そして、知名度のあるらしく、会場の公園付近は車が列をつくり、駐車場もほぼ満車に近いように見えた。
梅とか桜とか、日本には綺麗に咲き誇る花々はさるけど、桃も負けちゃいない。
無数の桃の花が咲き誇る光景は絶景である。
しかし、残念ながら私には桜とか梅とか桃の花の区別が分からない!!全部同じである。
花火の種類は区別つくのに。
ちょっと歩くと、なんか人だかりが見えた。近づいてみると、猿が見えた。
どうやら猿回しをやっているらしい。しかし、どうやら最後の演目が終わったらしく、すぐに解散してしまった。
猿回し…見たかった。ショボーン。
少し歩くと、なんか小さい山っぽいものが見えた。古墳かな?
いや、違った富士見塚だった。富士山でも見えるのかな。登ってみたが、富士山は見えなかった。空は雲一つない青空なのに。
しかし、暑い。昨日一昨日は寒かったのに今日は暑い。冬用コートなんて着て来るんじゃなった。異常気象くそくらえ。
なにか冷たいものを飲みたいなと思っていたら。はなももソフトの文字が!!
惹かれて、ダイソンの掃除機の吸引力の勢いで行列に並んだ。15分ほど並び手に入れた「はなももソフト」その味は、優しい桃の味が口の中で染み渡る。めちゃ美味い。冬用のコート着て良かった。
ちょい歩くと、広場があり沢山の露店が並んでいた。そしてバルーンもある。どうやらメイン会場に着いたらしい。そして、バルーンは乗れるらしい。親子連れが乗っていた。搭乗券は…2000円高いや…。
どうやらまた塚かしきものがあった。見ると筑波見の丘。登ってみたが、筑波山は見えなかった。空が霞んでいるのかな。
しばらく会場内を歩き回り、桃の花や屋台飯を堪能し、いよいよ18:00からの手筒花火の時間がやってきた。
メイン会場側ではなく、反対側の梅林側へ移動した私は、カメラを構える。三脚なんて持ってきてないので、腕を固定しカメラを構える。基本は動画撮影だ。いつもブレブレだが。
アナウンスが流れ、手筒花火が始まる。どうやら、古河市民が縁結びや商売繁盛、プロポーズなど色々な理由で手筒花火をやる感じだ。
手筒花火をする主役が点火用の松明をもって2回、雄たけびを上げた後、手筒花火に着火。
そして、一瞬のうちに火の粉が噴き上げる手筒花火を、火の粉が頭にかぶるよう垂直になるよう持ち上げ、手筒花火を抱き抱えた。
まさに、火の雨を浴びている状態だ。主役は平気そうな顔をしているが、絶対に熱いだろう。
しばらくすると、ボンッという音と共に手筒花火の上下から火の粉が勢い良く噴き出した。
手筒花火の終わりの合図だ。主役は平気そうな顔をしているが、内心ではびっくりしてチビっているだろう。
すこすこと、主役が退場したあと、次の主役が手筒花火をするのだ。それを約15分くらい続く。
次々と主役が入れ替わり、手筒花火が噴き出し、爆発し、噴き出しては爆発しを繰り返し、いよいよ最後の主役がやってきた。
どうやら、片方は女性らしい。唯一、女性で手筒花火に参加しているようだ。
最後は雄たけび3回あげるらしいので、着火する前に、慣例通り雄たけびを3回あげ、手筒花火に火をつけた。
手筒花火開始直後の明るい空から時が経ち、空は暗くなってきているので、一層綺麗に手筒花火の火の粉が見えた。なんていうか素晴らしい。締めを飾った女性の手筒花火の人が一層勇ましく見えた。飲食店の繁盛の為とアナウンスが言っていたが、こんな根性魂見せつけられると、絶対に商売繁盛間違いなしだろう。頑張れー。
そして、最後の手筒花火が爆発し、終了…
と感傷に浸るまもなく、とんだサプライズが起こった。
目の前で、激近で花火が上がった。
おいおいおいおい。打ち上げ花火はスカイランタンの18:30からじゃないのか!早いよ!近いよ!嬉しいよ!!
最大号数は2.5号くらいと小さい花火が中心だが、近いと迫力がある。
花火を観ていると時間があっという間に過ぎる、5分くらいの花火だが、私には秒で花火が終わったように感じる。
そして、花火が終わり、しばらく感傷に浸る時間が出来た。
色んな花火があって、みんな良い…。
そんな感じで撤収しようとしたら、アナウンスが聞こえた。
「この後、芝生広場にてスカイランタンと打ち上げ花火の時間です。」
えっ…?
どうやら、さっきのはまだ手筒花火の時間だったらしい。
いそいそと、メイン会場である芝生広場に行くと、スカイランタンの準備をする人達が見えた。
凄い人だかりである。これがメインイベントらしい。
そして、30分になり、アナウンスと共に紫色に点灯したスカイランタンが一斉に空に向かって飛んだ。幻想的である。
しかし、少し待っても花火が打ち上がって来ない。アナウンスもだんまりである。
流ているBGMが一曲終わってしまった。そして二曲目に入る。
スカイランタン漂う空は幻想的である。アナウンスはだんまりである。
二曲目の中盤に差し掛かると、ちらほら帰り始める人が出てきた。そして、次々と帰り支度をする人が出てくる。そして、帰る人の流れができ始めた二曲目の終盤に差し掛かかった。
私自身も、やっぱあの手筒花火の後のアレは打ち上げ花火だったんだなと思い、帰り支度をし始めようと…
「まもなく花火が上がります。幻想的なスカイランタンとの共演をお楽しみください。」
との突然のアナウンスが。
はい?
すると、ボンと図太い発射音と共に光の尾が伸びた。
花火が開花した。たぶん4号か5号ぐらいの赤色の芯入りの牡丹だ。
なんか、打ち上げ現場からちっかいよ!?
そう思わざるえない。だって、真上にでっかくっ花火が開いたのだ。
そして、次々と単発の花火が上がると、急にワイドなスターマインが始まった。
スターマインとは何とよく言われるが、次々と短時間で複数の花火が打ち上がる。いわゆる、速射連発、連続花火の総称なのだ。
それが、近距離となるとカメラに収まらない。
肉眼でも花火が目いっぱいど迫力。最高かよ。
下と上でどっち撮るか…いや、下も上も取りたいからカメラが勢いよく上下に行ったり来たり、行ったり来たり。何時もの私の行動である。
そして写真がブレブレになる。最悪かよ。
そんな感じで、牡丹、菊などの割物、ハートや星などの型物などが次々と上がり、そして、最後、フィナーレとしてトラと共に沢山の錦冠後の霞草で大迫力で締めた。
古河桃まつりの感想。うん。近いは正義だわ。
花火のケムケム効果でより一層に幻想的にライトアップされた桃の花を目に焼き付けながら帰路につく私でした。
花火の種類は「打ち上げ花火」「仕掛け花火」「おもちゃ花火」があります。
筒を用いて打ち上げる花火を「打ち上げ花火」。枠物花火やナイアガラなど何かしらの仕掛けを施した花火を「仕掛け花火」。線香花火やドラゴン、ロケット花火など、ホームセンターなどで簡単に手に入る花火を「おもちゃ花火」と大きく3種類に分けられます。