チャプター7時点での登場人物まとめ:小説家になろう版
ナーロウ
初老の白髪のがっしりしていたガタイの男性。
マポロス商会の営業部長だったが無茶な営業方法から左遷される
人事部の『顧問』と言うお飾りの役職を務めていたが
そこでも問題を起こし解雇される、 離婚回避の為にMr.Xの儲け話に乗った。
しかし何者かに稼いだ金を奪われ呆然自失、 発狂。
今も白い部屋の中で営業に勤しんでいる。
マポポン
中年の桃と赤の中間の髪色の男。
マポロス商会の二代目商会長でありナーロウを解雇した男。
ナーロウの事は前々から時代遅れのお荷物と思っていたが
一定の評価をしていた、 しかし経営陣に加わり積極的に関わっていく内に
早々に排除するべきと考えを改めていった。
マポロス
曲がった腰の年老いた老人。
先代マポロス商会の商会長でマポポンの父。
仲間達とマポロス商会を立ち上げ発展を続けていたが
ナーロウ以外の仲間達は全て逮捕か死亡しており人間不信気味である。
仕事人間で離婚歴があり、 マポポンは唯一の家族であり
ナーロウ以外では唯一信頼できる人間だったがマポポンが自身とは違い
ナーロウを見限った事で信頼が揺らいでいる。
アルファ・ポリーヌ
くすんだ金髪の毛のおばさん。
ジャンドゥーヤ準侯爵の妻だったが娘に対して過剰な教育と育児放棄を行い
ジャンドゥーヤ準侯爵を虐待したとして裁判にかけられたが
夫の助けによって難を逃れる。
その後娼婦としてブリュッセルの 外側エリアの娼館で生計を立てるも
加齢から解雇され、 Mr.Xの儲け話に乗った。
何故か行方不明になってしまった。
カ・クヨム
栗色の髪をした若い今時の若い男。
せこいが才能が有り保身に長けているが基本的には子悪党。
貴族令嬢との結婚資金を集める為に
商会の運転資金と家の資産、 少し無理をしたが
まだ足りなかった為、 Mr.Xの話に乗る。
必要な資金が集まると即座に逃げ出して事なきを得た
が貴族令嬢が偽物で結婚資金が全て奪われてしまった。
更に今回の一件に対して罪に問われた事を
示談で解決する為に借金まで背負ってしまった。
Mr.X含めて今回の一件の犯人グループの中で最も賢い人物。
ヌラゼ
金髪青眼の青年。
ベルモンド配下の騎士階級貴族で事務仕事を見込まれて街の代官に選ばれた才能ある男。
しかしながらベルモンドにとっては筋は良いと称されながらも
余り満足の行く人選では無かったらしい
代官としての功績を挙げられず悩んでおり様々な事業に手を出しているが
今一つ昇格に繋がらない、 権威に媚て昇格を狙うも逆にベルモンドに叱責される結果を産んだ。
ユ・ナ
初老の禿げた男性。
王都の研究機関リベライズ機構の名誉教授。
生粋の自由主義者で嘗ては王都でリベラル推進の熱弁を振るっていたが
現在では枯れ落ちて田舎に引っ込み名誉教授として
リベラル側のゴーストライターの名義貸しを行って収入を得ている。
今回、 公園が五月蠅いとヌラゼに訴えた結果
ベルモンドに頭を下げさせられると言う屈辱を味わった。
チンピラ
見ただけでチンピラと分かるチンピラ
Mr.Xに雇われたチンピラ。
ヘマをしたが司法取引で釈放されるチンピラ。
念願のカジノで一発逆転を図るチンピラ。
後にボコボコにされたチンピラ状態で発見される。
マーブル子爵
小太りの淡いクリーム色の短髪の男。
バーリィ侯爵の配下だが家を継いだだけで特にこれと言った功績も叱責も無い。
貴族で有る事を除けば凡人と言って良い、 しかし凡人故に将来の不安が有り
資産形成の為に様々な投資を行っておりカジノへの投資もその一環である。
しかし今回の事件の原因が経営側に有る事を知ってカジノへの投資を取り止め
近所の商店や商会への投資を始めたらしい。
ボーダー
脂ぎった髪の毛の薄い中年男性。
嘗ては名ディーラーとしてカジノ・アタリメで従事していたが
加齢により能力が落ちて一線から退きマーブル子爵からの支援を得て
カジノ【マーブル・ボーダー】を設立しオーナーとなる。
だが嘗て荒稼ぎしていた頃の金銭感覚で生活していた為
金欠になり従業員から罰金と称した徴収を行った結果
今回の一件の遠因となったのだった。
後に刑務所送りになったが刑務所内で嘗て自分がディーラーとして借金を追わせて
犯罪に走らせた者達によるリンチにて死亡。
ソレデ・E・ノカ
オレンジの角刈りの5mと言う大男。
決闘者序列10位A級決闘者。
騎士階級貴族で騎士団に参加していたが団体行動が苦手故に
ブラック・シンゲツ・コーポレーションに入社した男。
物質主義者で真面目な男。
見下した相手でも強いと分かれば即座に認識を改める事が出来る。
大剣を扱うが流派は無く我流である、 決め手は無いが読まれる事も無く
堅実な戦い方である、 因みに二つ名が無いのは恥ずかしいから。
フェザーを侮っていたのもフェザーの二つ名をヴァカにしていたからである。
マーマレード
ふわりとしたオレンジに近いツインテールに
貴族か何処かの姫が着る様な高価なドレスを見に纏った美少女。
決闘者序列9位【要塞縛り】S級決闘者。
フェザーと幼馴染で彼と同じく孤児である。
フェザーを深く愛しておりフェザーと添い遂げる為に努力と研鑽を積んでいる。
才能と努力を両立させているがフェザー相手で無ければあまり真面目に決闘をせず
仕事を選び文句を言う不良決闘者、 また自分の力を御し切れているとも言えず
対策もそれなりにされるのでS級だが序列は9位に甘んじている。
ロープにウィルパワーを流して戦う戦術を取り、 更に様々な特殊なロープを準備する。
不完全ながらも因果律操作の個体空間、 神謀り を習得したが
フェザーの言う通り問題点がある為、 改良の余地が有ると現在改造中。
ビター・ガトー
軽薄な感じの貴族のおぼっちゃん。
ゴディバ公爵門閥ビター侯爵の三男坊、 髪型や髪の色を定期的に変える御洒落さん。
親の金で豪遊し、 目上の人間以外には相当うざったい男である。




