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ラッフィング・カリオストロ

再誕歴7704年ジャニュアリー30日。


旧ハートレス領。

旧ハートレス直轄地アメイジングハート。

株式会社アルベド本社の会議室にて株式会社アルベドの主要メンバー。

カロリング、 ツゴモリ、 カリオストロ、 ハネムーン、 チーズが集まっていた。


「・・・・・今回の一件

ラビット大臣の執り成しで我が社には責は無くなった」

「行動したのはマカロニの奴だ、 俺様には関係無いだろう」


チーズの言葉に対し睨みつける一同。


「ネヨーが証言するだろう」

「証言だけで如何にかならんだろう、 俺様は文面には残していなかった」


ツゴモリの追求を躱すチーズ。


「でも幾ら何でも今回のは死に過ぎだろう、 主要な決闘者全員抜けたぞ」

「その辺は心配無いんじゃないかな、 私の配下を何人か寄越すよ」


カリオストロが飄々と言い放つ。


「まぁ決闘者の入れ替えは出来たんだから良いじゃないか」

「我々に疑惑の眼が向けられています

社長(貴方)が社員を邪魔だから排除しようとするのは問題じゃないのですか?」


カロリングが睨みつける。


「・・・マカロニって奴は如何した?」

「行方を晦ましているよ」

(すっぽん)とジョウゲンも行方不明らしいな」

「マカロニとつるんでるって言いたいのか? だとしても問題ねぇよ俺様が居るし」

「だとしてもお咎め無しと言う訳にはいかないだろう」

「その通りだ」

「ふん、 お前等、 俺様が悪いなぁと思っていないと思ってるのか?」

「「「「思っているが?」」」」


何を今更と言う4人。


「あのなぁ、 俺様にも慚愧(ざんき)の念は有るよ※1

本当に申し訳無い事をしたと思ってるよ」



※1:自分の見苦しさや過ちを反省して、心に深く恥じること。



「偽物だなお前!!」


ツゴモリが立ち上がる。


「落ち着けよ、 俺様が今回失態を帳消しにできるモンを持って来た」


そう言って大きな包みを取り出すチーズ。

包みを開くと中には大量の石。


「これは月の石か!?」

「こんなに沢山・・・一体何処で入手した!?」

「お前等忘れてるよ、 VHOでは月の石で研究を進めていたんだ

手下に取りに行かせたら出るわ出るわ、 これで目標達成したんじゃないのか?」

「うむ・・・とりあえず直ぐに試してみよう」

「ちょっと待て」


カリオストロが制止する。


「さっきの話で思い出したがムゴンから君宛にメールが来てたよね?」

「あぁ、 アレね『敵は医者(ドクトル)、 殺される』って奴か・・・」

医者(ドクトル)も一緒だったのか?」

「あぁ、 俺様の勘違いだよ、 医者(ドクトル)を殺しに行った時に

奴が真空の能力を使った、 それは無呼吸(アプニャ)とか言う奴のモノマネだったんだが

俺様は奴の能力を真空の能力だと勘違いしたんだ

それで真空使いを医者(ドクトル)をムゴンが誤認した、 と言う訳だ」

「・・・・・」


カリオストロが真顔で黙る。


「如何した?」

「喋ったのかね? 君は?」

「うん?」

「ムゴンに喋ったのかね!? こんな重要な事を!!」

「落ち着けよ、 既に死んでいるし問題無いだろう」

「そういう問題じゃない!!」

「カリオストロさん、 気持ちは分かりますが落ち着いて下さい」


ツゴモリが制する。


「何れにせよもう目標の石は揃った、 後は起動させるだけ」

「整備が有るんじゃないのか?」

「そうですね」


チーズが立ち上がる。


「お、 おい、 何処に行く?」

「便所」


そう言ってチーズが席を外した。


「もうチーズは要らないのではないか?」


会議室からチーズが外に出た所を見計らって口を開くカリオストロ。


「・・・確かに要らないでしょうが、 倒せる奴は居ないでしょう」


ツゴモリが気まずそうに言う。


「決闘者としては比類なき怪物だ、 しかし奴とて人間

法には従わざるを得ない」

「失脚させる、 と言う事ですか」

「その通り」

「アホらし」


ハネムーンがぽつりと呟く。


「何か意見でも?」

「もう目標の石は揃ったんだから整備して起動させれば良いだけだ

だったらもうチーズを追い落とすとか考える必要はない」

「整備している最中に問題が起こったら困る

整備には甘く見積もって半年はかかる」

「そんなにかかるのですか?」


カロリングが驚く。


「あぁ、 デカいからなぁ・・・仕方ないだろう」

「いずれにせよ、 戦力の大幅ダウンになる、 それは駄目でしょ」


ツゴモリが制止するのだった。


「戦力なら私の手持ちだけで充分です」

「フェザーはどう対処します?」

「奴なら問題有りませんよ」

「問題無い? フェザーの強さは私も知っているが倒せるのか?」


ハネムーンが興味深げに尋ねる。


「えぇ、 全く問題有りませんよ、 寧ろこちらの手駒に出来ます」

「カリオストロさん、 それは幾ら何でも嘘でしょう」

「なぁに、 問題有りませんよ、 早急にフェザーの対処を行いますので見ていてください」


カリオストロは笑った。

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