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虫愛でる追放聖女はゲテモノダンジョンの妖精王となりて  作者: 青蓮
第1章 ダンジョンマスターへの道
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2.手の平を返す世界

 !虫警報発令中!

 サクラとかによく発生するフサフサで水玉模様のアイツと、みんな大嫌い黒光りするGで始まるやつが出ます。

 そして、学園内でさっそくピンチに陥るユリエルを助けたのは……いじめっ子も生理的嫌悪感には勝てなかったよ。

 ユリエルは、黒くなった印章を抱えて、しばらくうずくまっていた。

 この聖なる学園で、都市で、破門されるというのは大変なことだ。

 しかも一度は神の加護を与えられておきながら、破門されたとなれば……神を裏切った者として永久に蔑まれ、罰せられることになる。

 いくら本人がそんな事をしていなくても、周りの人間にそんな事は分からないのだ。

 黒くなった聖印章のみが、目に見える証拠なのだから。


 だから、もし今それを他人に見られたりしたら……。

「おーい、何があった?」

「……っ!!」

 近づいて来る足音と共に、ユリエルは慌てて口を押えた。どうやら泣いていたのを、別の誰かに聞きつけられたらしい。

 あるいは、インボウズの差し金のさらなる踏みにじりか。

(逃げなきゃ!!)

 ユリエルは泣きつかれた体を強引に引っ張り上げて立ち上がり、できるだけ足音を立てずに逃げ出した。

 捕まったらどうなるかは、だいたい想像がつく。謂れもない罪を、人間性を、責められて叩かれて罵られる。

 それこそ、もう立ち上がれないくらいに。

 今の心の状態ではそれに耐えられないと、ユリエルは自分で分かっていた。

 幸い、ユリエルにはちょっとした隠密の心得があった。これまでこの都市と学園のために、幾多の戦場に身を置いた賜物だ。

 ユリエルは素早くいくつもの角を曲がり、物陰に隠れながら人の気配から遠ざかる。

 しかしこの建物も、それほど人がいない訳ではない。むしろ、いるのは全員インボウズの忠実な部下ばかりだ。

(とにかく、早く外に!)

 ユリエルは、窓から近くの木の枝に飛び移った。

 聖女にあるまじき野蛮な行為だが、今はそんなことを言っている場合ではない。それに、もう聖女ではなくなったのだから逆に問題はない。

 ユリエルは木の幹を滑るように下り、植え込みの中に着地した。


 そこからさらに逃げようとして……植込みの方をのぞく目とバッチリ目が合った。

「まあ、こんな所から出てくるなんて!」

 わざとらしい大声に、あっという間に周囲の視線が引き寄せられる。周りには、思いのほかたくさんの同級生が集まっていた。

 その中に見つけた顔に、ユリエルは腸が煮えくり返りそうになった。

(ティエンヌたち……そうか、私を待ってたんだ!)

 自分を虐めて今の状況を招いた元凶……インボウズの娘であるティエンヌがそこにいる。ご丁寧に、恨めしい取り巻き共も一緒に。

 だが、考えてみればさもありなん。

 ティエンヌは、ユリエルが破門されることを前もって知っていた可能性が高い。ならばユリエルに追い打ちをかけるために、出口で待ち構えていてもおかしくない。

 もし素直に玄関から出ていたら、大人の追手とティエンヌたちに囲まれて身動きがとれなくなっていただろう。

 ユリエルはそうしなくて良かったと心から思ったが……とにかく、ティエンヌたちには見つかってしまった。

「あーらあら、ここは猿山じゃないんだから!

 人なら人らしく……あらあらぁ!」

 歩み寄ったティエンヌが、喜悦のにじんだ驚いた風の顔をする。

「その胸の印章はぁ、どうなさったのかしらぁ!?

 まっさか、神にまで人間失格と認められてしまったのぉ!!」

 その声に、同級生たちの視線が一気に胸元に集まる。

 ついさっき理不尽に力も加護も取り上げられ、光を失うどころか真っ黒に変わってしまった元聖女の証に。

 たちまち、同級生たちが騒ぎ出す。

「ねえ、あれって……本当に!?」

「ええ、聖女の資格だけじゃない!神に見放されたのよ!!」

「あの子、そんなだったなんて……!」

 この反応に、ユリエルは心の中でため息を抑えられなかった。

(……そりゃそうなるでしょうよ。だってここは、信仰が全てだもの)

 みーんな、知っている。聖女になるために、ここに来たのだから。聖女になったら何がもらえて、失ったらどうなるか。

 そして、みーんな失うことを恐れている。恐れるように教育される。そうならないために、多少の辛苦はおかしいと思っても耐えられるくらい。

 耐えられなかった者は、他がもっと耐えるように見せしめにされる。

 今、ユリエルはそのための道具にされているのだ。

 それに気づくと、反吐が出そうだった。

「ねーえ知ってる?ユリエルはねえ、私をいじめたうえに、とんでもない罪を犯したの!信じられる?こいつってばあたしにねえ……」

 ここぞとばかりに、ティエンヌがあることないこと騒ぎ出す。

 それが普段のユリエルを見ていて考えにくいことでも、今は破門されたという圧倒的な罪の証がある。

 それだけで、同級生たちはどんな有り得ない噂も信じていく。ユリエルを見る目が、罪人を見る目に変わっていく。

 中には、石を拾い始める子の姿も見える。

(この中、突破かぁ……厳しいな)

 投石だけなら、回復魔法で何とでもなる。だが向こうは多勢だし、破門者相手なら何をしてくるか分からない。

 それでユリエルが反撃してしまったら、すぐにでも現行犯で捕まって今度こそ逃げられなくなってしまう。

 本当によくできた包囲網だ。

 しかし、背を向けて逃げたら攻撃に対処することもできない。

「してない!!私からお金を巻き上げたのは、こいつの方!」

 全身から勇気を振り絞って、ユリエルは植え込みから踏み出した。

 強きを装っているが、それはそうしないと折れてしまいそうだからで。信じてもらえるなんて思えなくて、この包囲をどうやったら抜けられるかも正直分からなくて……。

 そんなユリエルを見透かしたように、ティエンヌは嗜虐的な笑みで歩み寄り……。

「まあ、生意気言っても泣いてたんでしょう!

 本当は分かってるんじゃないの?自分が悪かったって!ほらほら、心の中は後悔でいっぱぁーい、いくら強がっても罪は……」


 突然、ティエンヌの言葉が止まった。足も止まった。

 ティエンヌの顔が信じられない汚物を見るような驚愕に歪んでいく。まるで、犬のクソでも踏んでしまったような。

 ティエンヌが、震える手でユリエルの頭を指差した。

「あ、あなた……頭に、毛虫が!!」

「いぃいやあああぁーーーっ!!?」


 たちまち、同級生たちが絶叫を上げてずざざっと数歩後ずさる。

 だって、乙女にとって有り得ない事態だ。頭に……よく見ると他にも数匹の毛虫を体に這わせた女が目の前に立っているなどと。

 特に、お嬢様の多いティエンヌの取り巻き立ちは腰を抜かしている。

 およそなぜこの世に存在しているか分からないくらい、造形も動きもとことん理解できなくて気持ち悪い毛虫。

 それは、破門などよりずっと恐ろしい衝撃を乙女たちにぶちかました。


 その隙に、ユリエルは悠々と植え込みから出た。

 そして、あろうことかローブについていた毛虫をつまんで手の平に乗せ、にぱーっと笑って見せつける。

「何驚いてんの?木を通ったら毛虫くらいいいるよ。

 それに、この子は毒はそんなに強くないから大丈夫。

 ほら、よく見てみ……背中の水玉模様とか、おしゃれじゃない?」

 そう言われて、乙女たちは見てしまう。

 ユリエルの手の上で動く、モソモソとした毛の生えた物体。その背中にある、赤と青の毒々しい水玉模様を。

「ひ、ひぃっ……オエェッ!」

 たまらず、何人かが吐き気を催してうずくまる。

 もはや、ユリエルを攻撃しようなどという戦意を保てている者はいない。あくまで人間の背教者ならともかく、理解の生理的な壁を軽々飛び越える化け物には。

「や、やっぱりコイツ……人間じゃない……ヒィッ!

 こんな、おぞましい……邪神の使いか何か……近寄らないでぇ!!」

 まだ悪口をまき散らしながらも、真っ青になって足がガクガクのティエンヌ。その脇を、ユリエルは余裕で通り抜ける。

「そんなに嫌いなんだ。

 じゃあ私、あなたの側からいなくなるから……それで、いいね?」

「うえええぇ早く行きなさいよおお!!」

 もはや、ユリエルを叩くよりも一秒も早く離れてほしいと全身で叫んでいる。いくら意地悪なティエンヌでも、生理的嫌悪感には完敗だ。

 遠巻きに見ていた子のほとんどは、既に逃げ出している。

 それでも、ただ一人ユリエルに少しだけ歩み寄ってきた子がいたが……。

「ユリエル、あなたは本当に悪いことを……?」

「してない……って言ってるけど、あなたは私をかばってくれるの?信じるってみんなの前で言って、味方になってくれるの?」

「それは……!」

 ユリエルが問うと、その子はぐっと唇を嚙みしめて下を向いた。

 ユリエルは、失望を露わに言い放つ。

「ほらね……できないなら、するフリとかいいから。

 ただ、私の言うことを少しでも信じるなら、これだけは聞いて。ティエンヌに少しでも心を許すと、私みたいになるわよ」

 その子は、ひどく戸惑った顔でユリエルとティエンヌを見比べる。

 それだけで、ユリエルには腹立たしかった。

 その子はユリエルと同じく孤児院の出で、それなりに気が合って仲良くしてきたけれど、これでは友情も台無しだ。

 今ここにいる中では、その子だけが味方してくれそうだったのに。

 自分のことをよく知っていても、自分がこんな辛い目に遭っていても、簡単に周りに流されて見捨てるなんて。

 もちろん、頭の片隅ではその子の立場も分かっているが……そう憤らずにはいられなかった。

「じゃあね、アノン。

 今の私の気持ち……味わわないで済むといいね」

 こんな奴どうにでもなってしまえとばかりに、わざとティエンヌに聞こえるようにそう言って、ユリエルは立ち去った。


 手から腕まで這い上がってきた毛虫を眺めて、ユリエルは呟く。

「結局、あなただけだったね。私を助けてくれたのは」

 虚しく白いローブの上を這いまわるこの小さな生き物が、今のユリエルには何より救いであり癒しだった。

 いや、物理的にもとても救いだ。

 この毛虫をつけて歩いているだけで、ユリエルは誰にも一度も攻撃されずに寮まで帰ることができた。

 途中、狂人を見るような視線や悲鳴は浴びたが、石や攻撃魔法よりはるかにましだ。

 本気でこの小さな虫さんがいなければ、ユリエルは今無事でいられなかっただろう。

 そう思うと愛しくて、ユリエルはつい毛虫に頬をすり寄せた。

「ありがとね、マイマイちゃん~♡」

 すぐにチクチクして、当たった部分がかゆくなってくるが、離して毒を消す魔法を使えば問題ない。

 さっきの包囲でどれだけ消耗させられるかと思っていたから、命と尊厳の恩人……恩虫にこれくらい安いものだ。

 このマイマイガは派手でいかにも毒々しいが、実は大きいヤツほど毒は大したことなくて、解毒する魔力消費もほんの少しだし。

「いっそのこと、君たちと生きるのもいいかもね」

 ユリエルは蕩けるような笑顔で話しかけながら、毛虫を袋に入れ、エサとなる葉も摘んで袋に入れてやった。

 それを他の学生たちに見られたが……毛虫を見せるとすぐ逃げて行った。

「く、狂ってる!!」

「だから破門されたのよ!!」

 背中に浴びせられる声に、ユリエルは心の中で言い返す。

(元からこうですよーだ……むしろ我慢してただけですぅ!)


 ユリエルは、元から虫が大好きだ。

 他の女の子たちが見るだけで逃げ惑う気持ちの悪い虫たちに、平気で手を出す。ダメージが許す範囲なら素手で触って、愛でさえする。

 全く無害なヨトウムシやアゲハチョウの幼虫など、見つけるとニッコニコで、

「かぁ~いいね~柔らかいね~プニプニプニプニ♡」

と揉む始末である。

 もちろんこれは、虫が苦手な他の乙女たちにとって非常によろしくない。そのせいでユリエルは同級生に遠巻きにされがちで、友達が少ない。

 ……が、だからといって虐められて邪険にされた訳ではない。

 そんなユリエルには、彼女しかやりたがらない大事な役目があったからだ。

 花壇や果樹園やハーブ畑で虫が出た時、教室で誰かが持ち込んだ菓子にアリの大群がたかっていた時、ロッカーにゴキブリが出たり、ハチの死体が落ちていたら……それらはほぼ全てユリエルが処理していたのだ。

 虫でなくても、カエルでもヘビでもトカゲでも、ユリエルは恐れずに処理する。

 見るのも嫌だし近づきたくないけれど、近くにいてくれないと困る……要するにゲテモノ処理係である。

 付き合いたくはないが、切り捨てるとあとで困るのは自分たちだ。だからユリエルは、クラスの中でそれなりの地位にいたのだが……。

(私がいなくなって、誰が処理するんだろう?

 困ったら、私を捨てたこと少しは後悔するかな。

 あ……でも、アノン辺りならいけるか?)

 喜び気味にやるのはユリエルだけでも、強いればやらせられる孤児院や田舎出の子は他にも何人かいる。

 結局、その程度の役目では自分を守るのに足りなかったということ。

 ユリエルは素早く荷物をまとめて、学園を後にした。



 問題は、ここからどこに行くかである。

 孤児院出のユリエルには、帰る家はない。孤児院はあるが遠いし、ここも聖人教会が運営している……破門されては受け入れてもらえないだろう。

 かといって、この学園都市に留まる事はできない。ここも聖人教会の領土のようなもの……破門者はいてはいけないのだ。

 インボウズが言った一週間以内に、どこかへ行かなければ。

 そのための足を求めて、なじみの冒険者ギルドまで来てみたが……。

「ユリエル……おまえ、その胸の印章……!」

「ええ、もう私聖女じゃなくなったの。

 でも回復だって解体だってできるわよ。国境まで連れて行ってくれる?」

 冒険者ギルドでも、破門の証はすぐに見とがめられた。ここにいる冒険者たちだって、皆聖人教会の信者なのだから。

 それでも、ユリエルは聖女の中では飛びぬけて、聖女になれなかった学生を含めても相当冒険者たちと仲が良かった。

 汚れ仕事や気持ち悪い敵の討伐にも参加し、その中で多くの冒険者を癒し、助けた。手が空けば、魔物の体液だらけになって解体も手伝った。

 この恩を人として返してくれる人がいれば、と思ったが……。

「あーダメだね、破門者になんか手は貸せないよ!

 つーか、この街に破門者が使えるものなんか何一つない!」

 昔からの筋肉を残しながらもでっぷりと脂ぎったギルドマスターが、取り付く島もない言葉をぶつけてくる。

「ヒーラーでもダメですか?」

「神に背く者に救いを求めたら、堕落だ。

 そんな事をする奴がいたら、そいつを破門にしなきゃならん!」

 途端に、今まで何となく気まずそうだった冒険者たちの雰囲気が一変する。皆己の命を懸けるように、ユリエルに敵意を向ける。

(ここもか……やっぱ人間なんて、こんなもんか!)

 失望したユリエルが踵を返して立ち去ろうとすると……ガラの悪い男たちが数人、武器をちらつかせて立ち塞がった。

 後ろから、ギルドマスターが実に気味の悪い声でささやく。

「ね、今からでも理事長んとこに謝りに行こう?

 そしたら、本来生きる資格のない君でもお仕事もらえるよ。今素直に言う事聞いてくれたら、僕もたっぷり可愛がりに行ってあげるからさ!」

 次の瞬間、ユリエルの背中にぞわぞわと耐えがたい感覚が走った。

 背中に添えられた大きな手がすーっと下がり、尻をぎゅっと掴む。

(嫌っ!!)

 ユリエルは反射的に振り返って手を振りあげ、それにギルドマスターがしてやったりと笑い……。


 バン、と近くの柱を叩く音と、ベチャッと何かが潰れる音がした。


「ああ~いっけないんだ~!

 この僕に手を上げるなんて重罪……」

「すみません、コイツがいましたもので」

 ユリエルがため息混じりに言って手の中のものを見せると、ギルドマスターとガラの悪い男たちの顔が引きつった。

「おげぇ……!」

 ユリエルの手には、荒事に慣れた冒険者たちをして信じがたいものがへばりついていた。

 黒光する体に、ピクピク動く長い触覚とトゲトゲした手足。それが無残にちぎれ、べとつく中身があふれている。

 間違いなく、潰れたゴキブリだ。

 しかもまだ不規則に動いているのが、さらに気持ち悪い。

 目の前の見た目は清楚な女の子が素手でこれを持っているという事実に、ギルドマスターも冒険者たちも脳がストライキを起こしかけた。

 そこを狙って、ユリエルはわざとらしく言う。

「あらあら、汚れちゃった……でも、ギルドの水道は使ったらダメですよね?」

「あ、当たり前だ!!今すぐ出ていけーっ!!」

 ギルドマスターが錯乱している間に、ユリエルはゆったりと出口に歩いていった。


 と、そこに顔見知りの冒険者が帰って来た。

 セミロングの栗色の髪に、真っ赤なキャミソールに軽鎧という露出の多い恰好。数人の男に囲まれ、きゃいきゃいと笑っている。

(アイーダ!!)

 ついさっきの、インボウスの言葉が頭の中に蘇る。謂れなき邪淫の罪、恨むなら尻軽なアイーダを恨めと。

 いつも男にモテているアイーダ。

 幼い家族を養うためとはいえ、多くの男と関係を持っているアイーダ。

 ちょっと前、アイーダのつてで自分にも男を紹介してもらえないかと頼んでみたことがあった。もしかして、それが脚色されて……。

 そのアイーダが、ふっとユリエルの方を見た。

「あれ、どしたの、そんな顔して~?」

「……心当たり、あるんじゃない?」

 ユリエルがそう言ってみても、アイーダはきょとんとしている。もう少し問いただしたいが、その時間がユリエルにはない。

「……許さないから!」

 ユリエルはすれ違いざまに低く呟いて、足早にギルドを出た。


 アイーダは一瞬ビクリとしたが、気まずそうに頭をかいて呟いた。

「あーあ……この前合コン断ったの、そんなに怒ってんのかなー?」

 しかしそんな思考はアイーダの中で、すぐ今晩の男のことに押しのけられて消えていった。

 作者の非モテエピソード

・イモムシ、毛虫系を怖がらず愛でる、指に乗せる

・Gを怖がらず、素手で潰せる

 生活の役に立つなら男は歓迎してくれると信じていた時期がありました(恥)

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― 新着の感想 ―
いや、作者はん、マジか…。 そりゃ、真夏の悪魔Gを倒せるのは高ポイントだけども。素手でやれちまうのも凄いけども。 それが普通にプラス要素と考えるのは、ポジティブってレベルじゃねぇ…。ナチュラルにサ○…
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